世界樹は今日も佇んで(1次あとがき)

 全47話となりました「世界樹の市場」、ご覧いただきありがとうございました。

 2020/5/3に「世界樹に生きる者たち(「紅と青」完結)」投稿し、最終修正前の地点では以下のような物語となりました。


投稿期間 : 2016/11/27 ~ 2020/5/3(1254日/3.43年)

全47話(備忘録、あとがき除く)、276400文字(平均5880.85文字)

紅と青編 19話/120214文字(43.4%)

三人の王編 9話/46765文字(16.9%)

暗がりの洞窟編 9話/51061文字(18.4%)

石飛堂編 10話/60360文字(21.8%)


 紅と青だけでも長編として扱うことはできますね。

 他の編が圧倒的に少ないのは、「(承前)密漬け果実はデザートに」の後に「三人の王編」以降を描き始めたためですね。その時点で7話の差がありますし、紅と青編の最終2話は他とはみ出る形で書いたため、10話前後の差があります。

 作成当初は、同居するラクリとリエードの日々を描いていく予定だったのですが、色々と考えているうちに、3人の王様、テレア組、ギル組の編ができていました。それぞれでこの世界を深堀できればいいなぁ、と考えていましたが、少し雑になってしまったような予感がします。各章の反省や、キャラ設定など「私はただ、歩けるだけ」の「[設定]エピソードエンディング(市場・●編n)をご覧くださいませ。

 そのあたりは実際に読んでいただき、この世界を思い描いていただくとして……。


 さて、月日と文字数的には長編に分類されることでしょうが、実際のところ、4年をかけて36万文字を書き上げた「妖魔千機会物語」があるため、やり切った感は少ないといえば、少ないです。

 まぁ、エターなりやすい条件の1つである、「複数のことを並行してやろうとする」を打開して完結を勝ち取った、と考えると、それはそれで誇らしいですね。妖魔の完結から暇の七日までに、多くの完結しない物語もありましたからね……。

 ぜひ、読破していただきたいです。してくださいっ。

 Web読みに適さない文体ではありますが、初めから最後まで読んでいただけると作者であるラクリエードさんは悶え死にます。そこに感想という燃料を投下していただけると一年は燃え続けることができます。にやにやしながら次回の物語にも気合いを入れることができます。


 次に、これから活動について。

 「私はただ、歩けるだけ」でも触れましたが、これからしばらくは以下のことを実施していきます。

・本作品の部分修正

・「兼ねてから書きたいと思っていた市場の短編」の投稿

・次回の長編予定である「魔王討伐」というお話の構想を練り、書く

 もしまた、気が向きましたら、ご一読いただけると幸いです。

 もちろん「私はただ、歩けるだけ」はこれからも毎日更新予定です。もしよろしければ、私の毎日の妄想や雑記にお付き合いくださいませ。


 ラクリさん、リエ君、フェリ、カル、グレイズ様、テレア様、テラー、テル、ギル、シェーシャ。

 今日まで、ありがとうございました。

 また会おう。君たちが笑える日々を、待っていて。

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