書店に立ち寄る、無数の見えない「需要」
デジタル社会の到来により、ハードのレベルで書店の存続が危ぶまれている。
小規模の商店に至っては、「個性化の道」以外には、生き残る術が無いようにも言われて久しい。
だが、それにもかかわらず、複合商業施設にはそれなりの規模の書店の存在が欠かせず、平日であろうと祝日であろうと、お客が絶えないのは書店だけではないか?
実際の売行きは振わないとしても、書店にいる「お客」は、書籍や雑誌などを買うことを目的とするのも含めて、そもそもいったい、何をしに来ているのだろうか。
立ち読み、単なる時間つぶし、何にしても彼らは自分の関心、それが既知のものであればそれに従い、未知のものであれば、それを探しに来ているのである。書店は、こうした形の無い人間の欲求を、最初に形として提示してくれる、最も身近な手段になっているのである。
こうした社会的地位にある書店に
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