開戦

第1話(原作1~5話) 空母いずも所属 F-2戦闘機 発進!!

平成28年6月16日、竹島奪還作戦に参加するため萩市から北に70Km地点には第311空母小艦隊の空母2隻、ミサイル駆逐艦2隻の計4隻が北へと航行していた。


「島一つだけで空母4隻も動員させる必要あんのかぁ?」


そんなことをぼやきながらいずも型空母一番艦"いずも"の操縦士パイロットである新垣真司にいがきしんじはのんきに全通甲板の真上に広がる青空を見上げる。


「向こうがどう出てくるか分からないんだからしゃあないでしょ。ヘリだけだといざというときは頼りないからな」

「確かにそうだけどさぁ…」


真司の戯言に返答したのは同期で同じ操縦士の朝日拓篤あさひたくまである。


「しっかし本当に力ずくで竹島を奪還しようとするなんて思わなかったな」

「流石に向こうの大統領にあそこまで言われちゃ日本のトップも黙ってられないだろう」


事の発端は今から10日前に行われた日韓首脳会談である。

日本の総理大臣西川泰弘と韓国の大統領李周永が会談した際に竹島に関しての意見が炸裂、国民の異常な反韓感情が後押しする形で武力を行使しての奪還がその場で宣言され、その後日本政府から宣言の10日後——6月16日以降竹島に侵入及びその周辺から日本軍を攻撃する韓国人及び韓国籍の船を攻撃対象とする表明が出された。

もちろん世論は荒れ両論賛否が出たが、強大な軍隊を持つ日本が領土問題を解決していない方が不自然と考えるのが一般的な世論となっていたので国内ではそれほど大きな反響は無かった。


『…こちら総司令おやしお、こちら総司令、第502飛行隊からの偵察情報が入りました…』


突然耳に装着している無線に連絡が入った。


『竹島から南西西70Km地点にKCV-I級と思われる空母2隻、KDX-III級と思われるイージス駆逐艦が2隻、KDX-II級と思われるヘリコプター搭載駆逐艦2隻の合計6隻が航行中です。詳細及び他艦隊が分かり次第随時情報を報告します…』


「よっしゃやっと出番来たか!」

「げぇ、KCV-Iが2隻もいるのかよ」


意気揚々な真司とは裏腹に拓篤はげんなりとしたコメントだ。


『F8飛行隊とF2飛行隊は今すぐ発艦だ。すぐに乗れ』

「了解」


無線で発艦命令を受けた真司と拓篤は搭乗機へと走る。


ANAF陸海空軍CIIS中央情報統括システムよし、兵装システムよし、計器、フラット……もよしっと」

『ソードスター、シャトル結合部まで進んでくれ』


機器の確認を終えた真司は前方の戦闘機が発艦したのを確認し、カタパルトの連結位置へと移動した。

シャトルに前輪が結合され、射出準備完了の合図が出る。


『先に発艦だ、グットラック』


そう言われると、バッシュゥゥゥという音と共に加速し海の上へと出た。

「カタパルトのこの加速…やっぱ最高だなァ」


右に旋回しながら少しずつ高度を上げていき、先に発艦した機に接近する。


『スラッシュ聞こえるか?』

『こちらスラッシュ1だ、どうぞ』

『そこから方位330へ向かい、竹島周辺の警戒及び制圧の援護をしろ、どうぞ』

『了解』


真司含むF-2A戦闘機4機で組まれたスラッシュ≪第F2飛行隊≫は竹島へと向かう。


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発艦から約5分。既に竹島周辺が確認できる程の位置まで来ていた。

巡航速度が2000Km/h以上にもなるジェット戦闘機だと数十キロ離れた場所にも直ぐに行ける。

そこまで早いのであれば空母は必要ないと思われがちだが、基地と空母の二か所から緊急発進スクランブルし、より早くより多くの戦闘機で威嚇や迎撃を行うという、ここでも"力"で争いを防ぐ方針によって十数もの空母が配備されているのだ。


