16. 新しい召喚獣を召喚するらしいですよ

「んー…はあ…わあああ…ちくしょー!」

「どうしたのよ。さっきからおかしいわよ?」


俺が悩んでいる原因はお前だっつうの!!

いま俺達は13層にいる。

ちなみに敵の強さはだいたいこんな感じだ。


11層のボス


種族:ハイスネーク

 Lv:48/60

 HP:3222/3222

 MP:211/211

 攻撃力:452

 防御力123

 魔力:231

 素早さ:291


道中の敵


種族:グール・デイマー

 Lv:18/10000

 HP:1300/1300

 MP:6/6

 攻撃力:164

 防御力:78

 魔力:13

 素早さ:35


だ。10層のボスはハイパーとついていてすっっごーく強かった(眠っていたところを流星群で消した)


しかしなんだ?ハイになっているしこのグールデイマー...なんだこのレベル!?

まあそれはいい。きっとこいつは成長性が高いのだろう。イマ出会っておいてよかった。

この通りこの一体は弱いやつしか出ない。

ようするにマナの魔法だけで充分に勝てるのだ。てか余裕なのだ。

星魔法「スターグングニル」!?そんなのしらねーよ!廊下から大量のグールが押し寄せてきて俺が慌てて逃げようとしてこけて、そうしたらこの魔法だ。廊下にいるモンスターがすべて消し飛んだ。

おれがころんだだけじゃねえか!経験値も一気に入ったし!ありがとうございます。


「もうおれいる?マナさんの魔法強力すぎるんですけど…出番がなくてしょんぼりっす。」

「褒められているのか怒られているのかわからない…でもいいじゃない。そこでのんびりみているだけで経験値が手に入るんだから。貧弱の魔物アカツキが強力な剣を持ったって、扱いが下手くそでなんにも役に立ちません。」


言われた。気にしていたことを言われた。くっそ!ポムに乗って突撃してもその前にマナがしとめるし!

どうすればいいのやら…


ピキーン!!


あるじゃないか。おれは召喚師?ライダー?だ!ポムだけが召喚獣じゃないだろ!


スキルポイント:122


くっそ一覧が多すぎる。なにかに絞らないと...


そうだ!よくゲームでも見かける放置でレベルをあげることができる戦法?であるゲームではペットを使ってねている間レベル上げをするらしいな。

しかしここは現実だ。ポムを放置するなんておれの少ない良心が痛む。

だから放置してもおれの心が痛まないやつを探そう。



「召喚獣:タレットインデイション」SP100


…これ獣なのか?

しかしタレットって…あれだよな?映画とかゲームで見かける自動で的に照準をあわせて敵を倒す機械敵なやつだよな?


獣かどうかはおいといて、ロマンたっぷりロマ汁たっぷりのこいつを獲得しない手はない。


【獲得しますか?】


いいで!


【召喚獣:タレット・インデイションを獲得しました。】


【残りSP22】


「ふははは!はーっはっはっは!これで俺は働かずに稼げるぞ!フハハハ・・・最初の趣旨と違うとか思ったら負けだ!俺が強くなる必要がどこにある?働け!俺のために!」

「ここに本物のゲスでクズでゴミでカスが生まれたわ!」


グザ!グサグサ!グサ!!


「やめてくれ・・・冗談だから。ね?ね?」

「分かればいいんです!」


ちょろ天使はおいといてこいつの性能を見せてもらおうか!


「我の敵を逃さず、破壊するものよ。我の守護者(経験値放置機械)となり我の前に姿を現せ!」


特に必要もない詠唱をおわらせたところで1m50cmぐらいのタレット型の生物?が出てきた。


「以外に大きいな。攻撃方法はどんな感じかな?やっぱ銃かな?」


まずこの世界に銃ってあるのか?


「ヴー…ヴォオオオ!」

「早速実験者が来たようだぞ!いけ!ポムの10倍したんだからな!!よわかったら承知しねえぞ!」


ヒュー……ヴァァァアアン!!


・・・・・


「…」

「…」


その音は銃とかそんな生半可なものじゃなかった。

ロケラン?それ以上。それ以外に言葉が出ない。

ダンジョンは壊れないようにできているので傷もなにもできていないが、地上で撃ったら木が3本ぐらい倒れる強さはあった。


「ヨロシクネ。マスター」


「「しゃ、しゃべったああああ!」」


ロボット、いや生物のように意志を持っているかのようにしゃべった。


「こ、こんにちはー」

「イマハ10ゴン24ゼンデスノデ、コンバンハーカト。」

「あ、はい」


すげえ・・・時間とかもわかるのか。

ちなみにこの世界のゴンは地球で言う時でゼンが地球でいう分だ。


「マスター。ナニカシジハアリマスカ」

「そうだ。お前の名前はなんだ?っておれがつけるもんか。」

「待ってー!私につけさせて!おねがい!」


突然入ってきたマナに驚かされたが、名前を考えるのは大変だったので助かった。


「前々から考えてきたのよ。この時のために!」

「お、おう」

「名前は!!」

「名前は?」

「ポンタロウ!可愛くてかっこいいでしょ!」

「…カッコイイネー」

「カッコイイデスネー」

「ほらほら!ポンタロウも喜んでる!」


かわいいから許すか。


「よろしくな。ポ、ポンタロウ」

「よろしくね!」

「ヨロシクオネガイシマス。マスタートチビ」

「ひどい!マナっている名前があるんだから!」

「マナ…イイナマエデスネ」

「でしょ?」


こうして新たな仲間が加わりより一層賑やかになったのだった。



名前:アカツキ

 種族:l%;「=ゴブリン

 Lv:51/100

 HP:2100/2100

 MP:200/200

 攻撃力:1(+230)

 防御力450(+350)

 魔力:1(+40)

 素早さ:1(+105)(召喚獣+100)

 スキル

「鷹の目lv2」

「アダマンタイト体質lv3」

「経験値UP率増加lv10」

「召喚獣強化lv5」

「ライダーlv10」

「魔力操作」

「召喚:シバドッグ」

「鑑定lv5」

「闇魔法lv1」

「鍛冶lvMAX」

「見切りlv5」

「閃光」

称号

「転生者」 「不運者」 「自我魔物」 「ユニークモンスター」 「奇跡なるもの」「乗車省略」「相棒」「ライバル」

 スキルポイント:22


名前;マナ

 種族:エンジェル

 Lv:52/100

 HP:1982/1982

 MP:2378/2378

 攻撃力:91

 防御力:72

 魔力:512(+400)

 素早さ:311(+150)

 スキル

「フライlv20」

「魅力lv10」

「回復魔法lv10」

「星魔法lv3」(lv1UP)

「MPUPlv20」

「魔力lv20」

「人化lv1」

「流星群」(MPすべて消費)

称号

「ユニークモンスター」「迷子の妖精」「相棒」「天使」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る