レビュータイトルに書いたものの、本作品が花見に役立つのは東京在勤・在宅の方になります。四谷近辺の皇居外堀や多摩に行く予定なら、是非読んでください。遠方の方には役立ちませんが、それでも一読の価値が有ります。作者は古地図も調べているんですね。他の作品も読んでますが、遺構物で一冊の本になるんじゃないですか? 売れると思います。その本を片手に散策するのは非常に楽しいと思います。星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。