AC3. Each Emotions
11. The Girl's Real Feelings
あたし――新倉美月は今、金曜の放課後に校舎の中庭でEruptionsのライブ中。レンと煌士を呼んだけど、レンはBECの活動があるみたいでまだ来てない。
『次の曲は新曲ですっ! 【
♪(KY)空気読まない
(KY)空気読めるもKY
(KY)だって良いじゃない?
(KY)じゃなきゃ何も出来ない
♪ゆっくり歩いている時は
立ち止まってしまいがち
周りの事がよく見えて
空気を読んでしまいがち
♪進む方向は分かっているのに
周囲の目を気にしすぎて
走る事を
大事なトコで大人ぶって
スタートダッシュで躓いた
♪ふとスピード上げて走り出す
人込みの中を駆け抜ける
余計な音が聞こえないように
ただガムシャラに突き抜けて
汗だくになっても走りゆく
どう見られても構わないくらい
空気なんて読まない方が
格好良いじゃんっ☆
歌っている途中でレンが最後列に加わるのが見えた。BECの活動が終わったんだと思う。……なんか、元気なさそう。
そういえば千歩ちゃん家の店に行ってから、レンとはちゃんと話してない。あたし、あの時なんで帰ったんだろう? レンと綾乃先輩の関係を知りたくないから? あたしが彼氏を作るより、レンに先を越されるのが嫌? レンが彼女を作ると、あたしとの時間が減りそう?……レンが好きになった――訳ないし。
好きか嫌いかで言えば……好き。でもそれは
□*■*□*■*□*■*□*■*□
中学1年の学校初日。教室での委員会決めの時の話。
「それじゃ、学級委員は東雲と新倉にやってもらうぞ! みんな拍手!」
『パチパチパチパチ!』
あたしとレンは学級委員になった。小学校から同じ学校でお互いを知っていたけど、レンは学級委員をやったりするようなキャラではなかった。なんかこう……目立たないというか、勉強もスポーツも人並みで前に出るタイプじゃなかったし、この時のあたしからすると一緒に学級委員をやるのが少し不安だった。
―*―*―*―
委員会決めの後、中学に入って初めてレンと話したっけ?
「東雲君! よろしくお願い申し上げまする!」
「……その口調大河ドラマ? よろしく新倉さん」
思えば、レンがあたしのボケを拾う感じは今も変わらない。
「せ、正解っ☆ すごいすご〜い!」
「正解なのかよ。なんでそんな話し方なの? 確かに最近、視聴率高いけどさ」
「主役の人がかっこよくて、真似したくなったのである! 東雲君、小学校一緒だったけどちゃんと話すの初めてだね?」
「そうだっけ?……まぁ、そうかもね」
「そうだよ〜☆ だって、あんまり前に出るタイプじゃなかったしっ! イメチェン?」
「俺さ、人見知りで目立つの苦手なんだ。ずっとこのままは嫌だから、中学から頑張ろうって決めてた」
「変わろうとするのはきっと良い事だよっ! あたしも毎日同じなのはイヤだから髪型変えるし! 学級委員になったのも、他の委員会より色んな事が出来ると思ったからだもんっ☆」
「新倉さんは凄いよな。学級委員が新倉さんで良かった。小学校の頃から良く目立ってるし、歌も上手いし、髪型はどれも似合ってるし」
「えっ、そ、そうかな?」
今考えれば、昔からレンは他人の事をよく見てた。仲良くもなかったあたしの事でさえ、ある程度の事は知られてた。レンは普通の人が人を評価するよりも他人を正しく評価しようとして、ちゃんと見てくれてるんだ。
レンにとっては何気ない一言だったかもだけど、あたしにとっては髪型を男子に褒められたのは初めてだった。
「今日のストレートも良いね。栗色でツヤツヤしてるし、芸能人みたい。中学生になったからか、少し大人っぽい気もする」
「あ、ありがと」
べた褒め過ぎ。ちょっとは遠慮しなさいよっ!……正直に発する言葉はよく捻くれてるけど、レンは案外正直者。初めてちゃんと喋ったこの時でさえ、その正直さが伝わった。だからあたしは、素直に嬉しくて照れた。
―*―*―*―*―*―*―*―*―
その後1か月くらいかな? あたしが後ろ髪を編み込んで大きいピンクのリボンをつけて登校した日。朝から2人の男子に絡まれた。
「なんだよ新倉、その髪型~。変じゃね?」
「うわぁ、今日はやっちゃったな~」
今考えれば、かなり勇気のいる髪型だった。でも、否定される筋合いはない。
「なによ? 嫌なら見なきゃ良いじゃないっ」
「学級委員としてどうなの? おーい! 東雲!」
2人の男子はヘラヘラしながら教室の遠くにいたレンを呼び出した。
「何?」
「今日の新倉の髪型変じゃね? 同じ学級委員として注意したら?」
