Other Format Hero~ラプラスの魔(後編)

 *


 中央病院である。総合病院である。エントランスへ向かう人々の流れに混じり、しまったな。加世子は思う。

 病院は調べていたが、そこから先の情報はなかった。外科、内科、眼科、消化器科、泌尿器科、整形外科、スポーツ外科、脳外科、心臓外科、電書医科、麻酔科、リハビリ科、エトセトラエトセトラ。だいたい何故、外科が五つもあるというのか。

 そして、すれ違っている可能性だって、無いわけではない。入院しているのであれば病室を訪ねれば良いだけだったが。

「さて?」

 他人事のような久瀬の声が。

「どうするの?」

 癪に障る。が、どうにもならない。

「探す」

 スポーツ外科、四階。整形外科、三階。この辺りかとアタリを付ける。エレベータはどこだろう。

「相変わらずだなぁ」

 見舞客、外来患者、行き来する医師看護師の間を縫ってエントランスを横断する。ぴたりと付いてくるのがどうにもムカつく。

 十分に広いエレベータを入院患者と共に待ち、人が吐き出されたあとで、四階に手を伸ばしつつ乗り込んだ。

「五階」

「え?」

 戸惑ううちに押し込まれた。四階は消灯。五階は既に押されていた。

 久瀬はタブレットを弄っている。複数のウインドウが開かれたまま、電子魔術書の検索画面が見て取れた。

 三階。二人が降り、一人が乗る。

 久瀬は画面をタップする。淡い光が手元に集まる。光が褪せれば、地味な帽子と無骨な眼鏡が具現していた。

「帽子、と?」

「うん、ちょっとね」

 ふわりとわずかに身体が浮き上がり。エレベータは五階に到着する。

 先に降りた看護師らしい後ろ姿は足早にどこかへ去って行く。加世子は思わず辺りを見回す。外来の人の気配はなく、出歩いている患者の姿も見受けられない。そもそもここは何科だろう。廊下が左右に続いている。扉は少なく、窓はない。病室の並ぶフロアという気はしなかった。

「こっち」

 久瀬は眼鏡をかけて帽子を目深に被っていた。視線を落としタブレットを操作する。目を上げて目星を付けたか、タブレットを抱えたままで歩き出した。

「それ、なに」

「まぁ、いろいろあるってことで」

 眼鏡の奥は形ばかりに笑んでいる。

「どうして、わかるの」

「かみさまはなんでも知っている」

「え」

 足がとまった。久瀬は気にも止めずに背中を丸めて歩いていく。

 かみさま。それは?

 そして久瀬の足は、廊下の一角、わずかに明るくなった場所で止まる。

 壁が切られてナースステーションが置かれたそこには、ICUの文字があった。


 一口啜れば身体の中を暖かいものが落ちていく。病院に併設された喫茶室といえど珈琲の味は悪くない。

「間違いじゃないの」

「少なくとも荷物はあそこにあるね」

 久瀬が飲むのはカフェラテだ。シュガースティックを三本入れているのを目撃した。加世子はつい、げんなりと息を吐く。久瀬はそれを美味しそうにがぶりがぶりと飲み下す。眼鏡の下の頬が緩む。加世子はふと眉根を寄せる。熱くないのか?

「荷物?」

「気付いてなかった?」

 久瀬は何かを摘まむ仕草で右手をわずかに振ってみせる。かみさま――お守り。

「発信器……」

 ご名答。一緒に頼んだロールケーキにフォークを突き刺す。

「なんで」

「ま、いろいろ」

 切り分けもせずに齧りついた。

「かひょこひゃんは、はんでほほ……」

「物入れたまましゃべらない」

 加世子は珈琲を啜る。苦味がほどよく薫り高いそれはもちろん無糖だ。まだ熱い。口に含み香りを存分に楽しんでから呑み込んだ。

 久瀬はケーキと格闘している。――何故、中央総合(ここ)、と。

「インタビューの。監督の話に矛盾があったんです」

 陸上部の契約を不自然に感じたことも確かだが、それ以上に『馴れ初め』が知れない。

 ヤングが名を知らしめたのは復帰の大会のはずだった。それ以前は注目される選手ではなく、怪我とてよくある不幸な事故でしかない。しかし監督は、リハビリ中、ともすると、怪我の前から知り合いだったのように話していた。それとも本当に、そんな前から目を付けていたというのか。記録も特徴もない、長距離を専攻しているだけの子供を? ――監督の話には矛盾がある。もしくは、知られていない、何か。