『こちらマウス。間もなく作戦区域に到着する。このまま予定通りにいくぞ』


編隊を組みながら少し左へ寄ると、同じように編隊を組みながら他の小隊も近付いてくる。

そうして十数機が集まり、ボーリングのピンのような形の編隊を組み始めたその時だった。


『こちらアルフォース4、前方に敵機と思われる機影発見!数は約40だ!』


突然無線から敵機発見の情報が来る。他艦から先に出た機からだ。


『位置は竹島西約40Km、至急応援を頼む』

「40ってかなり多いんじゃ…」


違和感を覚えて真司はそう呟く。

敵のKCV-I級空母は30機も搭載できない軽空母に分類される。

40機というと空母から出すとしたら搭載機の半数以上に当たる数である。敵の戦力を知っているならば早々にそんな出すだろうかと不思議に思うだろう。


『スラッシュとスカルは援護に回れ。他は周辺のけいか…』

『こちらスプリット1!敵機約50を発見!位置は竹島南西約55Kmだ!至急応援を』


無線の命令を言い終わる前に別の小隊からまた目撃情報が上がる。


『50だとッ!?いくらなんでも多すぎるぞ』


だれもが明らかに向こうの戦力が異常だと思った。

たった1つの島だけに100機弱も投入する訳が無いのだ。


『戦力が足りないぞッ!空母各艦から増援を出せ!戦闘が予想される区域付近の艦は迎撃準備だッ』

『こちらアルフォース1、敵機増えてます!現在約60ッ』


想定していなかった報告が次々と上がって来る。


「まさか…」


薄々思っていたその予想は的中した。

この状況ではやりかねない、しかし流石にそんなことはしないだろうと楽観的に思われていた。

大艦隊で来たのももしもの為だが、半数以上の乗員が出番は無いと思っていただろう。

だれもが誰もが無いと思い一番避けたかった展開…



『…こちら情報本部!たった今…韓国から宣戦布告・・・・されましたッ!』



そう、これが全ての始まりである"日韓戦争"の開戦だった。


命令やら目撃情報やらで怒鳴り声が絶えなかった無線に一瞬の沈黙が訪れた。

宣戦布告——それは向こう韓国軍が本気で攻撃を仕掛けてくるということだ。

狙いは既に竹島なんかでは無い、日本本土である。


『敵はもう目の前にいるぞ!これは戦争・・だ、全力で叩き潰してこい!』


隊列を組んでいた戦闘機は一斉に広がっていき、応戦の体制に移る。

敵は既にわずか15Km先だ。射程の長いミサイルならば余裕で狙える距離である。


『BVR視程外射程ミサイルが来るぞッ!回避運動を取りながら反撃開始だ、AAM-6を打ち込め!』


あくまでも先に手を出さない「やられたやりかえす」という考えのため、敵の攻撃が確認できてから反撃ができるようになる。

そのような制約があるので、こちらから遠距離のミサイル攻撃が基本的には不可能なのだ。

それが影響しているのかどうかは分からないが、ミサイルを打ちながら次々と味方が撃ち落されていく。


『クソッ、奴らめ!』


命中率100%とも言われているBVRミサイルの前ではどんな戦闘機でも無力化してしまうため、回避しようとしても既に10機程は撃墜されている。

LASCFIISで着弾予測は可能なので射出座席を使うことで乗員ごと爆破されることはないが、確実に戦力は削られるのはかなり痛い。


『こちらアスター、敵機の情報入りましたッ!』


前線の後方上空から支援をしている早期警戒管制機からの無線が入った。


『竹島西約10KmにはF-15Eイーグルが22機、F-16Cファイティング・ファルコンが18機、F-5EタイガーIIが6機の合計46機、 南西約17KmはF-15Eが24機、F-16Cが14機、F-4ファントムIIが20機の合計58機だ、健闘を祈る』

