18. 俺は探したくない。

虎太郎くん。みんなが探しに立ち去っていく。

そんな中、俺は...なんだか嫌で

1人探しに行かないことにし体育座りをしている。



そんな中、俺は1人探しに行かないことにし、体育座りをしている。

俺に直樹が聞く。


「海人は行かないのか?」


「うん。俺はいいや。」


俺はそのまま返事をする。沈黙が続く。

あっ…これ…だめな空気だ…。


「いつまで根に持ってんだよ...弱虫。」


その予感は的中した。直樹は俺を睨んでそう言う。キレたみたいだ。


「…んだよ、人の気も知らないでよ!!!」


そう言ったのは青太くん。


「小高先輩の気持ち、ヨミトッタ。」


「おいっ青太ー!!!」


山口先輩の声だ。


「はーい! ちょ、僕も探しに行ってくるねっ!」


その場で足をドタバタさせ走って行った。

こっちを見ていた直樹も数秒後走って行った。


...怒らせて..しまった...。


【作者目線】


「城夜いたぞーっ!!!」


山口先輩。


「いたああああっ!!!」


青太くん。


「って…。何やってるんすか?林下くん…。」


山田先輩。 林下は女の子に囲まれている。


「あー、ごめんね!写真とかサインとかいろいろ頼まれてやってたら

こ〜んなになっちゃったっ!きゃぴぴっ☆」


林下は顔の横にピースする。


「心配して損した。戻るぞ。練習するんだろ。」


林下を直樹は引きずる。


「あ〜〜れ〜〜〜〜。」


【海人目線】


走って戻ってきた。

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