第10話 新富士樹海チュートリアル戦 後編
着地に成功したダイダラ小隊、だが樹海からヒルコ獣がさらに出てくる。
「おお~、首手柄が出てきよった♪」
虎太郎が喜び、熊型のヒルコ獣と取っ組み合う。
まるで金太郎の昔話のように格闘し、熊型のヒルコ獣を押し倒してから
重量で押しつぶして撃破する。
「虎太郎、何をしてますの!!」
グレンダは、幼子を心配する母のように叫びつつ沸いてくる虫型のヒルコ獣を
ライフルで落ち落としていく。
「行くっよおおおおおおっ、竜巻の太刀!!」
エドは、刀を振るい竜巻のように回転して敵の群れを切っていく。
「せい!!破ぁ!!」
ラナは、機体の両手に棘鉄球付きのヌンチャクを持って撃破していく。
アンは、機体を宙に浮かせて戦場のチェック。
「グレンダ、虎太郎君を援護して!!エドも、突出しすぎないで!!」
コクピット内のレーダーを見ながら指示を出していく。
ダイダラの砲撃で撃破した虫型の分も含め、千匹ほどのヒルコ獣を
撃破した所でヒルコ獣達は姿を消した。
ダイダラから各機に
「ダイダラより全機へ状況終了につき、帰艦せよ。」
と、ヘルマンが指示を出す。
「俺はまだやれっど?」
虎太郎は言うが
「・・・・・・虎太郎、帰りますわよ?」
グレンダからの通信に従い、渋々とダイダラへと仲間達と帰っていくのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます