本作品から作者をプロファイルするに、
これまでの人生で程々に美味な食事を嗜んでおり、
これからも味覚道楽で手を抜く積りは無く、
関東辺縁部にお住まいだけど、
時間と金に少々余裕があるので、
東京都心にも足繁く通う。
その際には、在来線ではなく、新幹線でサクっと。
恐らく、年配の引退者。
中年なら部下に任せっきりでも問題ない程度に順風満帆な会社の社長。
創業家一族の二代目の線も考えられます。
そんな方の書かれたエッセイですが、私自身が貧乏人のB級グルメなので、ピンと来ませんでした。
でも、食レポとしてはシッカリしたミニ紀行文なので、最後まで読み通しました。