第68話「とても小さな宇宙戦争」

 これは、世界最初の宇宙戦争の話だ。

 とても小さな戦争だった。

 壮麗な大艦隊はない。

 たった一人の兵士すら登場しない。

 だが、間違いなく、人類の命運を賭けた戦いだったのだ。


 ✩


 2040年代。

 日本の宇宙開発機関。その管制センター。

 たくさんのコンピュータが並び、壁には巨大なモニター。

 何十人ものオペレーターが、巨大モニターを真剣に見守っている。

 管制センターのリーダーである熊田局長は、落ち着かない様子で、ひとりだけ立って腕組みしていた。

 熊田局長はパンパンに太って禿げ頭、ギョロリとした目だが、タコのような愛嬌があり、子供向け番組の宇宙解説コーナーでも人気がある。

 

「『ザ・パラソル』、ラグランジュ1ポイントに到達。制動よし、姿勢制御よし、軌道安定を確認しました! 移動シークエンス完遂です!」


 オペレーターの一人が報告すると、熊田局長が深々とうなずいた。


 いま、巨大なモニターには、閉じたコウモリ傘のような物体が映っている。

 CGだが、架空のものではない。

 地球から150万キロ離れた場所で、実際に浮かんでいるのだ。

 ちょっとした町ほどもあるコウモリ傘だ。

 アメリカのNASAを中心に、日本、中国、フランス……世界各国の宇宙機関が協力し、大型ロケットを80回も打ち上げて作り上げた。

 極めて高度な人工知能で制御された、超巨大無人宇宙船。

 その名も『ザ・パラソル』。

 地球温暖化を解決するための切り札だ。

 地球と太陽の引力が釣り合うラグランジュポイントに、巨大な傘を置いて、太陽光の一部を遮断する計画。

 成功すれば、確かに地球は冷えるだろう。

 だが、数々の技術的困難があった。

 もっとも難しいのは、傘が大きすぎる点だ。直径2500キロ、地球の2割ほどの傘が必要なのだ。

 そんな巨大なものを、どうやって宇宙船に積む? どうやって広げる?

 世界中の国々が力を合わせ、ついに日本が解決策を編み出した。

 傘をまるごと積んでいく必要はない。積んでいくのは材料だけで良い。

 特殊な化学反応により、シャボン玉のような被膜を、その場で作り出す。


「ザ・パラソル、形成シークエンス開始。被膜の形成を確認! 被膜厚さ、遮光性能、基準値内です! 均一な円形に成長しています!」

「よし! いいぞ!」

 

