27.ダンジョンの道が閉ざされて強制的に外に出ることになったらしいですよ

ボロ・・・ボロ・・・


ガラララァァン!!


「「え?」」


早速ですが21層への道が消えました。


「な、何が起きたんですかねぇ‥?」

「私に言ったってわかるわけないじゃない…」


俺達はポムも見つけ進化し、自分達の力を試そうと21層へ行こうとしたのだ。

しかし天井が急に崩れだし通れなくなってしまったのだ。


「え?ダンジョンってこわれないんじゃないのか…?」


前にダンジョンは壊れないと聞いたんだが…話がちがうぞ…


「私もそうだと思ったんだけどうやらダンジョンの壁がただ超硬いだけみたい。」


はぁぁぁ!?そんなのきいてねえよ。どうすんだこれ…

そう考えていると目の前に看板が出てきた。


『すまぬ、すまぬ。汝らが意外にも強くなりすぎて驚いてダンジョンの壁の結界一瞬だけはずしちゃった♪許しテヘペロッ!とりあえず外に出てダンジョンが治るまでテキトーに冒険にでもしててね。どうじゃった?ちょっとかわいい系のキャラを演じて見たが。感想よろしくの。ゼパルより」



「冥闇魔法:ザ・ロスト」


初めて使うはずの魔法なのに頭の中にすらすらと情報が入っていき発射準備が整った。


ミュルルルルルル…


爆発音でもない妙な音がなり目の前にあった看板が消滅した。

しかしダンジョンに瓦礫はなくなっていない。流石にパワーが足りないんだろう。


「ふぅ…行くか。」

「ちょおおおっ!?あの看板立てたの仮にも私の母なんですけど!?もうちょっと丁寧に扱ってもらえるかなぁ?」

「…とりあえずそのことは置いといて外に出る方法を考えようぜ。人化もあるし、とりあえず外に出たら人間がいるんじゃないか?」

「そうね・・・被害者を装って王国まで連れてってもらえばいいんじゃない?」

「いやそれだと…‥‥…」


俺達は外に出てからやることと外に出る方法を考えながら1層へ向かって言った。


======================


「皆の者、準備はいいかぁぁぁぁ!」

「「「「オオオオオオォ!!」」」」

「では第二回ダンジョン攻略を始める。私についてきたまえ。」


ふう…やっとダンジョンに入ることができるか・・・

ダンジョンから敵が出て3日…やっとすべてを討伐しきった。これから例のゴブリンがいるダンジョンに入るところだ。


「すみません…下痢がさっきから止まらないのでキャンプの方で待機してもよろしいですか…?」

「はぁ…仕方ないな。下痢の状態で戦ったって足でまといになるだけだ。治ったら来い!」

「は、はあ。わかりました。」


スタスタスタスタスタ…


「隊長!奥から何か来ます!」

「早速敵か…油断せずに戦闘大勢に入れ!」

「「「了解!」」」


============


「ふう…やっとついたー…意外と長かったな…」

「そうね。こっからが問題…なにか聞こえなかった?」

「ん?」

「はぁ…仕方ないな。下痢の状態で戦ったって足でまといになるだけだ。治ったら来い!」

「やべっ!人間だ!もうここまで来ているぞ。どうする…」


人間たちがここまで来ているとは思わなかった…仕方ない。被害者を装っていくしかないな。


「被害者を装っていきましょ。」

「同意。」


マナも同じ考えだったらしく、とりあえず人化を発動してちょっと弱った風に人間達に近づいた。


「隊長!奥から何か来ます!」

「早速敵か…油断せずに戦闘大勢に入れ!」

「「「了解!」」」


おっほー敵だと思われているぞ…


「私が大天使の魅力で近づくからまってて。」


そうだったな。マナは超が付くほど美少女だったわ。便利なスキルだな…魔王とか戦闘特化だぞ…

あっちなみにスキルポイントで大天使の魅力を取ろうとしたらこんぐらいの価値になる。


「大天使の魅力」SP:2000


…ドラゴンよりも高いってどんだけ強力なんだよ…


「う…う…助けてください…迷ってここに逃げたんですけど…ダンジョンだったらしくもう一人の仲間もいるんですけど…今大きな怪物から逃げてきて…助けてください…!」


うっめー!これは初めて見た人なら確実に助けるだろう。


「隊長!奥にかわいぃ・・・ゲフンゲフン迷ったと言っている少女?がいます!」

「あといい男…ゲフンゲフン、一人の男性がいます!」


サッサッサッサ


「大丈夫かい?」

「大丈夫です…」


とりあえずフォローいれよう。


「あの…遠いところからきたんですけど…王国に行きたくて近道しようとこの森に入ったら迷ってしまいとりあえずこのダンジョンに入ったんですけど…」

「はい!王国に行きたいんですけど…あなた達の邪魔をしたくないです…道を教えてくれるだけでもいいので…」


そうだな。流石に要求しすぎるとあやしまれてしまうからな。道を聞いて2人でいこう。

つっても大天使の魅力に皆かかったと思うし誰かが連れてってくれるだろう。


「い、いや大丈夫だ。ちょうどキャンプの方に下痢で戦えない物がいるから、そいつに連れてってもらいなさい。」

「あ、ありがとうございます…!」


最後まで上手すぎる演技をしたマナさんに拍手を!

まあなんも音は聞こえないわけですが。


「本当にありがとうございました!」

「ありがとうございました!」


俺達は手短に感謝を言い、キャンプの元へ向かった。


(ちなみにポムたちは閉まったから安心してね。)




名前:アカツキ

 種族:魔王ヒューゴブリン

 Lv:4/999  帰り際の魔物を倒していたため。

 HP:4992/4992

 MP:2421/2421

 攻撃力:1308(+230)

 防御力1143(+350)

 魔力:1021(+40)

 素早さ:824(+105)(召喚獣+100)

 スキル

「魔王の瞳」

「アダマンタイト体質lv10」

「経験値UP率増加lv10」

「龍袍体質lv5」

「召喚獣強化lv5」

「ライダーlv12」

「魔力操作」

「召喚:シバドッグ」

「召喚:タレットインディション」

「鑑定lv5」

「冥闇魔法lv3」 

「鍛冶lvMAX」

「人化lvMAX」

「水流魔法lv3」

「豪炎魔法lv3」

「見切りlv7」

「魔王無双」

「閃光」

「鬼神無双」現在封印中な模様

称号

「転生者」 「不運者」 「自我魔物」 「ユニークモンスター」 「奇跡なるもの」「乗車省略」「相棒」「ライバル」「ドラゴンスレイヤー」「ゴブリンの王」「魔王」

 スキルポイント:308


名前;マナ

 種族:大天使

 Lv:4/300

 HP:2421/2421

 MP:3372/3372

 攻撃力:777

 防御力:449

 魔力:1604(+400)

 素早さ:925(+150)

 スキル

「フライlvMAX」

「大天使の魅力」

「蘇生魔法lv5」

「天空魔法lv5」

「MPUPlv30」lv5UP

「無限の魔力lv3」

「魔力変換」

「人化lvMAX」

「流星群」(MPすべて消費)

称号

「ユニークモンスター」「迷子の妖精」「相棒」「大天使マナ」「ドラゴンスレイヤー」

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