アリス イン アンダーグラウンド

おまけ

◼️12ヶ月メンバーズ 紹介

姓名が和風月名で出来ています。

・1月 嘉月（かげつ） 睦月（むつき）　男

環境分析に従事。重金グループ。よく喋る。

・2月 如月（きさらぎ） 花朝（かちょう）　女

環境分析に従事。生活グループ。

・3月 花咲（はなさき） 弥生（やよい）　女

環境分析会社事務。ルカに指名されて計量業務に転身。有機グループ。

・4月 卯月（うづき） 清和（せいわ）　男

環境分析に従事。有機グループのグループ長。妻子あり。修士号。環境計量士。

・5月 橘（たちばな） 皐月（さつき）　女

ミキが通う研究機関に修士論文の為、実験に来ている院生。実験が苦手。

・6月 水無月（みなづき） 鳴神（なるかみ）　男

元、家出少年。工業高校から通信制高校に編入。環境分析に従事しながらミキと同じ大学に進学。大学を選んだ理由は家が近かったから。有機グループから工業試験分析に異動。技術班。

・7月 女郎花（おみなえし） 大晋（たいしん）　男

環境分析に従事。生活グループ。優しい。

・8月 秋風（あきかぜ） 葉月（はづき）　女

工業高校情報技術科卒。いつもルカにじゃれついていて、2人は付き合っているものと誤解される為、ルカに浮いた話が舞い込んだ試しが無かった。通信事業に就職。

・9月 長月（ながつき） 菊（きく）　男

環境分析に従事。重金グループ。

・10月 神無月（かんなづき） 小春（こはる）　女

修士号。環境計量士。環境部門技術士。30代で所長をつとめる実力者。ヘベレケになって「小春って呼んで」と言いまくった為、ルカには名前で呼ばれるが、何で名前で呼ばれるようになったのかは全く覚えていない。

・11月 霜月（しもつき） 神帰（かみき）　男

工業高校機械科卒。ルカの同級生でルカと同じ大学に進学。面白い方の味方につく傾向があり、必ずしも味方につくとは限らない。修士課程修了後、国立研究機関に採用された。

・12月 師走（しわす） 年積（としつみ）　男

福岡県の高専に進学。ロボコンにエンジニアとして参加。パワーエレクトロニクス分野に就職。

・1月 早緑（さみどり） 初春（はつはる）　男

工業試験分析 所長。

・7月 文被（ふみひら） 涼（りょう）　男

工業試験分析に従事。技術班 班長。

◼️アリスサイド メンバーズ 紹介

▲アリス・プレザンス・リデル　女

ヘンリーの養子。ヘンリーとは国籍が違う。並外れた記憶力を活かす為、幼少からIT技術の訓練を受ける。逃げられないように本名さえ教えられていなかった。捨て子であり、両親は不明。

▲ヘンリー・リデル　男

アリスの養父。アリスの才能で財を築く。レジナルドとアリスの関係を深めるために共同研究を持ち掛けるが、共同研究のために平文で書かせたアリスの設計が仇（あだ）となる。

▲ルイス・キャロル　男

偽名。アリスを奪われると全てを失いかねないヘンリーが雇い、万が一の時はアリスの頭を撃てと命令されているが、その日がくることを望んではいない。アリスの境遇を不憫に思っている。本名はチャールズ・ドジソン。

▲レジナルド・ハーグリーブス　男

博士号。ヘンリーが決めたアリスの婚約者。ヘンリーから事情を聞かされ野心を抱く。アリスとは年齢が離れすぎている為、アリス自身に好意はない。ルカはレジナルドから酷い人格否定を受けているが、レジナルドには一切返信していない。

▲ホワイトクイーン　性別無し

アリスプログラムが生み出した最初の人格。アリスに合わせて形成された為、攻撃性や抵抗力を持っていなかった。アリスの話からルカを神様と解釈していた。後にブランシェと命名される。

▲レッドクイーン　性別無し

アリスプログラムが生み出した第二の人格。人間不信に陥り、攻撃性が高い。良い事も悪い事も正直に話してくれるルカを受け入れた。後にルージュと命名される。

◼️キーアイテム 紹介

・セブン

1995年のアメリカ映画。ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン主演。猟奇殺人と事件を追う刑事達を描いたサイコ・サスペンス。

ルカが晴れなかった人生観を変えた最も印象的な場面について語っている。

・未来の台座

ここに立つと漏れなく目の高さにある向かいの海鮮居酒屋の看板が目に入り、北海道漁鮮水産に行く未来が見えてしまう。夏は桜の葉が邪魔で前が見えない、つくば駅前おもしろ観光スポット。

・賢者の贈り物

オー・ヘンリーの代表作となった短編小説。贈り物をめぐる行き違いを描いている。

アリスは文章の無いルカの手紙に返事を書き、ルージュから不安に揺れるアリスの恋心を報（しら）されたルカは「自分の一番大事なもの」だと訂正している。