『タイタスとアルフォースは南西の方を、支援がくるまで近接戦闘を避けて持ちこたえてくれ。それ以外は西側だッ!各機とも簡単にはやられるなよ!』


2方向に分かれ始める。


「こんな奴らやられてたまるかよッ」


そう呟くとエンジン出力を上げながら高度を上げる。

ほかの機も同様に上昇し始め、完全に戦闘状態になる。


「いたいたァ」


豆粒のようにしか見えないような小ささだが、敵を目視できる程の近さまで来ていた。

まるで鳥の群れのように見える戦闘機が超高速で近づいてくる。

前方から来る戦闘機にミサイルを打ち込みながら左に旋回すると、飛び回っている戦闘機に一つ狙いを定めて追いかけ始める。


「まずは貴様からだァ…」


速度を更に上げながら追いかけていく。


ここからが戦闘機の見せどころであるドッグファイトだ。

敵の一つに狙いつけて旋回し、後ろに回り込んだとたんに近距離ミサイルを打ち込む。

しかし、そうやすやすとは命中させない。即座にフレアを出しながら回避行動を取られてミサイルは明後日の方向へ飛んでいく。


回避している敵にそのまま突っ込んでいき、至近距離から機銃で追撃を始める。

流石にこれは避けられない。数発当たったかと思うと"ボンッ"という破裂音と同時に右エンジンから黒煙が出始めた。


これ以上はさすがにまずいと思ったのか、急旋回して敵が逃げはじめる。速度が遅いことを生かしてそのまま方向転換するつもりなのだろうがそんなことでは逃がさない。

ぐっと上昇して速度を落とした後にぐいっと旋回し、同じ高さまで一気に下降して速度を維持しながら再び敵の後をとる。「ハイヨーヨー」だ。これに敵が気づいた時にはもう遅い、機体にはミサイルが刺さって跡形もなく爆散している。


あっさりと敵を落とすが仕掛けた側の真司も影響が無い訳ではない。下降時のものすごいGであちこちの毛細血管はプチプチ音をたてながら切れていて意識も朦朧として気を抜けば倒れてしまうレベルだ。

しかしここは戦場、そんなことでいちいちぶっ倒れるわけにはいかない。


「まずは一匹!」


そう叫ぶと直ぐにレーダーを見て次の敵を探す。

どうやらこのちょっとの時間で既に10数機は落としたようだがまだまだ戦場は荒れている。やはり数を減らされているこちらの方が劣勢のようで、不利な戦闘を続けている機も多い。


『…こちら竹島強襲部隊、目標地点に到達しました。突入許可をお願いします』


本来の計画も中止せずに進んでいるようだ。


『こちら作戦本部司令、突入許可を出す。周辺の戦闘機は作戦行動中は敵機の接近を防げ!』


向こうは本格的に動き出すようだが、ドックファイトを繰り広げているこちらにはあまり関係ないだろう。今は目の前の敵を全滅させればそれで十分だ。

こうしてるうちにも後ろを取るつもりなのか、後ろから近づいてくるのがいる。


「次はお前だなァ」


後ろを取られては圧倒的に不利な状況になるので速力を上げて逃げ始めるが、両軍の戦闘機が入り乱れてるここで簡単には振り切れない。

直ぐに追いつかれ後ろを取られると、蛇行シザーズしながら逃げ始める。


敵も見てるだけではない。蛇行するこちらを機銃で狙い打ちしながらこちらの出方をうかがう。

どこかでミサイルを打ち込むつもりなのだろう。だがそうはさせない。


真司は突然宙返りをはじめ、敵を振る行動に出る。敵も後ろを取られまいと付いてくるが若干反応が遅れた。


「ここだッ!」


ちょうど敵から見て真上の位置に来たときに宙返りを中断して急降下し始める。再びものすごいGが掛かるが今は気にしていられない。

それに気づいた敵は追いかけようとするが、落下時の加速により距離を離される。


ここまで引き離せば攻め方はいくらでもある、旋回して次の行動に移ろうとするが…運が悪かった。

ミサイル接近のアラームが鳴り響き始めるのと同時に、斜め前方に新たな敵機の姿が見える。


『ピーピーピーピー』


LASCFIISからミサイル接近の警告音が鳴り響く。


「クソッ!」


即座にフレアを出して避けるが、今度は引き離した筈の敵機が急接近して機銃を打ってくる。

流石にこれは避けきれない。回避行動を取るがガンという音をたてて弾丸が機体にめり込む。


弾丸を受けて被害が出たのだろうか、また警告音が鳴った。画面を見ると燃料タンクに直撃したと出ている。このままだと引火する危険性があるが……もうそんな事を考えている余裕は無い。

1対2なのを生かして交互に攻撃を仕掛けて避けるので精一杯だ。


「こちらスラッシュ3!援護は無いのか!?」

『こちらネクサス!今向かっているところだ、持ちこたえてくれ!』

「あと何分で着くんだ!?」

『5…いや、4分で行く』

「4分は持たないぞ!もっと早くだ!!」


そう言い切ったとたんに機体をぐっと捻って急旋回すると、そのすぐ横を機銃の弾が通り過ぎていく。少し遅ければ被弾する程の近さだ。


だが避けきれて安心している暇はない。片方が攻撃を終えたらすぐにもう片方が攻撃をしてくるため、少しでも気を抜いたら蜂の巣になってしまう。


「ッ…埒があかねぇ…」


反撃しようと左へ右へと旋回して敵を振ろうとするが中々うまくいかない。それどころかこちらが逃げまとう形になってしまう。


「ならこれはどうだッ」


唐突に機体を上に向けて宙返りを始める。さっきと同じ戦法だ。ちょうど半周ちょっとを回って敵の反対側に来たら急降下を始めて…


『ピーピーピー』


そのタイミングで再び警告音が鳴る。


「何?!どういうことだ!?」


敵は真反対、こんなところでミサイルを撃っても当たらない筈だ。なのにどうして接近してくるのがあるんだ?なぜだ?


ふと真上を見上げると、こちらに機体を向けている敵機が見える。こちらの作戦に引っ掛からずにこのタイミングを待ち構えていたようだ。


「クッソォォォォォ!!!」


全速力で急降下するがそんな長くは無理だ、信司の体が持たない。かといって水平な状態に戻してもすぐにミサイルが着弾して木っ端微塵だ。


Gで自滅するのは論外、そう決めた信司はフレアを使いまくってミサイルの軌道を外しながら機体を立て直す。もちろん想定通りすぐ敵機が寄ってきて機銃で狙ってくる。


「ガンガンガンッ」


もろに被弾する。もうこれは仕方がないと諦めていたが、やはり被害は大きい。もう聞き慣れてきた警告音がまた鳴る。


『ピッピッピッピッ』

「ヤバイぞ…この音は…」


モニターを見ると被害情報で真っ赤になっている。つまり、もうこれ以上は飛ぶだけでも難しいという事だ。信司は心のなかで落胆しながらも攻撃を避けて飛行し続ける。


何とか持ってくれ、そう願うが叶わなかった。エンジンからはボンという音をたてて煙は上がり出力が下がる。操作系の機械も破損したようだ、上手く機体を動かせない。


「こんなところでッ……やられるなんてッッッ!!」


止めを刺すのか、一息おいて敵がミサイルを撃った。そして、何も抵抗しない信司の機に直撃して…………機体は木っ端微塵に爆散した




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今回の兵器紹介(1~5話分)


