17. 消えた林下。
あいつなんかに負けたくないけど、悔しいけど、
仲間としての意識を持たなきゃだから…。頑張ろう。
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「ぷっは〜〜〜っ!また一杯やるか〜!!!」
☆
山口「ぷっは〜〜〜っ!また一杯やるか〜!!!」
山田「お前、酒扱いそろそろやめろ(笑)」
山口「えーっだって、楽しいじゃんっ!」
山口先輩と山田先輩のいつもの茶番が始まる。
俺はふと疑問になり、先輩たちに聞く。
「そういえば…山口先輩と山田先輩は仲が良いですけど…
喧嘩したときってあるんですか?」
山口「喧嘩…?幼稚園以来してないんじゃね?」
山田「そんな前だったっけかー?」
「まず幼稚園から一緒ってこと初耳です…。」
虎太郎くんが混ざってくる。
山口「いや、保育園からなっ!」
山口「そう、保育園からなっ!」
「どっちも同じですよ…。」
苦笑いしながら虎太郎くんは呆れた顔をする。
すると、大きい足音が近づいてくる。
「なあ、林下くんいねーよ!?」
息を切らして走ってきたのは直樹。
「まじかっ!!!どこ行ったんだ〜イケメンくぅ〜んっ!!!!!」
両手を口の横に当て、山口先輩が体育館中に声を響かせる。、
「探しに行こうぜっ!」
青太くん。
「おう!」
虎太郎くん。みんなが探しに立ち去っていく。
そんな中、俺は...なんだか嫌で、
1人探しに行かないことにし体育座りをしている。
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