第17話 銀世界は、寒かった!

森に、ぽつりぽつりとコテージが建ち並ぶキャンプ場・・・。


我らが一行の他には利用客らしき姿が無い。


当たり前だが、とてもとても静かである。


どこかで木から雪が落ちる音も聞こえる。


コテージの軒に吊された飾り付けが風に揺れて、きぃ~きぃ~と音を鳴らしている。


暖は、暖炉しかない。


薪を燃やせば暖かい。


火が弱まれば、途端に寒くなってくる。


え・・・?


これって、寝てる間はどうするの?


ニャンズ達は・・布団入る?


というか、薪はあっという間に無くなるよね?


まずいよね?


小屋の外はこれでもかと雪が降ってきて、プライベート感が満点・・・。


キャンプ場の管理棟への道程は、もう見えません。


雪の上の樹が目印・・。


えっ、薪どうしよ?


足りんよね?

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