学校の意味不明

がくまるい

第0回 はじめに

~はじめに~

ユズ(以下、ユ):ようこそ「学校の意味不明」へ。

 私が進行をします、ユズと申します。

 そして、一緒に話していく相手がおふたり。

ミカン(以下、ミ):私はミカン。よろしく。

レモン(以下、レ):どうも、レモンです。よろしくです。


~本文の説明(イントロダクション)~

ミ:さて、この「学校って意味不明」は何を話していくの?

ユ:文字通り、学校で起こる意味不明なことを、テーマごとに話していきます。学校で意味不明なこと、人それぞれ違うと思いますがたくさんあると思います。

レ:例えば?  

ユ:この勉強何の役に立つのとか、計算は電卓使えばいいのにとか。

 将来の夢なんてねーよとか、クラスのスローガン決めて意味あるのかとか。

ミ:そーだねー、買い食い禁止とか、制服のルールとか、なんだろーって思うものもあるね。

レ:あるある。遠足に帽子忘れて行ったら、先生に殴られたとかな。

ミ:レモンさん!?

レ:「はい、二人組つくってー。」(体育)

ミ:おい、やめろ。


ユ:いろいろありますね。

 そういった、学校の意味不明なことや理不尽なことを一つ一つ考えていきます。

 どんな意味があるのか、どの部分がおかしいから意味不明と感じるのか、少しでも理解することで、

①どう受け止めればいいのか、心構え

②どう行動すればいいのか、どうやり過ごせばいいのか

を考えることにつなげ、少しでもよい生活を送ることが目的です。


~本文で大切にすること(コンセプト)~

ユ:本文では、少数派の思いも反映します。

「こんなことを気にしているのは私だけ…」ではない!ということを気づいてもらえると思います。

 例えば、私は給食の揚げバンが嫌いだー。

ミ:ええ、揚げパンおいしいじゃん。  

ユ:あんなの砂糖を食っているのと同じです。甘いものが苦手な人にとっては苦痛です。

ミ:・・・じゃあ、食べなかったらいいんじゃない?

ユ:ええ食べません。すると、その日の給食はカロリーをかなり揚げパンに依存しているので、お腹が空いて仕方ないんです…。

レ:何となくだけど、揚げパンはみんな大好きっていう固定観念があるな。

ユ:そうかもしれません。しかし、現に揚げパンが苦手という子もいるのです。


レ:まあ、私の学校では給食で揚げパンなんて出なかったけどな。

ミ:ええ?!

ユ:そもそも給食がない学校もたくさんありますからね。

  このシリーズで、自分の学校文化の当たり前が全てではない、ことも気づいてもらえるといいですね。


ミ:そういえば、ここで扱う学校って小中高どれなの?

ユ:特にどれ、とは限っていません。

 各学校特有のことを取り上げることもありますが、小中高どこでも基本的に変わらない「学校文化」も多いと思います。

レ:小中一貫とか中高一貫の学校ももたくさんあるしな。

ユ:自分の学校にあれば、「あ、これわかる」と考えてもらえばいいですし、自分が経験したことなければ「ふーん、こんなこともあるのか」と思ってもらえれば。

ミ:なるほど。


~おわりに~

ユ:学校は基本、理不尽なことだらけです。

 それをおかしいと思うことは間違ってない、と思います。

 

ミ:まあ、世の中は意味不明なことであふれているんだろうけどさ、自分たちはできるだけ意味不明なことをする側、作る側にはならないようにしたいよね。

ユ:そうですね。

できれば、この理不尽さを学校でも学校以外の集団・社会(家族や遊び仲間や会社など)でも少しでもなくしていきたい、そんな思いも本文に込められています。


レ:ま、書いている方の思いなんて読んでいる方は知ったこっちゃないよな。

 この文を見て1個でも使える点があったら、自分が生きるために有効活用すればいい。見方は自由だし。

ユ:あと、このシリーズは先生や保護者など教育する側にも見てもらえるものにしていきたいですね。

ミ:こんなこと考えている子どももいるかも、と気づいて考えてもらいたいね。


ユ:それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

レ:本編の方もぜひご覧ください。

ミ:またね!

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