36.散々な一日らしいですよ
運動会を覚えているだろうか。
運動会で一部の人がなる現象?がある。人と話すのが苦手な人だったり、はずがしがり屋だったりするひとがよく起きる。
それは、人の視線を浴びる。だ。
運動会だけではない。電車でやらかしてしまったりすると人が一斉にこちらを向く。
これは友達と一緒にいたとき、校長の話の途中で友達が大きくクシャミをし、場が静まり返ったと同時に、全校生徒がこちらを一斉に向いた。そしてクシャミをしたのは俺だ。俺だ。と言われ恥ずかしい思いをした。
あの日から人に見られるのが怖くなった俺だが…最近は大人になりそういうことがなくなりつつあったのだが…
「早急に避難してください!ガイナルド草原にスライムが現れ…?え?おい!調査人!話がちがうぞ?スライムキングなんていないじゃないか。「いえ確かにいました。しかし…急に消えたのです。あの青年です!あの青年がスライムキングに衝突した瞬間です。」いやいやありえんだろう。さす…」
おいおい。なんだよ。いいところで切るなし。
てか…さっきから人増えてね?だれかがあの青年です!とか言ったからだよね?ね?
「お、おい!あの青年だ!」
「「「あれは…レミちゃんじゃないか!」」」
「なに?あの受付のレミちゃん?ゴールドランクの?」
ざわ…ざわ…
(おいおいおい…まずいぞ…人がどんどん集まっていってるんだが…)
ドクンッ!
くそ!もう持病みたいのが発症しやがった。人に見られるといつもこうだ。もしこれが知能のない魔物とかなら大丈夫なんだが。
「くっ…レミ!いくぞ!囲まれないうちに!」
「え?」
俺はレミの手を引き「隠密」で逃げようとした。
…
あれ?なぜか体が動かない。って…まさか…
「MPを急激に消費したのがここででるかぁぁぁ!」
そう。MPが急激に減少すると反動で動けなくなるというこの世界でワースト十位に入るほどいやらしい#設定__システム__#である。
(仕方ないか…)
王国に来て2度目の大惨事である。
「君、またやらかしたのか?」
俺の前に現れたのはギルド長ことコバルト、おっさんだった。
そしてその隣にいるのは…
「マナ!?」
「なぁーに他の女の子連れてここに来てるのよ…でもよかった…無事で…」
こいつ表面上ではギルド長とか住民がいるから俺を心配してるけど…内心ではどうせ(なーんて、別にアカツキのことだから余裕だと思ったけどねー)とか思ってるんだろうがここは素直に受け取ろう。
「#俺もよくわからなかったけど__すっとぼけ__#助かってよかったよ。」
またもや大惨事というか巻き込まれたけど俺は大丈夫です。
このあと事情聴取の嵐だけなので。(白目)
===========
すみません・・・やはりテスト勉強などが忙しくまともに小説を書く時間がありません。
なのでしばらくは1話1000文字程度になりますがご了承ください。
妖精と魔物の成り上がり サッくん @sssss912
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。妖精と魔物の成り上がりの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます