ランチの時にそれは起こった。

献立は豚カツと海老フライ。

意気揚々とソースの袋を開けようとし……爆発した、

納豆のタレによくある、あの現象である。

白いシャツやGパンに容赦なく降り注ぐソースの雨。

ぎゃあ、と言い出しそうな自分の口を塞ぎ、努めて、冷静に振る舞った。

シャツを水洗いし、しみにならないようにした後、ランドリーカードを使い洗濯機を回す

ちなりにランドリーカードは有料。洗濯には150円、乾燥には100円かかる。

痛い出費になってしまった。

ばかばかばか。真世のばかー！

周りには「こんなことになっても冷静な立ち回り、流石だわ」と思われたっぽいが、自分的には冷や冷やの事件だった。

皆さま、衣服にシミが付くかどうかは時間との勝負ですよ。

水溶性のシミなら水洗いすればなんとかなります。

そして、すぐに漂白洗濯洗剤を投入するのです。

油よごれは当て布をして、染み抜きを使いましょう。

肝を冷やしました。

ちなみにこの日のメニュー、ランチが豚カツと海老フライなのに夕食もポークソテー。

……豚肉、安かったのかな？

そんなことを思う真世であった。

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