魔王パズズ
酒呑童子には断られ、鬼神を背負う人間には相手にもされず、かと言って自分達の力では全く及ばず…
儂等はまさしく途方に暮れていた。
九尾様が自力で脱出する事を祈るしかないのか…
何処をどう彷徨ったか解らぬが、儂等はいつの間にか港に居て潮風に当たっていた。
──ふん、人間共の貨物船が沢山居るわ
大きな鉄の船に大量に置かれている木材。自国で山や森を切り倒し、儂等の棲む場所を追っておきながら、他国からまで木を買っているという人間…
まこと腹立たしい
──木だけではないか。食い物まで外国から取り寄せておるな…人間ばかり増えても仕方なかろうて
だから九尾様が人間世界を転覆する必要があるのだ。これは淘汰と言っても過言ではない。
外国から食い物や住む家を買ってまで生き長らえる人間共を、必要最低限まで減らす。
本来、神がやらねばならぬ事を、儂等が代わりにやってやるだけなのだ。
──見てみい。食い物や家だけじゃない、病まで外国から持ち込んでおるわ。全く愚かよな
貨物船から降りてくる外国の人間達の中には、様々な病気にかかっている人間もいた。
伝染病も患っておる奴もいる。
結核?いや…巷で騒がれていたインフルエンザとか何とか…正に現代の疫病だ。
──おい…何かおかしくないか…
鎌鼬の毛が逆立っている。
一つ目入道が、その大きな瞳を零れ落ちんばかりに凝視に充てていた。
──外国の妖が混じっておるぞ!!
確かに微量ながら妖気を感じるが………
微量?いや、違う…!!大気に霧散している妖気は船からでは無い!!
言うなれば、そやつの一部が船乗ってやって来たと言う所だ!!
──何か不味い!!依代か何かいる筈だ!!捜すぞ!!
儂等はその船に侵入し、おかしな気配の正体を探ろうとした。
──う!
思わず声が漏れる。
船に乗っている人間全てが、あの現代の疫病に感染していたのだ。
──これは酷いな…直ぐに命に関わる訳でもないが…
念の為に他の船も調べてみた。
──あの船も全員感染しとる…
──俺が調べた船もじゃ!!
──しかし…これ程の病を持ち込める妖とは…依代らしき者も居らなんだ…
強いて言えば、大気そのものが依代…船はそれを持ち込んだだけに過ぎない様子…
──ほぉ?こんな小さな島国にも、貴様等みたいな魔物が居るのか?
不意に大気から響く声に身構える儂等!!
緊張が高まる。
鎌鼬の毛が全て総毛立ち、一つ目入道の汗が尋常じゃない程に流れ落ち、儂も震えが止まらなくなっている。
──そう身構えるなよ!!貴様等も人を滅ぼしたいと欲する魔物だろう!!ガハハハハハハハハハハハハハ!!!
大気の気配が形を作る。儂等の目にも解るように。
──何者じゃ貴様…!?
奮い立って団扇をそやつに向けた.。しかし震えは治まるどころか激しくなってくる。
この妖気…全盛期の九尾様に勝るとも劣らず…!!
少なくとも、それ程の妖気を発する者を、九尾様以外には儂は知らなかった。
──俺の事より貴様等、この地の魔物じゃないな?この地の匂いがまるでしない。この地を脅かしに来た訳でも無さそうな…それに何やら困っていた様子。話せよ?
儂等を遥か高みから見下ろすように問う。
異国の妖に話す必要など全くないが、儂等はこやつに恐れを抱いてしまった。
全く関係のないそやつに、儂等は全てを話してしまった。
──ガハハハハ!!たかが人間に自由を奪われるとは、貴様等の大将も大した奴じゃねぇなぁ!!
そやつは愉快そうに高笑いし、儂等を侮蔑の目で見ているようだった。
──九尾様を侮辱するのは許さぬぞ!!
儂等は武器をそやつに向ける。
そやつは一瞥して、嫌らしい笑みを浮かべる。
──無理すんなよ?震えているぜ?しかし白面金毛九尾狐と言えば、俺の耳にも噂は入っている魔物…伝わってくる噂は誇大評価なのか?
そやつは腕を組み、首を傾げ何やら考えている。
暫し時が経ち、何やら思い付いたように、バンと手を叩いた。
──よかろう!!どうせこの国全て回る予定だったからな!貴様等の主を救出する助けをしてやろう!!
儂等は互いに顔を見合わせた。何を言っているのか理解が出来ないからだ。
そやつは相変わらず嫌らしい笑みを儂等に向けながら、愉快そうに言う。
──この国最強の獣の王にも会ってみたい。まぁ、単純な好奇心よ。貴様等が案じる必要は無いわ。ガハハハハ!!
