18. 俺は探したくない。
虎太郎くん。みんなが探しに立ち去っていく。
そんな中、俺は...なんだか嫌で
1人探しに行かないことにし体育座りをしている。
☆
そんな中、俺は1人探しに行かないことにし、体育座りをしている。
俺に直樹が聞く。
「海人は行かないのか?」
「うん。俺はいいや。」
俺はそのまま返事をする。沈黙が続く。
あっ…これ…だめな空気だ…。
「いつまで根に持ってんだよ...弱虫。」
その予感は的中した。直樹は俺を睨んでそう言う。キレたみたいだ。
「…んだよ、人の気も知らないでよ!!!」
そう言ったのは青太くん。
「小高先輩の気持ち、ヨミトッタ。」
「おいっ青太ー!!!」
山口先輩の声だ。
「はーい! ちょ、僕も探しに行ってくるねっ!」
その場で足をドタバタさせ走って行った。
こっちを見ていた直樹も数秒後走って行った。
...怒らせて..しまった...。
【作者目線】
「城夜いたぞーっ!!!」
山口先輩。
「いたああああっ!!!」
青太くん。
「って…。何やってるんすか?林下くん…。」
山田先輩。 林下は女の子に囲まれている。
「あー、ごめんね!写真とかサインとかいろいろ頼まれてやってたら
こ〜んなになっちゃったっ!きゃぴぴっ☆」
林下は顔の横にピースする。
「心配して損した。戻るぞ。練習するんだろ。」
林下を直樹は引きずる。
「あ〜〜れ〜〜〜〜。」
【海人目線】
走って戻ってきた。
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