「うーんと……」
レンは無表情のままあたしの周りを1周した。この時あたしは、正直なレンの事だから『変』って言われる覚悟をしていた。
「へぇ、かわいいじゃん」
『えええ!』
あたしと2人の男子は驚いた。周りの目を気にせずに、同級生の女子に迷わず『かわいい』と言うレンにあたしは驚いた。
「結構これ、手間かかってるぞ? お前ら姉妹いないから分かんないかもしれないけどさ、妹がいる俺には分かる」
レンには3歳年下の可愛い妹がいる。東雲
「手間って、同じ学級委員だから
「どんな理由があって庇うんだよ? 髪型なんて人の自由だし、『学級委員だから』とかなくね? まあ、ウチの母親が同じ髪型をしてたら『やめてくれ!』って思うけど、中学生だったらアリだろ? 良さが分からない俺ら男子がとやかく言う事じゃないじゃん」
「まぁ、そうだけど……」
「分かったよ。行こうぜ」
男子2人は自分達の席に向かって行った。
「……ありがと。東雲」
「ん? 思った事言っただけだけど?」
今なら分かる。レンは庇おうとか、助けたいとか、そういう考えで動いてない。自分に素直に、当たり前の事を言ってるだけなんだよね。……どこが捻くれ天の邪鬼なんだか。
「ねぇ? お礼に人見知りなくすの手伝うよっ☆ これからあたしの事『美月』って呼んで良いよ! あたしも『レン』って呼ぶねっ!」
「唐突だな……」
レンが結構考えてから答えたのが、あたしはじれったかった。
「…………分かったよ。……美月」
渋々と面倒そうな表情でレンは返事をした。どこまで人見知りなのよ。
「それではレンっ☆ よろしくねっ!」
□*■*□*■*□*■*□
そんなレンが他のクラスの学級委員だった煌士に出会い、生徒会選挙に誘われたのが半年後。その頃にはだいぶ人見知りじゃなくなっていた。その姿を見てたあたしは、どんどん変わっていくレンが羨ましかった。そんなレンに触発されて、あたしは自分の歌を作る為にアコースティックギターを買った。レンのお陰で、あたしも変わろうと思えたんだ。
□*■*□*■*□*■*□*■*□
ついこの間。そんな人見知りだったレンが、知り合ってばかりの女子と名前で呼び合っていた。……まるで信頼し合っている男女のみたいに。
「あれ? 練君かしら?」
千歩ちゃん家のオープンテラス前の歩道で、洋服店の袋を持った諏訪高の上級生が通りかかった。
「綾乃先輩、お疲れ様です」
「お疲れ様。邪魔してごめんなさい。また明日ね」
『綾乃先輩』という人は、軽く会釈をして行ってしまった。
「和泉……綾乃さんじゃん! ユニ×ユニの! 諏訪高来てたんだ!」
煌士は小声で叫ぶように言った。『ユニ×ユニ』って何だっけ?
「なになにっ? メッチャ綺麗な人だったけど有名人?」
「アイドル戦国時代って言われる今において、人気アイドルグループユニ×ユニのナンバー3だよ」
テレビで見た事ある気がする。なんでそんな人がレンと知り合いなんだろ? しかも下の名前で呼び合ってた。
人見知りのレンが名前で呼びあう女子は限られてる。あたしかくるみぐらい……なはず。くるみはあの性格だから、レンとの出会い頭に無理矢理名前を呼ばせる一部始終をあたしは目撃している。さっきの人もそんな感じかな?……でも、アイドルから『名前で呼んで良い?』なんて言うかな? もしかしてレンから? あんなに人見知りだったアイツが? でも、あんなに綺麗な人だったし、男子がほっとく訳ないよね……。
「――おーい! どうした? 美月?」
レンがあたしの顔を覗き込んできた。
「え! いや、何でもない! 何の話だっけ?」
「和泉先輩の件、誰にも言わないって話だよ」
「言わないよっ!……けど聞きたくも、ないかな? なんてっ」
なんで動揺してるんだろ。レンが誰と仲良くなったって良いじゃん。人見知りが治ったんなら、むしろ喜ぶ事なのに。
「大丈夫か? 熱でもあるんじゃ――」
『ペチッ』
あたしのおでこを触ろうとしたレンの右手を、反射的にはたいた。
「ないないないない! 熱なんてないよっ!……あ~でも調子悪いかも。パフェで冷えたかな~? お金置いとくから払っといて! じゃ!」
なんで逃げてんだろ? しかもかなりのダッシュ。ある程度走ってから我に返って立ち止まった。……暑い。カフェからだいぶ離れてて、変な汗出てる。パフェ全部食べたっけ? ホント何してんだろ。明日、レンと煌士に謝ろう。
―*―*―*―*―*―
次の日。あたしは高校に入ってから初めて学校を休んだ。夜は一睡も出来なくて、本当に体調が悪くなって熱も出た。……あたし、どうしたんだろ?
