第18話 エビス級登場 急

「・・・・・・皆さん、一緒に美味しいタラバサンドを作りましょう♪」

セイロンの通信に全員が同意した。


敵のエビス級は、なにやら島の中心に留まり動きを止めている。


タラバサンド作戦、相手が再生しようが包囲して攻撃を絶やさず叩き潰す。

「料理がまずいイギリス系にしては上出来ですわね。」


グレンダが呟く、グレンダは名はイギリス名だが家系はドイツ系である。

「ジャガイモちゃんは、最近赤くなったみたいね♪」

セイロンは涼しげにグレンダをからかう。


「誰がジャガイモですか、タンニン中毒!!」

グレンダがムキーと反論する。


「女子のケンカはようわからんの。」

やり取りを聞いていて虎太郎が呟く。


「ケンカじゃないわ、私達仲良しよ♪ ジャガイモちゃんを大事にしてね♪」

セイロンが虎太郎に言う、ちなみに通信はオープンで全員が聞いている。


「戦場であっても、仲良きことは美しきかな♪」

カンテレ隊の隊長、ヘイヘが機体内でカンテレを弾きささやく。


「作戦が終わったら、皆でパーティーしよう♪」

アロハ隊のモアナの提案にピロシキ隊のアナスタシアが

「良いわね♪盛大にやりましょう♪」

と同意する。


「よ~~~~し、貴様ら緊張も恐怖も薄れたな!!奴を叩くぞ!!」

ロジャーが締めて、アプリコットの機体はアンの機体が修理に

取り掛かり28体の戦人によるタラバサンド作戦が始まった。





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る