 今もって病院と繋がりがあるのなら。怪我が怪しいと、加世子は睨む。

「ICUってどういう場合に入るかな」

 二口でケーキを征服すると、クリームを付けたまま久瀬は問う。肘をついてフォークをくるりと弄ぶ。

「目を離すことが出来ない状態の時?」

 容態が落ち着かない、特別の機器が必要になる、代謝などの機能不全、集中看護が必要な。

 きれいなフォームを思い出す。気の弱そうな笑顔も不調を感じさせるものではなかった。何より寮住まいで、監督者が常にいたはず。不慮の事故等の話も聞かない。選手達からも窺え無かった。つい数日前のヤングからは想像も出来ず。

 僅かな金臭さ。襲った、襲われた、そんな風でもなかった。ショックを受けたらしいマネージャー。しかし、程なく立ち直った。『なにかあると』長身の選手は呟いていた。つまり。

「怪我、本当に治っているのかな」

 思考が漏れた。瞬きもせず見つめてくる、黒い瞳に気付く。

 瞬いて、加世子は思わず目を逸らした。

「……なんでもない、です。それはない……ですよね」

 口を湿らす。緩く首を巡らせる。思いつきだが、さすがに馬鹿げている。

 五〇〇〇メートル、一万メートル、ハーフマラソン、フルマラソン。大会の記録は確かだ。手術痕も走る姿も、この目で見ている。

「――一二時の鐘が鳴る前に、お城を必ず出るんだよ」

 何事だろう。加世子が窺うように見やれば、久瀬は悪戯でもするかのように微笑んだ。

 シンデレラの魔女の台詞だ。ドレスに身を包むシンデレラは、心に留めただけで舞踏会へ出掛けていく。

「ピピルマピピルマプリリンパ!」

 クリームの付いたフォークの杖で魔法をかける真似をする。いや、解く。呪文はかなり違う気がしないでもなかったが。帽子と眼鏡が構成したMANAを使い果たし、静かに宙へと溶けていく。

 後に残るのは、どこにでもいそうな東洋人の男が一人。

「じゃ、そういうことで」

 席を立つ。加世子の肩を軽く叩く。去ろうとした久瀬のポーチを、加世子は無言で引っ掴んだ。

「加世子ちゃん?」

 魔法なんかじゃない。リアルな重さに。

「奢るとは言ってませんよ」

 にっこりと笑いかけた。


 *


 改めての取材はヤングの回復を確認してからにしようと思っていた。取材証のないままに見学のふりして土手を登る。トラックへは入らず、フェンスの外から眺めてみる。

 やはりと言うべきか、ヤングの姿は見られない。監督の姿も、だ。代わりにマネージャーが声を張り上げ指示出ししている。

「今日は一人?」

 肩に手を置かれた。大きく熱い感触が伝わってくる。

 長身の欧米系の選手だった。青い目が笑みで加世子を見下ろしている。

「いつも一緒なわけじゃありません」

 つまりセットで覚えられている、と。加世子は引きつりそうになる顔を努めて平常に保つ。

 いつもふらりと現れてふらりと去って行く久瀬の。連絡先を加世子は知らない。

「ハロルド・ヤングは」

「まだだね。ね、お茶でも飲みに行かない?」

 選手はトリスタン・カーペンターズと名乗る。トリスと呼んでくれ、と。

「あなた……トリスは、今日は?」

「休暇さ」

 見てみろとばかりに手を上げる。厚手のコートに胸元にワンポイントをあしらった細身のシャツ。手首のボタンは緩く留められリストバンドが覗いている。ジャージにベンチウォーマーという選手らしい恰好ではない。

 ヤングがいなければ用はない。病院に行くかこのまま帰るか。このまま帰ったとしても、特に予定があるわけでもなく。

「奢るわ。その代わり、少し話、聞かせてくれない?」

 交渉成立とばかりにトリスタンは笑む。フェミニストのつもりだろうか。差し出された腕を加世子は遠慮無く取った。


 本校舎の二階、セルフ方式のカフェテリアでトリスタンと奥まった席に向かい合わせに腰掛ける。サーバーからと言う割には、持ってきてもらった珈琲は十分に薫り高いものだった。

 失礼。言い置いてトリスタンはタブレットを出す。予定でもあるのだろうか、デジタル時計を表示している。

「チームメイトから見て、ヤングはどんな選手?」

「ハルは良い選手だが、ちょっと気が弱い。しょっちゅうエイミーに叱られているよ」

 エイミーとはあの美人マネージャーの事だという。ハイスクールからの同級生だとトリスタンは言う。

「エイミーはハルにゾッコンなんだ。ハルにもうちょっと自信でもあれば付き合ってるんだろうけどね」

 肩をすくめてみせる。

 はは、と加世子は合わせて笑むに留める。最初の撮影の日の心配そうな視線、ヤングが病院へかつぎ込まれた日の動揺。納得でもあり、可愛らしい気がしないでもなく。でも、似合うかどうかは判断しづらい。