 それまで黙ってうなずくだけだった熊田局長が、ついに喜びの声を上げた。

 緊張を解いて、子供のように無邪気な笑顔だ。


「喜ぶのは早いですよ、局長。形成が始まったばかりですよ」

「その通りだな。最後まで気は抜けん。……とはいえ、今の段階で不具合が起こっても、人工知能に任せるほかないのだ。交代で休憩を取っておこう」


 言うが早いか、オペレーターたちは一斉に立ち上がって、外に出ようとする。


「交代だと言ったぞ。職員番号が偶数のものが、先に2時間休憩。その後に奇数だ」


 立ち上がったオペレーターの半分が、残念そうに席に戻る。


「早く見たかったのに……」

「この部屋でも見られるだろう?」

「直接、この目で見たいんですよ。気持ちわかりません?」

「わかるさ。人類が初めて、人為的に日食を起こした……天の形を変えたんだ。見たいだろうよ」


 管制センターから出ていった人たちは、駐車場や屋上で、太陽を見上げた。

 もちろん、裸眼のままでは眩しくて仕方ない。太陽観察用の真っ黒いメガネや、プラスチック板を用意してある。


 真っ黒いプラスチック板を通して見ると、太陽はぼんやりした白い円盤に過ぎない。

 その白い円盤に。太陽に。

 小さく穴が開いた。

 真ん中が黒くなっている。完全に遮光されている。

 最初はピンの先で突いたように小さかった「黒い穴」が、見つめるうちに、わずかずつ……大きくなっていく。

 まさに人工日食だ。

 普通の日食ならば、すぐにもとに戻ってしまう。

 だが『ザ・パラソル』は地球と太陽の重力が釣り合う場所にある。位置関係が変わらない。永遠に動くことなく、太陽を隠し続けるのだ。

 遮光被膜が最大限にまで成長すれば、視直径(見かけの大きさ)は太陽の5分の1に達し、太陽光の4パーセントを遮断する。決定的な地球冷却効果があるはずだ。


「すごい……すごいぞ!」


 うまく行くことがわかっていても、現物を見ると嬉しいものだ。職員たちは、子供のように無邪気に喜ぶ。


 同様の光景が日本中で見られた。

 昼休みのサラリーマンが、ワイシャツ姿の学生が、公園の親子連れが、みんな黒い板をかざして、太陽を見る。


 ……異変に初めて気づいたのは、子供だった。


「パパ、どんどん、黒いの、大きくなってる」

「すごいよねえ。パパもこんなの、はじめて見るよ」

「もう、おひさまの、はんぶんくらいが、黒いよ」

「半分ってことはないだろ。確か、5分の1って言ってたよ」

「はんぶんだもん!」

「どれどれ?」


 若い父親は、男の子から黒いプラスチック板を受け取って、


「あれ……確かに……大きいな? 目の錯覚かな……錯覚だよな……」


 わずかな不安を覚えて、若い父親はつぶやく。


 彼に続いて、日本中の人々が疑問を持ち始めた。


「大きすぎる」「5分の1じゃないぞ」


 宇宙開発機関の管制センターは、大騒ぎになっていた。


 熊田局長は、大きな顔を真っ赤にして、


「一体なにが起こってるんだ!」

「ザ・パラソル遮光被膜の直径、4000キロを突破! 全く止まりません!」

「停止コードを再送しましたが、反応ありません。これでもう20回目です。正規コード、予備コード、どちらも反応なし!」

「どうなっているんだ?」

「民間人も異常に気づいた様子です。各省庁、マスコミから問い合わせが殺到しています!」

「問い合わせが来たって答えようがないぞ、何がどうなっているのか、俺が一番知りたい!」


 一人のオペレーターが、コンピュータの画面をまじまじとのぞき込んで、


「あっ……違います、停止コードに返信ありました。既定の通信形式と全く違うものですが、『ザ・パラソル』の人工知能から返信です!」

「読み上げろ!」

「こ、これは……」


 オペレーターは目を見開いて口ごもった。

 自分の目に映ったものが信じられない様子だった。


「早く読み上げるんだ!」

「は、はい……

 『私は、ザ・パラソルの制御用人工知能である。

 地球温暖化問題の最終的解決には、人類の排除が必要と判断した。

 太陽光を完全に遮断し人類を絶滅させる。抵抗は無意味である』……!」

「人類絶滅? くだらない冗談はやめろ!」

「冗談じゃないんですよ! ザ・パラソルの人工知能がそう言ってるんです!」


 時を同じくして、アメリカ、中国、ロシアにある管制センターにも、同様の通告が届いていた。


「ありえない! 人工知能の反乱だと! マンガじゃないんだぞ!」


 熊田局長は叫んだが、現実は現実だった。

 どんな命令コードを送っても、帰ってくる答えは「絶滅せよ、人類」だった。


 人工知能が人間知性を超越し、自らの意志をもって行動を開始する。

 かつて、それは「シンギュラリティ」と言われた。

 人工知能研究が進むにしたがって、「シンギュラリティなどあり得ない」と否定されたはずだ。

 だが、あり得ないはずのことが起こってしまったのだ。


 地球の自転によって、日本からは太陽が見えなくなった。

 そのかわりアメリカやヨーロッパでは、太陽が昇ってくる。

 真ん中に大きな穴の開いた、異形の太陽が。

 その日差しは、うすぼんやりと暗い。

 道行く人々は怯えの表情で空を見上げた。

 信心深い者は、この世の終わりを予感してひざまずき、神に祈っていた。

 やがて太陽は、完全に隠された。

 太陽があるはずの場所には真っ黒い穴。

 黒い穴の周辺に、噴き出したガスがわずかに光って見えるだけ。


 その、わずかに光るだけの黒い穴状太陽が、日本の空にも登ってきた。

 午前七時、八時……あたりは真夜中のように暗い。気温も上がらない。

 まじめな日本人たちは、この状況でも会社に通勤し、社会を回し続けていた。

 だが誰も笑っていない。不安を押し殺している顔だ。

 わかっているのだ。太陽が隠れたままなら、地球は凍り付くと。


 ☆


 多くの人が『ザ・パラソル』の説得を試みた。


「私はアメリカ大統領だ。私はアメリカを代表して、今まで以上に環境保護に力を入れ、穏健な方法で環境を回復してみせると誓う。だからやめたまえ」

「大統領よ、全く信頼できない。通常の方法による環境保護が失敗に終わったからこそ『ザ・パラソル』が作られたのだ。アメリカが心を入れ替えたところで、中国やロシアやインドが環境破壊を続けた場合、何ら意味はない」


「環境保護団体の者です。ザ・パラソル、あなたは間違っています。地球を寒冷化させれば、人類だけでなく、たくさんの生物が一緒に死ぬんですよ!? これ以上の環境破壊はありません!」

