生死は聖なるかな

みんながみんな生きている。なんて訳でもない。生きながらに死んでる人だっているし、死にながらも生きてる人だっている。そういう人達は何を見ているのだろう。

生と死。聖と使。性と肢。世界は並べられたうちの、可能性。ランウェイを歩くモデル。キラキラと輝いていても孤独。

触れられない事もないけど、誰も触れようとしない。

気高いと言えば聞こえはいいけど、独りと言えば寂しくなる。

ありがとうの言葉も忘れてしまいそうで。

しんしんと積もる悲しみから見た世界は深海の様に真っ青で、不思議とため息が出た。

幸せがまた一つ逃げ出した。

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