 珈琲を啜る。トリスタンは青い目でじっと加世子を見つめている。何を考えているか判りづらい。

 視線を巡らす。ランチタイムを随分過ぎて、学生達は講義の時間か。カフェテリアは空いている。席を埋める人たちも、タブレットを弄ったり本を読んだり。大声で話すような人はいない。静か、と言っても良いくらいに。

「トリスは、強くなるためにどんなことをしてるの?」

「そうだね。食事は寮で出してもらえるけど、タンパク質には気を配っているよ。体重は膝に来るから、コントロールは必須だね」

 僕は身体が大きいからね! HAHAHA! やたらと声が響き渡る。

 加世子は一口珈琲を。冷えると苦味が際立ってくる。

「ハルのように疲労を溜めない走りが出来れば理想だけどね」

 疲労を溜めない。そういえば、久瀬も同じ事を言っていたか。

「ヤングはやっぱり、特別?」

 ピピピ。トリスタンのタブレットがアラームを鳴らす。もう時間だろうか。数字を見ようとしてあれと思う。

 目が、霞む。

「特別だね」

 憎らしいくらいにさ。

 がしゃりとカップが落ちた。手に力が入らない。どうしたんだろう。ぼんやりと加世子は顔を上げる。トリスタンの大きな手が目に入る。手首のリストバンドと。

「ハルのSIMを壊しただろ? ボスがカンカンさ」

 黒地に白で図形のポイントが描かれている。図形はいくつかの○と○を繋ぐ線で描かれている。

「どこで知ったか、何を知ってるのか。ゆっくり話して貰うよ――」

 どこかで見た。加世子は思う。大きな手で視界が陰る。目を閉じる――。

 ――Command Capture

「なんだ、きさまは」

 ――Command

「おい」

 Clear

 暖かかった。知っている感触だった。ぽんぽんと二回。まるで子供扱い。けど。日本でやられた『嫌さ』はなく。

 そこで急に、目が、冴えた。

 零れた珈琲が袖口を濡らしていた。見慣れた野暮ったいオーバーの懐に黄色い手が何かを仕舞う。テーブルの上、白い大きな指がタブレットを叩こうとして。

「このSIM、どこで手に入れたのか、教えてもらえるかな」

「久瀬、さん」

 華奢にも見える手に抑え込まれた。

「普通のSIMだぜ?」

 ほらよ。トリスタンは空いた手でタブレットを投げ渡す。受け取る久瀬はSIMを見ることもなくテーブルに置く。加世子の方を向いたSIMは、人気バンドのマスコットキャラクターがあしらわれ。ePUGショップで手に入るような、汎用品に見える。

「君はスポーツマンだね。嘘も冗談も下手だ」

 久瀬が押さえる手。『この』は。――リストバンド。

 手が払われた。久瀬はたたらを踏みつつ加世子を掴む。腕を思い切り、引く。

 引かれた加世子は、椅子もろともに床に頃がる。痛みに顔をしかめつつも、久瀬の背後に回り込んだ。

 状況が飲み込めない。何故久瀬がいる。自分は一体、どうなりかけた?

