9.召喚獣の名前が決まったらしいですよ

「名前どうするよ...」

「インフニティザウルスはどう?」

「厨二すぎるわ!ティラノサウルスみたいな名前は!!」

「ティラノサウルスをしってるの?」


あ、そうか俺の世界しかないのかってえええええええええ!存在するのかよ!


「え?ティラノサウルスっているの?」

「いるわよ。確か魔王のペットって言う話だけどね。」


ティラこええええええええええええ!!そんな驚きの事実を明かされた俺だが、いまとても悩んでいる。


「こいつを毎回犬ーとかシバドッグーとかいうわけにはいかないしなー」

「うーんポチ!はどう?かわいらしいでしょ!」

「典型的すぎるわ!」


こいつのネーミングセンスは俺以下らしい。やれやれ...おれが考えてやろう!

んー?太郎?いやサイトウのほうがいいな!俺の下の名前をとって一真!とか?

そうだ!おれの飼っていた犬の名前にしよう!ちょうど柴犬だったし。


「ポム!ポムにしよう!」

「へ?え?ボム?それってあの爆発するやつ?」

「ボムじゃなくてポム!!」

「なによそれ!私のポチ以下じゃない!インフィニティサウルスのほうが10000倍はかっこいいしかわいいですー」

「ポムだぞ?かわいいじゃん?(3mもするけど...)」

「もういいわよそれで!私の意見全然採用されないんですけど!」

「ダンジョンに潜る意見は採用されたしね?」

「ま、まあね♪」


採用されたことがうれしいのか顔が赤い。かわいいやつだ。


「カタカタカタカタ」


途端に奥から音が聞こえた。

そして...


「「「「「カタカタカタカタ」」」」」」


スケルトンの登場だ。ダンジョン初の敵!その力を見せてもらおうか!


【スケルトンlv13】


ただの骨。アンデット種


HP51/51



【スケルトンlv15】


ただの骨。アンデット種

     ︙


うん。弱すぎる。このスケルトンはすごく弱かった。だってさっきまで居た6対のスケルトンがもう倒れてるもん。鑑定している間にポムが一瞬でたおした。これ俺出番ある?ポムかわいすぎか?


「ダ、ダンジョンの最初はこ、こんなもんよね!あとあともっと強い敵が来るわよね!」


マナも動揺を隠せていない。だってさっきまで恐ろしくて俺の背中にくっついていたのだから。

まあマナも言った通り最初だからな。ま、まだ決めるのははやいよな?早いと思いたい!

マナとアカツキはまだ気づいていない...自分たちの異常な強さを・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ロンリーフォレスト


危険度A級   E-SSSまである。A級…ゴールド冒険者推奨


孤立したモンスターが多く、危険。多くの冒険者が死亡したこの森には大型迷宮があると噂されている。



「だってさアレン」

「大型迷宮ってあの...」

「そうだ!7つしかないと言われる幻のダンジョンだ!弱い敵から強い敵もいてレベルあげにもってこいらしい!」

「でも...ロンリーフォレストだぜ?おれたちシルバー冒険者じゃあ太刀打ちできないぞ」

「そこらへんは...大丈夫だ!」

「レアライダーゴブリンもいるらしいしな!」

「まじか!見つけて討伐、あるいは捕獲したら450万ゼパル獲得の大物じゃねえか!」

「召喚獣にもよるが本体は比較的によわいらしい。ゴブリンは頭わるいから心配する必要ないな!」

「そうだな!行くか!まってろ450万ゼパル!「「ガッハッハー!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その頃...


「いけ!ポムとゆかいな子どもたち!」


「「「がおおお!」」」    「ガオオオオオ!!」


ひとつだけ迫力が違う。3mの犬。そうポムだ。

ものすごく頼もしい。そこらへんのモンスターを瞬殺してくれる。

実際そこら辺のモンスターは強くてロンリーフォレストのスネーク。弱くてブルーイッモぐらいだ。

ポムが瞬殺するせいでやることがない。マナも肩で寝てしまっている。


「やることねえ…ポム強すぎだろ・・・」


あっちなみにポムに乗りながら戦ってますよ!ライダーですからね!なにもやってないがな!


「はあ・・・中ボスいつくるのおお!?」


ポムが急に止まりだした。


「ど、どうした!」


ワン!ワン!ワンワン!!


吠えた先を見るとそれは鉄でできた大きなドアだ。

名探偵コ○ンでよく見られるあのドアそっくりだ。横には松明と、怪しい雰囲気がぷんぷんしている。


「やっと来たか・・・中ボス!」


「オイッ!おい起きろー」


「ふぇ?っあ中ボスね!見てたわよ!」


寝てたくせに。マナを起こしたことだし行くとするか!


「行くぞ!魔法の準備よろしく!」


「わかったわ!」


俺達は扉を開け先に進んだ。




名前:アカツキ

 種族:ゴブリン(レアライダーゴブリン)

 Lv:26/30

 HP:532/532

 MP:139/139

 攻撃力:102(+35)

 防御力82(+30)

 魔力:103(+25)

 素早さ:66(+召喚獣)

 スキル

「暗視LV6」(lv1UP)

「体格lv6」(lv1UP)

「筋力lv7」(lv2UP)

「経験値UP率増加lv5」

「召喚獣強化lv5」

「魔力lv5」

「ライダーlv6」(lv2UP)

「召喚:シバドッグ」

「鑑定lv3」

称号

「転生者」 「不運者」 「自我魔物」 「ユニークモンスター」 「奇跡なるもの」「乗車省略」「相棒」

 スキルポイント:104


名前;マナ

 種族:妖精エンジールフライ

 Lv:27/30

 HP:192/192

 MP:312/312

 攻撃力:42

 防御力:34

 魔力:157(+65)

 素早さ:91

 スキル

「フライlv14」(lv1UP) 

「魅力lv4」

「回復魔法lv4」

「光魔法lv6」(lv1UP)

「MPUPlv13」(lv1UP)

「魔力lv14」(lv1UP)


称号

「ユニークモンスター」「迷子の妖精」「相棒」

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