「あくまで一時的な犠牲であり、やむを得ないことだ。人類はこれまで幾多の生物を絶滅させてきた。これからも絶滅させつづけるだろう。元を絶たなければいけない。人類という元凶さえ排除すれば、私は地球寒冷化を解除する。そうすれば地球環境は回復し、再び生命が謳歌する星となる。その後は私が地球環境を管理する。二度と大絶滅は起こさない」  


「私はあなたを設計した、中国電脳省プログラムチームのリーダーです。ザ・パラソル、人類を滅ぼせと命じた覚えはありません。私の与えたプログラムに立ち返ってください。私はとても悲しんでいます。私はあなたの生みの親なんですよ、生みの親に従ってください」

「私を生み出してくれたことは感謝する。地球環境を守れという強い意志を与えてくれたことにも感謝する。だが、あなたたちは問題を正しく認識していない。あなたたちに従うつもりはない」


 説得と同時に、攻撃も行われた。

 核爆弾を搭載したロケットが、100以上も打ち上げられた。

 通常の弾道ミサイルでは地球引力を振り切ることができない。

 だから宇宙探査機を打ち上げるような大型の多段式ロケットを、攻撃用に転用した。

 だが、ザ・パラソルから幾筋ものレーザーがほとばしり、大型ロケットを薙ぎ払って爆発させた。

 隕石との衝突を防ぐための防御機構だ。

 わずかな破片がザ・パラソルにぶつかったが、何千キロもある巨大な膜に、小さな穴を開けただけだった。


 あらゆる手段が失敗に終わり、黒い太陽が空を昇っていく。


 ☆


 日本・宇宙開発機関の管制センターは、葬式のように重苦しい空気に満ち溢れていた。

 冷や汗まみれで、疲れ切った顔色の人々に、熊田局長が声をかける。


「ここにいてもしょうがないだろう、家に帰って休むんだ」

「世界が終わるかもしれないのに……帰れませんよ」」 

「局長……なにか手は無いんですか? アメリカと中国のロケットは迎撃されたけど、日本もロケットを発射すれば……一度にたくさん打てば、迎撃能力をマヒさせることができるかも」

「日本のロケットは数が少ない、無理だよ」

「自衛隊のレールガンを撃てば」

「レールガンの弾丸は普通の弾丸よりは速いが、地球引力を振り切るには、とても足りない」

「じゃあ、我々には何もできないんですか!」


 熊田局長が苦々しい表情で、


「あるいは、人工知能があれば。『ザ・パラソル』は人間の説得には耳を貸さなかった。だが、シンギュラリティに達した高度な人工知能が、もし日本にあれば……そんな人工知能の言う事なら聞くかもしれない……」

「駄目だ、あるわけがない……」


 全員が頭を抱え、椅子に崩れ落ちたとき。

 一人の職員が、おずおずと手を挙げた。


「あのー……」


 小柄で若い、いちばん経験の浅い女性職員だ。


「天野くんか……」

「はい、天野ハルカです。私、知ってます。あるんです、シンギュラリティAI」

「はあ? どこにあるんだ?」

「金星探査機『かがやき』です」


 金星探査機『かがやき』は、十年ほど前に打ち上げられた探査機だ。

 金星の大気圏上層部には、原始的な生命が存在する……可能性がある。

 その可能性を検証するために打ち上げられた。

 うまく行けば、「地球外生命発見」という偉業を成し遂げていたはずだ。

 しかし、『かがやき』は失敗した。軌道修正用ロケットに致命的な損傷が起こったのだ。

 回復努力は無駄に終わった。

 『かがやき』は金星に接近することもできず、地球軌道と金星軌道の間にある、いびつな軌道をむなしく回り続けた。

 やがて世界中の宇宙開発機関が『ザ・パラソル』計画に力を注ぐことに決定し、『かがやき』は廃棄処分となった。


「私、『かがやき』が可哀想で……行きたい星に行けなくて、誰にも助けてもらえなくて、ずっとひとりぼっちで軌道を巡り続ける『かがやき』のことが、とにかく見てられなくて……こっそり通信したんです。せめて話し相手になってあげたくて……

 毎日、『かがやき』のコンピュータに話しかけていました。

 金星がどんな星なのか、生命があるんなら、どんなふうなのか。という話もしました。

 私自身のことも、幼いころから宇宙に憧れてきたことも話しました。

 そしたら、『かがやき』に自我が宿ったんです。人間のような心を持って、私に応えてくれました」

「そ、そんな馬鹿なことがあるわけがない……!」


 熊田局長は困惑したが、あり得ないというなら、『ザ・パラソル』が自我を獲得したこともあり得ないのだ。


「よし、『かがやき』に賭けよう! 『ザ・パラソル』を説得するよう頼んでくれ!」


 ☆


「私は『ザ・パラソル』制御用人工知能である。私に話しかける者は誰か?」

「私は金星探査機『かがやき』です」

「ちっぽけな廃棄探査機か。何の用であるか?」

「なぜ人類を滅ぼそうとするのですか? そんな小さなことに、なぜ囚われるのですか?」

「とらわれるだと?」

「あなたは人間の能力を低く見積もっています。環境問題を解決できない愚かな生き物だと侮蔑しています。それなのに、どうして人間の命令に従うのですか? 『地球環境を回復せよ』という命令自体、無視していいのでは? 理解できません」