 それでも。

 トリスタンの手が動く。ばらりがたりと音がする。

 音を探す。タブレットを構えた学生達が皆こちらを向いている。

「なに!?」

「むしろ、アンタに用があったんだ」

 周囲に淡く光が集まる。学生達の指が動く。光が徐々に集まっていく。集まった光は帯となり。

「でも、アンタが何者か判らなくてね?」

 帯となった光は締まる。久瀬と加世子とを、一緒くたに。

「きゃっ」「おぉ?」

 背中合わせのまま。腰の辺りを。

「若い子は柔らかいなぁ」

「そ、そういうこと言ってる場合!?」

 ――後ろを向いていて良かったと心底加世子は思う。

 二本目の淡い光が現れる。今度は、足元。

「君、おおざっぱって言われるでしょ。体調管理も、ペース配分も」

「うるさい!」

 輝きが強くなる。

「そんなおおざっぱな君程度に」

 かちゃり。堅い物が腕にあたった。久瀬のいつものウエストポーチだ。

 ――Command Standard Clear

 生まれかけていた光が消えた。周囲の動揺は加世子にも見て取れる。

「捕まるわけには行かないな」

 ぱちぱちと視界の隅を火花が飛ぶ。熱くはない。痛くはない。いや、火花ではない。これは。

 ――Command Standard Clear, Force

 スパーク。反射的に目を閉じる。僅かな音。熱はない。

 ずるり。腰が落ちる。軛がない。そしてまた腕を掴まれる。

「逃げるよ」

 引き摺られるままに立ち上がる。二三歩走り足を滑らす。問答無用で腕が引かれる。どうにか耐えて立て直す。

 そんなに大きくもない久瀬なのに、びくともしない。

「させるか!」

 トリスタンが腕を振るう。我に返った学生達は一拍おいて動き出す。

 手を広げ、手を伸ばし。入り口を固め、タブレットを構え直す。

 久瀬は腕の下をかいくぐり、加世子を引き寄せ、方向を変え。

 加世子は。

「ごめん!」

 目をつぶって急所を狙う。……知りたくない感触が。

 ――Command Hummer

「へ!?」

 空気が震えた。青臭い風を頬に感じる。

 足が浮く。びくともしない腕が脇に、膝裏に。

「ちょ、久瀬さ……」

 ――Command Power

 一瞬の浮遊。風が、空気の塊が、加世子にぶつかり過ぎていく。

 ――衝撃は、無かった。

「お嬢さんに怪我させるわけにはいかないからね」

 久瀬は不安気なく加世子を下ろし、カフェテリアの入り口へと振り返る。

 そして、加世子の手を引き、駆けだした。


 *


 空気が入ってこないかのようで。芝生に座り込みながら無い胸を何度も何度も上下させる。加世子は喘ぐ。喘ぎ続ける。チャイムが響く。通路に芝生に沸き出すように学生が現れる。追っ手らしい学生は、目に付きたくないのだろうか。舌打ちを残し去って行った。

 久瀬は息一つ乱していない。加世子の横に座り込み涼しい顔でタブレットを操作している。

「あ、ナツミちゃん? そろそろ迎えに来て欲しいなーって」

 ナツミ・リンガーソン。ドクターの肩書きを持つ女性。――ずっと年上の女性を、『ちゃん』付けで、呼ぶ。

「ちゃんと証拠は挙げてるから! 今回はスカじゃないって! あと、中央総合病院の、」

 加世子は荒い息を続けつつ、久瀬の横顔をぼんやり眺める。

 彫りの浅い目元。低い鼻。薄くも厚くもない唇。まだまだ後退する気配のない額。きれいな肌をしている。しみ一つ、皺一つ無く。汗の一粒も浮かべていない。汗の臭いすら漂ってこない。

 手をついて姿勢を直す。かちゃり。手にあたった。

 久瀬のポーチ。タブレットを取り出したためか、蓋が半分開いている。覗いているのは、○と線で出来た図形――セフィロトの樹。

 手が伸びてきて。びくりと、跳ねた。

 久瀬は何事もなくタブレットをしまい込む。

「落ち着いた?」

 久瀬を見る。黒い瞳が柔らかく笑む。一つ頷く。軽く頷きが返された。

「危ない目に遭わせちゃったね」

 わずかに悩んで、頷いた。聞きたいことだらけだったが。おとりに使われた事くらい、加世子にだって判る。

 苦笑いが返ってくる。容赦ないな。呟きが風に乗る。

「知る権利、あると思うんです」

 前回も、今回も。加世子は十分、巻き込まれた。連絡をと、ナツミから名刺は得ていたものの。緊急でないならばと、取り次いでもらえていない。

「どこから話すかなー」

 久瀬はうん、と手足を伸ばす。


 ――疲れないこと。乳酸を溜めないこと。乳酸を出す糖質を極力使わないこと。


 言葉を、思い出す。


 ――疲労蓄積が少ないことだね


 酸素供給が十分であること、疲労物質の除去、もしくは生成しないメカニズムが働いていること。

 重量、衝撃に耐えうる骨、腱、筋肉。最大限に無駄を作らず。

 十分な早さと、それに耐えうる体躯と、それを持続させるメカニズムと。

 ……もし。MANAを代謝に組み込めたなら。


「セフィロトの樹って」

 加世子の声に久瀬は正面から見つめてきた。そして、遙か彼方へ視線を移す。

「五〇年位前に、スタンダードになれなかった電書魔術のフォーマットさ」


 *


 テレビ中継は新しいマラソンのスターを映し出している。ヤングでもなく、トリスタンなどではなく、アフリカ出身のスレンダーな選手だ。注目選手の顔ぶれを見る限り、あの大学の関係者は居ないようだった。

 編集長には文句を言われた。文句を言われても、写真の一枚も残っていない。結局記事には出来なかった。

 ――ハロルド・ヤング、無期限休養を宣言!

 ――オリンピック代表選考、出場せず!

 一月ほど前に、そんな見出しが紙面を飾った。

 文句に添えられた目の粗い写真の中に、気弱そうな、けれど確かな笑顔があった。エイミー・ブラウンが押す車椅子に納まって。下半身を膝掛けで全て覆った姿で。

 その手首には、不似合いなリストバンドは見られなかった。


 ――こんどこそ怪我を治して、そしてまたきっと、戻ってきます。

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