・いずも型航空母艦


基本性能

基準排水量:45,000t

満載排水量:70,600t

全長:297m

全幅:40m

速力:27kt


兵装

高性能20㎜機関砲 CIWS:2基

11式改短距離艦対空誘導弾:2基

RAM近SAM 21連装発射機:2基


機関:IHI製K2700型ガスタービンエンジン 3機


艦載機

F-2A:35機

F-2C:2機

F-3B:2機  

計39機


同型艦数:6

1番艦いずも

2番艦あまぎ

3番艦ふじ

4番艦するが

5番艦おうみ

6番艦とさ



1996年(平成8年)から導入された日本海軍の汎用大型空母。


データ上は一見普通の空母に見えるが、いずも型空母最大の特徴はカタパルトにある。

戦後、大日本帝国海軍が開発できていなかった油圧式カタパルトを日本海軍が独自開発した上で改良を続け、40年の歳月を掛けて生み出した「VD-2型油圧蒸気複合カタパルト」。原子力機関なしでも他国採用の電磁式カタパルトに劣らない発艦性能を実現し、それを初めて実用搭載したのがこの艦である。

これにより日本軍は歴史上初となる本格的なCTOL機艦載正規空母を所有することとなった。


カタパルトの他にも角度8.5のアングルド・デッキや試作LASCFIIS通信装置等の新しい技術を多数搭載しており、以降に建造された日本軍空母や近隣国軍隊に大きな影響をもたらしている。



・F-2戦闘機(通称"ハイパーゼロ")


基本性能

乗員1名(F-2Bのみ2名)

全長15.52m 全高4.96m

エンジンIHI製F110-IHI-129(換装後及び2000年以降製造はIHI製J-10-5next)

最大速度マッハ2.0

フェリー飛行時航続距離4,000km(J-10-5next搭載機は4,550km)


兵装(F-2A・要撃時)

JM61A3 20mmバルカン砲

11式空対空誘導弾 (AAM-6)×8

13式空対空誘導弾 (AAM-5)×6



1989年(平成元年)から導入された国産の汎用多任務戦闘機

老朽化のため後継機のF-3に置き換えが始まっているが、現在でも日本軍の主力機であり、海軍と空軍共にかなりの数を保有している。

派生型が多数あり、エンジンや兵装等の換装、改修を行ったF-2αや偵察専用のF-2C、ステルス機のF-11などがある。



・陸海空軍中央情報統括システム(ANAFCIIS[Amry Nary Air Force Central Information Integration System])


2004年から日本軍で採用されたシステム。

早期警戒管制機(AWACS)や早期警戒機(AEW)、レーダーサイトからの情報や作戦本部、戦闘機、軍艦等の通信を一つのシステムに纏め、通信の隠匿性を上げつつ情報を円滑に共有できるようにした。

また、各機で入手した情報を全て共有するため複数の場所からの視野を得ることができ、精度の高い着弾予測や近接戦闘の支援等が可能になった。

名前の通り日本軍全ての兵器に搭載されているため、海軍と空軍の統合作戦などが容易にできる。



・佐世保基地所属 第三国防艦隊群空母第311小艦隊


第一の呉、第二の横須賀に次ぐ日本第三位の艦隊数を誇る佐世保基地に所属する空母艦隊。

空母2隻|(いずも・きい)、ミサイル駆逐艦2隻|(あしがら・くらま)の計4隻で構成される小艦隊で、東シナ海や対馬海峡、日本海などの海域で哨戒任務をしている。


通常の領空侵犯航空機へのスクランブルなどはもちろん、有事には他のミサイル駆逐艦隊と共に現場へ急行し、前線にミサイル駆逐艦隊、後方に空母艦隊という形態をとって防衛や護衛など多種多様な場面にも対応できる。



・韓国海軍KCV-1型軽空母(ソウル級軽空母)


基本性能

基準排水量24.000 満載排水量28,640

全長232.4 全幅29.3

速力25ノット


兵装

ファランクスCIWS 2基

RAM近SAM RIM-116 2基


艦載機

AV-8BK ハリアー II 22機

SH-60 シーホーク 3機

計25機


2006年から建造された韓国海軍初の空母。これまで日本軍の軍拡に対抗しようと既存の艦を改造して空母を作っていたが、それでも十分な戦力にならなかったために作られた。

当初は60,000t級の空母を建造予定だったが、あまりにも費用が掛かりすぎるため軽空母として建造された経緯がある。

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