戦国武将同士、いや武芸や格闘技、またはスポーツに関わる人なら必ず考えるであろう疑問に対する回答と言える議題でござる。
すなわち「個人技に関する限りなら武器の特性を理解した上で、自分がベストであると思われる武器をマスターし、ご扱いめされい」ということでありまする。
作中の見所は火縄銃と弓に関する知識、そして一長一短への戦国武将の口を借りた説明が見所と言えましょう。
最後に丸く収めるのはこれまた大名としての役割、徳の一環でございまする。
「個人技」とわざわざ銘を打ち申したのは、実際のいくさ場であれば、飛び道具の類いは技よりもむしろ数が優越すると言えるからでござる。
つまり、すなわち見も蓋もなき事を申せばマネーと人数がある方が勝利を収め、そのような議題であればどちらの武器種別が優れているかは、また別の解答が得られましょう。