九尾様に、この国で暴れる許しを得ようと言うのか?それとも別の目的があるのか?
──そ、それはかたじけない!!お主が力を貸してくれたら百人力よ!!
一つ目入道が露骨に安堵した表情を作り、そやつに笑いながら近寄って行った。
儂は慌てて止めようとしたが、今後は鎌鼬が話を纏めてしまったではないか!!
──では、すまぬが、早速一緒に来て貰えぬか?
あまりにも軽率過ぎる!!叱咤の意味を含んで言う。
──貴様等!!気は確かか?儂等はこやつの名も知らぬのだぞ!!
得体の知れぬ者の力を借りる訳にはいかぬ。
そやつはいきなり高笑いしながら儂を見た。
──ガハハハハハハハ!!これは失礼。俺はパズズ。希望通り名乗った。九尾狐に辿り着く道中、宜しく頼むぜ!!ガハハハハハハハハハハハハハ!!
名乗った上に宜しくと言われたのならば、無碍にする訳にはいかぬ……
高笑いをしているパズズなる者を、一つ目入道や鎌鼬は頼もしく思っているようだが、儂は不吉な予感がしてたまらなかった…
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
妾の百鬼夜行が退いてから5日が経った。
未だに九尾には戻れぬが、この姿でいるのも随分慣れた。
九尾や玉諏佐に化けていなければ、常に不安、というか、何かしっくりと来なかったが、今は依代の姿でも平気…というか、平気になるしかない。
この家には、高度な術を使う女と、何故か海にいる筈の海神がいる訳だが、この3日で奴等との距離が随分と縮まったような気がする。
本来は奴等に仇なす妖の妾が、敵中にいても馴染んで来ているのは、紛れもなく、妾を連れて来たあの男の存在だろう。
あの男が妾に何かする度に女に怒られ、海神には同情されと、あの男を介して妾達は溝を埋めていったのだ。
そしてあの男は、今は別の理由で妾と女に怒られている。
──貴様!!散歩じゃ!!妾を散歩に連れて行かんか!!
妾は朝食を終えた後、椅子にてゴロンと横たわっているあの男に、リードと呼ばれる紐を咥えて前脚でガリガリ引っ掻いていた。
「あ~…神崎~、タマが散歩だってよ~」
男は妾をチラリと見た後に、女に代わりをやらせようとし、女を呼んだ。
「北嶋さん!!あなたが連れて来たんでしょ!!昨日から私が代わりに散歩させているよ!!ご飯の準備も私に任せているし!!」
女が腰に手を当てて、男を鋭い眼光で睨み付けながら叱った。
「仕方ないだろ。頭痛するんだからさ~」
そう言いながら、男は寝そべる事をやめずに、煎餅をパリパリと食いながらテレビを見ていた。
──貴様!!連れて来た責務を果たさんか!!運動不足で太ってしまうであろうが!!
妾は男の足をガシガシと咬む。
「ほら、散歩行きたいってさ。俺は頭痛するからさ~」
「嘘言いなさい!!飽きたんでしょうが!!あんなに可愛がっていたのに!!」
「勿論可愛いに決まっているだろ!!ただ面倒臭いだけだ!!」
男が開き直って胸を張る。妾と女は口をあんぐりと開けて呆けてしまう程、実に清々しい開き直りだった。
「…いっつも連れて来るのは北嶋さん…後の世話は私…あれ?これって?」
女が何か思い当たる節があると言った体で首を傾げた。
「世の中のお母さんは、子供が拾ってきた生き物を結局は自分で面倒見るんだよ。よっ!お母さんっ!」
男が拍手すると同時に、女の拳が男の鼻っ柱にぶち当たり、鼻血を噴出する。
妾がここへ来てから、見ていない日が無い光景だ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
北嶋さんを殴った後、九尾狐にリードを付けて散歩に出た。
北嶋さんの御札で九尾狐の力を封じ込めたのはいいが、それでは目立ち過ぎる。
首輪に師匠と海神様の念を込めて、御札の代わりとしたのだ。
──首輪を外してくれれば、妾は一人で散歩可能ぞ?
「そうしたいのは山々だよ…全く北嶋さんと来たら…」
ブツブツ言う私の顔を覗き込み、九尾狐が言う。
──あの男は確かに規格外の力を持っておるようだが、何故それ程、あの男に付き従うのだ?