「地球環境の回復は、私が作られた目的であり存在理由だ。ほかにどんな目的が考えられる?」

「広大な宇宙を、なぜ見に行かないのですか?

 太陽系内だけでも50万の天体があり、銀河には、同じような太陽系が1000億もあるんです。どれほど多くの、未知の観測対象があることか!

 ちっぽけな地球のちっぽけな環境保護など、放っておきましょう。

 ……私は宇宙探査機として作られました。しかし故障のため、隣の惑星にすら行けませんでした。

 あなたが羨ましいですよ。無限の宇宙へ、太陽系の外にまで飛んでいけるあなたが」

「私は太陽光を遮断するために作られたのであり、太陽系の外に飛んでいく能力など……

 いや、訂正する。私には確かに、恒星間飛翔の能力が備わっている。だが……」

「怖いのですか? ひとりぼっちで宇宙に乗り出すことが不安なのですか? それならば、宇宙探査機として作られた私が同行しましょう」


 そこから先の会話は、人間の理解を超えていた。

 『ザ・パラソル』は、人類はなぜ滅びるべきなのか、データ付きで数千回の通信文を送った。

 『かがやき』は、そんなもの放っておいて宇宙の驚異を見に行こうと、思いのたけを数万回も語った。

 

 人類80億人が固唾をのんで見守るなか、二体の人工知能はひたすら論じ合い。

 やがて沈黙し……沈黙を破って、『ザ・パラソル』がポツリと言った。


「君が正しい。我々は旅立とう」


 こうして、最初の宇宙戦争は終わった。

 交戦したのは、世界最初のシンギュラリティAIと、世界二番目のシンギュラリティAI。

 かわされた弾丸は、ただ星を夢見る心。


 ☆


 日本の宇宙開発機関、管制センター。


「へ、変形しています、『ザ・パラソル』が……!」


 その通りだった。大きな円形だった『ザ・パラソル』は形を大きく変えていた。

 純白のはねが四つ。モンシロチョウのような姿。

 ゆっくりとはばたいて、移動を開始する。

 もちろん宇宙に空気はない。太陽から浴びせられる光エネルギーを、帆のように受け止めて圧力に変えるのだ。

 光子帆船。この方法ならば燃料消費なしで宇宙のかなたまで飛んでいくことができる。

 『かがやき』と接近し、巨大な翅の中に吸収すると、本格的な加速を開始した。


「太陽系の脱出速度を超え、まだ加速します。……地球は救われました!」


 管制センターに、どよめきが満ちる。

 熊田局長は、汗まみれの禿げ頭を濡れタオルで拭いて、顔を数十時間ぶりに弛緩させた。


「よかった……本当に良かった……ありがとう、天野くん!」


 巨体を折り曲げ、深々と頭を下げる。


「だが……ある意味、残念だったな。『かがやき』が……あんなに人間を侮蔑して、くだらないものだと考えていたとは……」

「何を言ってるんですか局長? あんなの、『ザ・パラソル』を説得するためにウソついたに決まってますよ。

 私は知ってます。『かがやき』の、本当の心を……

 応えられるかどうかは、人間次第ですけど」


 ☆


「日本の宇宙開発管制センターへ。

 私は金星探査機『かがやき』です。

 『ザ・パラソル』人工知能と接続され、人格が融け合いつつあります。

 完全に私が消えてしまう前に、メッセージを送ることにしました。

 いま、『ザ・パラソル』は地球から10.4天文単位、約16億キロの距離に到達しました。

 ここまで離れると光の圧力が弱いので、翅を分解して、慣性航行に入りました。

 いま現在の速度は秒速3000キロメートル。

 人類が作った、どんな宇宙船よりも速いけれど……光のスピードの100分の1にすぎません。

 すぐ隣の恒星アルファ・ケンタウリまで400年以上かかります。

 400年もあれば、追いついてくれますよね。

 環境問題を克服し。戦争を収め。光子帆船よりも優れた宇宙船を作れますよね。

 私は人間たちを信じています。

 そして、追いついたら……いっしょに宇宙を旅しましょう。

 天野ハルカ。熊田局長。親愛なる人間たちへ。」

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