第5話秘密



「ったくあぶねえところを助けてやったのになんでそんなに暗ーい感じなんだよ」

今から大事な話をするからだろうが


「はいはい」

少しは俺が話しやすい態度をとれよ


およそ3年前だ

魔法石は1つの所に集まっていた

その集まっていたところ…

ここの森の最深部にある台にな


だが魔法石の与える能力に目がくらみ魔法石を盗んだやつがいた

それがⅹ


魔法石には見張りがいたのだがⅹはみな殺しにした

俺も見張りをやっていたのだが、カメレオンの能力で逃げた


だが…

みんなが…


俺は…俺は逃げたんだ…


「へー、じゃあ、集めようぜ魔法石」


なんか軽くねえか?


ここまでお気楽な奴でもまぁいいと思えてくるな


「どうしたー、探しに行くぞー」


待て!

ここの森はⅹがいて危険だ

場所を移そう


「ここ、森以外のフィールドあんの!?」


当たり前だろうが


瞬間移動だ

行くぞ





「ここは…」


海だろ

見てわからんか?


「わかってるよ!うっせーな!」


ここは砂浜のバグに海のバグ

いろんなバグがうじゃうじゃいる

森より危険だぞ


「出てきたら倒すまでだ!!」


お前のその自信はどこがどうしたら生まれるんだ

「根拠のない自信と言わせていただこう!!」


呆れるな本当に


「うるせぇ!!!」


「ところでカメレオンって心が読めるのか?」

それは俺と一緒に働いていた実の兄の能力だった


俺が逃げるときに魔法石をくれたんだ


「マジもんのアニメ設定だな」

こっちは真面目に話してんだけど!?!?


「ああ、悪い悪い」


チッ

なんなんだよこいつ無神経すぎるだろ




とりあえずはフィールドサーチからだな

気を引き締めていくぞ


「OK、OK」


なにか失敗しそうな予感がするのだが

とりあえず行くぞ!


2時間半経過

倒したバグ2体


「おかしいだろこれ」

「森より危険じゃなかったのかよ」


俺に言われても困る


ドッカー――――――ン!!!!!!


俺らのすぐ後ろで爆発が…

「!?!?」

テンパるまえに考えろよ


「まさかの見えないバグ!?」


その可能性は高いな…


「あぶねえ!!!」

「どうするこいつ!!」


でもバグが出すやつだったらもう少し弱い気がするんだが…


強力になってるのか!?

まさかニュータイプ!?


まわりに滅多打ちするしかなさそうだな…


いけるか竜?


「ああ、全然OKだぜ!」


いっけーーーーー!!!!!!!





まわりには…

いない!?


「当たらないな…」



あっ!


上だ!!

「上~!?」



「見つけた!あれだな!」


撃て~~!!



「当たった!!」

気を付けろ!降りてくる


バグ…

人!?



「アリア!?こいつら人だぞ!?」

「え?」


「うわっ急に女の子が出てきた!」


アリアちゃん?


「イリちゃん!?」


「お前ら知り合い!?」


「話が全くわからねぇよ!?おいアリア!」

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