『容疑者Xの献身』ミステリマトリックス
シブ知の3・1
(渋い:3 知的:1)
「ガリレオシリーズ」はフィクショナルなガジェットも含む科学トリックが売りですが、本作はそういった要素は極力省かれ、リアルな作風に徹されています(実写映画でも、ドラマ版では定番だった、湯川が推理の閃きとともに数式を書きまくるシーンはありませんでした)。
本格ミステリとして見た場合、「頭がこんがらがるような推理」も「トリックのバカ要素」も売りとしてはいないため、この評価となりました。
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