―*―*―*―*―*―
1日寝て休んだ次の日、あたしは休み時間にレンと煌士に謝るつもりだった。だけど、休み時間に毎回レンはどこかに行っていた。昼休みになって煌士に尋ねてみた。
「なんかBECの活動みたいだね。隣のクラスっぽいけど」
「そっか。分かった」
教室を出ようとするあたしに、煌士は更に声を掛けた。
「美月どうしたの? らしくないね? パフェ食べきらなかったり、学校休んだり」
「……ゴメンね」
「は? 本当に大丈夫?」
普通に謝っただけなのに、オーバーリアクションをされた。
「えっと、なんか変な事言った?」
「こういう時、いつもの美月なら笑わせにくる所でしょ? 普通に謝るのはらしくないよ」
「……あたしらしいって、何だろうね」
思わず呟いた。
「え? 何?」
煌士は聴き取れなかった。そんな友人をよそにあたしは廊下に出ると、隣のクラスの様子を伺うレンが見えた。その横には、変装気味に眼鏡を掛けた綾乃先輩という人もいた。真面目な話をしてるみたい。
「……――こんなの放置できません」
「なんとかしなくちゃね」
「あの……」
あたしは思わず2人に声を掛けていた。
「一昨日お会いしました、レンの幼馴染の新倉美月です」
「あ、軽音部の良い声してるボーカルの子よね? 私はBECメンバーの和泉綾乃です。よろしくね」
「良い声なんてそんな。よろしくお願いします」
あたしの事知ってくれてたんだ。……あれ? 今BECメンバーって言った?
「ちょっとお話ししたい事があるんですけど、良いですか?」
「うーん、そうね……。どう練君? もう平気かな?」
「そうですね。ある程度は分かりました。どうした美月?」
レンは敬語。余計関係が気になるけど、レンに聞くのはなんか嫌だな。
「いや、アンタはいい! 綾乃先輩とだけ話したいの!」
「はぁ? なんだよそれ!」
「……分かったわ、美月ちゃん。行きましょ?」
よく分かんないけど、この人凄い。大人の余裕みたいなのかな? あたしの気持ちを悟られてる気がする。
「はい! ありがとうございますっ! じゃ、屋上行きましょう!」
あたしは綾乃先輩を連れて屋上に向かった。
―*―……
『キイィィ……バタン』
屋上の出て鉄扉を閉めると、雲の隙間から降りた太陽の光が白いコンクリートが反射して少し眩しかった。ちょっと雲が多いけど、天気が良いのに誰もいない。強い風が吹いててもあたしのスカートの中はスパッツ。綾乃先輩は真ん中の広いスペースまで行き、スカートを抑えながらあたしに尋ねた。……色っぽくてずるいなぁ。
「それで、話したい事って何かな?」
「……」
屋上まで来てもらったけど、何て切り出せば良いんだろ?
「練君の事?」
やっぱ悟られてる?
「あの、レンとあたしは中学から仲が良いんですけど、あの人見知りがアイドルと知り合ってるのが信じられないんです」
「関係が気になるのね?」
「そう、ですかね?」
「美月ちゃんは練君が好きなのかな?」
「え! いやいや、そんな事はないですけどっ!」
「――けど?」
何キョドってるんだろう。綾乃先輩には、あたしの迷いが見透かされてる気がする。これが女の勘?
「気になるというか、知っておきたいっていうか。ずっと知ってる幼馴染がいきなり積極的になって、綾乃先輩みたいな綺麗な人と知り合いになってるのが不思議に思っただけで……」
自分から話があるって連れてきたのに、的確な言葉が出てこない。
「私と練君の関係は、ただの委員会メンバーよ。だから安心して?」
あたし、安心してるのかな?……してるかも。
「いつ知り合ったんですか?」
「ついこの間よ。1週間も経ってないわね」
「えっ!」
ちょ、1週間経ってない? 余計に不安! 馴れ馴れし過ぎじゃない?
「ええと、レンの方から下の名前で呼び初めたんですか?」
「違うわ。私から持ちかけたの。他の人にも言うのだけど、名字で呼ばれるのは距離があるみたいであまり好きじゃなくて」
さすがにレンから名前呼びはありえないか。
「先輩はレンの事、どう思いますか?――!」
ほぼ初対面の人に何聞いてんだあたし!
