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2018年3月4日 13:29
水車館、面白いですよね。 確か森博嗣さんも、館シリーズの中でこちらが好きっておっしゃってたような。。
作者からの返信
私は、綾辻作品の中でも『水車館』が好き、という方は、かなり良質のミステリファンだと思っています。本作発表当時、綾辻は、ミステリを山ほど読んでいる「本格ミステリの鬼」と呼ばれるような読者の方々から「すぐに犯人とトリックが分かった」という意見を多くもらったそうですが、それだけ「フェア」に書かれているということですからね。難しいだけのミステリならいくらでも書けますが、本当にフェアなミステリを書くのは実は難しいですから。『水車館』を評価するというのは、そういった作者目線も持てる、フェアな読者だと思っています。
2017年3月15日 20:45
「なんで水車館?」と思いましたが、本文を読んで納得しました。確かに、十角館や迷路館は「本格ミステリ!!!」という感じですし、水車館のように幻想ミステリ的なテイストの方が、入り口としては易しいですよね。ミステリ初心者に骨太ミステリを進めてしまうのは、ミステリファンの悪癖かもしれないな、とちょっと反省させられてしまいました(苦笑)。
そうなんですよね。我々、擦れたマニアは、「驚かせてやろう」とつい思ってしまうのですが、初心者の方にとってはまず「楽しめるか」「ストレスなく読めるか」が大事だと思うのです。
2017年3月12日 19:26
古色蒼然とした洋館での惨劇。 十角館は二重三重で驚かされたのを覚えています。 で、個人的に綾辻行人作品初は「迷路館」でした。 それぞれ単独で読めますが、どれも鮮烈です。
『迷路館』も本格度は高いですね。館シリーズは、どれも思い入れが深いです。
水車館、面白いですよね。
確か森博嗣さんも、館シリーズの中でこちらが好きっておっしゃってたような。。
作者からの返信
私は、綾辻作品の中でも『水車館』が好き、という方は、かなり良質のミステリファンだと思っています。
本作発表当時、綾辻は、ミステリを山ほど読んでいる「本格ミステリの鬼」と呼ばれるような読者の方々から「すぐに犯人とトリックが分かった」という意見を多くもらったそうですが、それだけ「フェア」に書かれているということですからね。
難しいだけのミステリならいくらでも書けますが、本当にフェアなミステリを書くのは実は難しいですから。『水車館』を評価するというのは、そういった作者目線も持てる、フェアな読者だと思っています。