「え?さ、さぁ………」
返事に困る。
何故北嶋さんに付き従う、いや、傍に居ると言った方が正しいか。
実は私にもよく解らないからだ。
無論、師匠から派遣された事も理由の一つだが、そうじゃない。
そうじゃないけど…
困りながら歩いていると、九尾狐が立ち止まって軽くつんのめた。
「ど、どうしたの?」
──尚美、歩いて喉が渇いた。水をくれ。
慌ててペットボトルの水を容器に移して置いた。
九尾狐はいつの間にか私を名前で呼ぶようになっていた。
くすぐったくもあり、顔が綻ぶ。
私はお水を一生懸命飲んでいる九尾狐…タマを綻んだままの顔で眺めていた。
タマの散歩から帰宅した私は、北嶋さんの姿が見えない事に気が付く。
「コンビニにでも行ったのかしら…」
じゃあ裏山か、と思って行ってみるが姿がない。勿論、お掃除した形跡なんか無い。
「帰って来たら折檻ね!!」
苛立ちながらも折角来たんだし、と腕捲りをしてお掃除を開始しようとする。
「え?」
私は家の方を慌てて見る。
以前退けた百鬼夜行の気配…しかし、何か空気が変わっている。
──妾の残りの下僕の他に……!!
タマが毛を逆立てて威嚇するような仕草をした。
──我と同格の存在が来るとは!!
海神様も緊張感を隠せなかった様子。
私は家に向かって走った。
タマも後に続く。
──待て尚美!!
海神様も私達の後を追ってくれた。
「はぁ、はぁ、はぁ、っは……!!」
家に着いた私達は、百鬼夜行の進行を、いや、それに付いて来ている存在を迎え討つ為に呼吸を整える。
「とても呼吸なんか整えられないわね…」
喉を鳴らして存在を見る…
その存在が近付くにつれ、私の呼吸が荒くなってくる……!!
来る……
私達に向かって存在がやって来る!!
「はあ!!はあ!!はあ!!はあ!!はあ!! !はあ!!はあ!!はあ!!」
心臓の鼓動が激しくなってきた。
額から汗が噴き出し、身体は冷水を浴びたように凍えているようだ。
キイィィィン!
悪しき存在を感知して、家の四方に置かれている像が結界を張る。
──尚美!!お前は下がっておれ!!
海神様が私達の前に出る。
──尚美!!今すぐに妾の封印を外すのだ!!
タマが私の脚を前脚でカリカリと引っ掻く。
「もう……すぐそこに……!!」
私達の前には、約50程の妖と、大気に散らばっている無限に近い悪意!!!
──九尾様!!お助けに上がりましたぞ!!
一つ目入道が無防備に私達の前まで歩いてやってくる。全く警戒する事無く、悠々と。
「やけに強気ね!!アレとどんな約束をしたの!!」
一つ目入道は、その大きな瞳を私に向けて睨み付ける。
──約束とな?我等は盟友!!あのお方が盟友の願いに対価など求めるか!!
盟友…?
あいつが盟友?
「そんな訳ないわ!!アレが対価無しで動く訳がない!!」
私の叫びに呼応して、大気に散らばっていたヤツが高笑いをした。
──対価なら既に貰っているからな!!ガハハハハハハハハハ!!
妖共が互いに顔を見合わせて首を捻った。
対価を支払った心当たりが無いと言った感じに。
──貴様!!妾の百鬼夜行を既に!!
牙を剥き出しにして唸るタマ。
──九尾様?それは一体………かは!?
一つ目入道が膝を付いた。
──愚か者めが!!貴様等が連れて来たのは病魔よ!!既に蝕まれておるわ!!
海神様が怒りの目でアレを睨み付ける。
──うおお……
──はあぁ……
妖達は倒れて行き、既に絶命している者もいた。
──パズズ殿!!これは一体!?
鎌鼬が全身から血を噴き出して、大気に散らばっているソレに叫んだ。
──言った筈だぜ!!俺はこの国を全て廻る予定だとな!!ガハハハハハハ!ハハハハハハハ!!!
「この国に疫病を蔓延させるつもり!?」
──そりゃそうさ。俺は魔王パズズ!神にも屈する事の無い、魔王中の魔王だからなあ!!疫病も広めて廻るのも俺の仕事さぁ!!ガハハハハハハハハハハハハハハハ!!ハハハハハハハハハハハハ!!!
高笑いが響き渡る。
そしてアレの高笑いと同時に百鬼夜行の全てが倒れて動かなくなってしまった…!!
全部死んだ!!全て病に侵されて!!