「恋愛対象かって事?……安心して。アイドルは恋愛した時点で終わりだから」
「あ、あの、そうじゃなくっ! どれだけ信頼してるかなぁと、……参考までにっ!」
苦し紛れの軌道修正。もう手遅れかも。1番気になってるのは付き合ってるかどうかなのに。
「単純にどう接してるかっていう質問なら、ただの同じ委員会の先輩後輩に過ぎないわ。まだお互いを評価し合える程の関係も築けてないし」
「……本当ですか?」
「本当よ。私は人見知りではないけれど、知り合って1週間も経ってない男の子とお付き合いする勇気なんてないし、一生出来ないと思うわ。後悔するに決まってるもの」
やっぱりあたしの勝手な誤解みたい。あーあ、無駄な時間だったなぁ。でも、ちゃんと話せてスッキリしたっ☆
「他に質問あるかしら?」
「いえ! もうないです! お話出来て良かったですっ☆」
「……そう?」
先輩はまだ何か言いたそう。
「えっと、逆に質問とかありますか? 呼び出して質問ばっかりして申し訳なさ過ぎなので、答えられる事なら答えますっ!」
「それなら、確認して良いかしら?」
「はい! どうぞっ☆」
「美月ちゃんは練君の事、好きなのよね?」
「ふぇっ!――」
またこの質問。好きだけどlikeで、loveじゃないけど……ほぼ初対面の人には言いたくないなぁ。誤解されてでも。
「……分からない、です」
「分からない? どういう事かな?」
「もしあたしがレンを好きだとしても、付き合うところが想像できないです。4年以上仲良くしてますけど、両想いだったらとっくに付き合ってるかな~と」
「どっちかが片想いって事?」
「レンはどうなんだろ? ないと思います」
「でも、美月ちゃんは好きかもしれない?」
だから、そうは言ってないじゃん。
「……違うかも、です」
「うーん……」
綾乃先輩はフェンスの方に歩いて行き、両手を掛けた。そして、最寄り駅の広場の方を見ながらこう言った。
「練君から聞いたかもしれないけど、私アイドルやってるのよね」
「……はい」
風の音で聞こえ辛いので、あたしは綾乃先輩の後ろに近付いた。
「アイドルってね。ただ歌って踊って、やりたい事やってるように見えるけど、それだけじゃないのよ」
「そうなんですか? 楽しそうですけど?」
「そう、楽しいの。観客から見られてる時は1番楽しい。でもそれはその時だけ。ステージに立つ為に色んな努力をしてるわ。またステージに立てるように。色んな時間を犠牲にして」
「犠牲、ですか?」
バンドしてるからなんとなくは分かるけど、犠牲ってどういう意味だろ?
「遊ぶ時間、勉強する時間、学校に行く時間、誰かといる時間。恋愛禁止だし、普通の高校生の様にはいかないの」
「……」
「けれどね、私はこれで良いと思ってるわ。時間を失っても手に入った物があるから。それは簡単には手に入らない大切な物で、努力だけで手が届かない事だってあるの。アイドルが努力するのは当たり前だけど、何年もかけてやっと手に入れた物なのよ」
……あたしにはあるのかな?
「時々不安になるのよ? 『ずっとこのままでいられる訳ない』ってね。いつか『恋愛しておけば良かったな』とか、『ちゃんと勉強しておけば良かったな』とか考える時が来るかもしれない。でもね――」
綾乃先輩は体の向きを変えて、あたしを見た。
「『自分で選択しているのだから、今の自分に嘘をついてない。だから後悔なんてするはずないんだ』って、何度も自分に言い聞かせるのよ」
「……」
「そんな私には美月ちゃんが羨ましい。歌もギターも上手いし、私に無いものをたくさん持ってる。もしかしたら恋愛とか、私にできない事がたくさんできる。1歩踏み出せば、何だってできるのかもしれないわ」
そうかな? そんな事ない。
「だから1つ、先輩からのアドバイス。自分に素直になりなさい。頭で考えてないのに、身体が反応する事がないかしら? それが貴方の本能なのよ。好きか嫌いか分からないなら、ちゃんと自分の気持ちと向き合いなさい。――逃げたらダメ。確かめられるのは今しかできないわ。それが分かったら素直になりなさい。後悔したりしない様にね?」
一方的に綾乃先輩はそう言うと、鉄扉に向かって行った。
「今私から言えるのはそんなところかしら。……じゃあね」
『キィ……バタン』
綾乃先輩が行ってしまうと、屋上にまた強い風が吹いた。空は雲が多くなってきて、太陽の光が町の一部だけに当たっていた。
あたしはフェンスに手をかけてその景色を見ながら、散らかってる頭の中を整理してみる。あたしはレンが好き。loveじゃなくてlike。何でも言えるし正直だから、一緒にいると安心する。いつもあたしのくだらないボケにちゃんと返してくれる。
高校卒業したらどうなるんだろ? いつまでも一緒な訳ないって分かってるのに、なんでこんなに不安になるんだろう……。
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