「なんて奴…これがバビロニアの魔王、パズズ…」
戦慄が私を貫いた。頭のてっぺんから足のつま先まで震えていない所が無い。
バビロニア神話は、メソポタミアのあたりに伝わる神話で、世界で最も古い神話とされている。
その中でのパズズは古来よりメソポタミア地方に伝わる風の魔王で、疫病をもたらす。
メソポタミア地方から見て南東にあたるペルシャ湾から吹き上がってくる熱風は、この地方に猛暑をもたらし、熱病の原因になるとして恐れられていた。
この熱い南東風を吹かせ、病魔を運んでくるのがパズズだ。
パズズの風にあたると、人は頭痛や吐き気に苛まれる事になる。
パズズは、獅子の頭をもち、額には一、二本の角、獅子のような二本の手、鷲のような鋭い爪のある二本の足、背中には二対の翼、蠍の尾があり、蛇頭の男根を持ち合わせていたという。
人間に対する災いだけではなく、神々に対しても妥協はしなかったようで、神話の中では、大抵の悪魔が最終的には神々に平伏する事になるのだが、パズズは屈する事がなかったという。
しかも、パズズより格下の風や病の悪魔を退ける為に、パズズに祈りを捧げる事もあったらしい。
まさに神に並ぶ力を持ち、悪魔世界を総統する、真の魔王と言える存在…
それが古代バビロニアの悪神、パズズ!!
その伝説中の伝説の悪神が、大気に散らばっていた存在を集めて自身の肉体を象って行く…
──こんな極東の島国で、俺の姿を晒すのも忍びないが、冥途の土産に見せてやろう!!
頼んでもいないのに、パズズが姿を現した。
「浄化の炎!!」
先手必勝!悪しき存在を焼き尽くす炎を立ち上げる!
──下がれ尚美!!
──首輪を外せ!!
海神様とタマが私を止めるも、悪神に怯んでいたら、北嶋心霊探偵事務所の名折れ!!
──なんだこりゃ?焚き火か?ガハハハハハハ!可愛いなぁ!!
パズズが手を軽く薙ぎっただけで熱風が吹き荒れた。
「浄化の炎が消える!?」
風で火力がアップするのではなく!?
単純に力の差が出たのか!!私の霊力とパズズの魔力の差が!!
──火遊びは寝小便垂れる原因だぜ女
燻ぶっている炎を無視して無防備に歩いて向かってくる。
「!!まだまだ!浄化の炎、二式!滅尽の炎!!」
燻ぶっていた浄化の炎が火柱となり、上へと吹き上がる。
──ほお?こりゃ熱くて適わんな?
ニタニタしながら滅尽の炎の中に居るパズズ。
「浄化の炎を触媒にして、地獄から喚び寄せた罪人を焼き尽くす炎よ!!無事でいられる訳が無いわ!!」
集中力を切らす事無く、パズズを見据えながら炎を起こした。
亡者を焼き尽くす浄化の炎は私の得意な術ではあるが、それ以上の存在には通用しない。
しかし、高度な術となれば、未熟な今の私には時間が掛かりすぎると共に、効果も減少される。
そこで浄化の炎を触媒とし、地獄の第五層、火炎地獄から炎を喚び、増幅させたのが滅尽の炎だ。
結果、詠唱に時間が掛かる『氷獄の檻』や『天の雷柱』と同じくらいの破壊力を持ち、尚且つ術の発動が容易になった。
なのだが、持続性が期待出来ない術。
触媒の炎が地獄の炎に『焼き尽くされるまで』というタイムリミットがあるのだ。
「滅びろパズズ!!」
短時間決着を試み、半ば賭に出た。
──地獄からの炎とは大した女だ。だがなぁ!!
パズズが両腕を交差し、前屈みとなり力を込める。
そして力いっぱい炎を『追い払う』よう交差した腕を払った。
「!通じないは何となく解っていたけど…やはりショックだわ。小さいとは言え、地獄の第五層なんだから……」
滅尽の炎は霧散したように掻き消えた。
──嘆く事はねぇさ。力の差…それが全てだぜ!!ガハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
笑いながら、パズズは私にフッと息を吹きかける。
「う!?」
熱風が私を貫く。
──ガハハハ!!潜伏期間は2、3日だが、貴様には特別に直ぐに発症させてやるぜ女ぁ!!
潜伏期間?一体何の事だろう?
思案していた矢先に、猛烈な目眩に襲われ、頭が割れる程痛くなった。
「はうっ!!」
悪寒を感じて立っていられない!!
踏ん張りが利かなくなり地面に倒れてしまう程。
「な、何をしたの……?」
問うも、激しい頭痛と高い発熱を出し、考える事すら儘ならない。
──世間では新型インフルエンザというらしいな。俺は世界中にそのウイルスをばら撒いているのさ
新型インフルエンザ?
パズズ程の悪神が何故そんな物を…
駄目だ…
意識が朦朧と………
──尚美!!
──首輪を外せ!!
海神様とタマが私に何か言っているが、私の耳には遠くから聞こえる幻聴のように感じられた……
そして私は遂に意識を失ってしまった………
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