第四話 株主資本等変動計算書③


「ん?」


 そこで栴檀のスマホが震動した。

 回収室の室員以外で電話番号を知っている人間はほとんどいない。

 現在進行形で関わり合いがあるのは一人しかいない。


「鷺だ」


 電話の相手は内調の鷺だった。


『伝えたいことがある。今玄関まで来ている。入れるか?』


 淡々と沈んだ声で鷺が告げる。


「少し待ってくれ」


 栴檀が回収室を見渡す。


「鷺が玄関まで来ているようだが」


 大鳳がいる中で、部屋に入れるべきか、という確認を他の室員にしようとしたのだ。


「あ、あたし出ていこっか?」


 勝手に入ってきたくせに、大鳳が気を利かせた発言をした。


『大丈夫だ』


 部屋の音が聞こえていたのか、栴檀の代わりに鷺が電話の先で言った。


『先ほど玄関で入っていくのを見ていた。大鳳円だろう』

「あ、ああ」


 大鳳を玄関で見たということは、その後に回収室の四人が来ていたのも見ていたはずで、大鳳のことを忠告しないばかりか、挨拶すらせずに玄関に立っていたというのか。


「妙だな」


 それに気が付いた蘇合が電話先に聞こえないような声で言った。


「栴檀、何にせよ、まあ、入れるしかないか」

「そうだな。沈水、エレベーターのセキュリティを解除して動かしてくれ」

『あいあーい』


 専用エレベーターを動かし、鷺を運ぶように沈水に指示をする。

 鷺が来るまでの数分間は大鳳がふらふら部屋の中を動いている以外、回収室は静かだった。


「あまり良くない話がある」


 鷺は部屋に入り、口を開くなり不吉な声で不吉なことを言った。

 USPの件から、鷺とは数回連絡を取っていたが、実際には会っていなかった。

 失われた米国債券がUSPのビルからは見つからなかった、という報告が最後だ。


「彼女は……」


 一応紹介をしようとしたが、鷺は大鳳には視線を送ることもせずに言う。


「いや、彼女のことは知っている。むしろ彼女がいた方が話が早いかもしれない」

「なぜ知っている?」

「……有名人だからな」

「えへへー」


 大鳳がはにかむ。


「ネット関係なら沈水がいればいいのでは?」


 零陵は大鳳がこの場にいることに反対の立場のようだ。

 なぜか鷺はこれに答えず、じっと死人の目で零陵を見つめていただけだった。

 答えを持ち合わせていなかったのかもしれない。


「……まあ、別にいいですけど」


 零陵が折れ、大鳳は残ることになった。

 大鳳は、沈水の近くに静かに立っている。


「それで、良くない話だが……」

「USPのことか?」

「そうだ。……いや、おそらくそうだ」


 おそらく、に鷺は強調を置いた。


「これを知っているか?」


 鷺は宇佐の遺体写真を出したときのように、胸ポケットから白い名刺大のカードを取り出した。

 そのカードには、アルファベットの『U』と、その文字を横切るような二本線が書かれていた。

 何かを示す独特の記号のようだ。


「いや、知らない」


 栴檀にはその記号が示すものがわからなかった。

 周囲を見ても、蘇合と零陵も同じようだった。


 一方、沈水と大鳳は何かに気が付いたようで、二人で顔を見合わせてうなずき合っていた。


「知っているのか?」

「あーうん、ユーコインのマークだよそれ」


 大鳳がピースサインをしてUのようなVのような形を作る。


「ユーコイン?」

『仮想通貨ね』

「仮想通貨というと、ビットコインのようなものか」

「そう、それに比べて全然マイナーだけど」


 交互に答える大鳳と沈水。

 仮想通貨にも発行元、発行方法によって現実の通貨と同じく種類がある。

 その中で、最大手で、ユーザー数も取引額も多いのがビットコインだ。


「これとUSPにどんな関連があるってんだ? まさか、Uの文字があるからってだけじゃないだろうな?」

「そうだ」


 そう蘇合が軽口を叩くが、鷺はあっさりと肯定をした。


「というのはさすがに冗談だ」

「今冗談言っている場合じゃないだろ……」


 ボケておきながら、鷺は蘇合の突っ込みを無視した。


「この仮想通貨の利用者はあまり多くない。利用者が少ないということは、仮想通貨にとってはマイナス要素だ。そうだな?」


 鷺が大鳳に話を振った。

 大鳳が下唇に指を当てて説明する。


「んー、普通はそう。リアルのお金と一緒で、『使う人間の数と額』が仮想通貨の『価値』って言ってもいいくらいだから」


 それに沈水が補足をする。


『発行母体が存在しないタイプの仮想通貨という点では、ビットコインと同じタイプ』

「母体が存在しない?」

『いや、もちろん、最初に創り出した人はいるけど、そのあとはコントロールしていないってこと。ユーコインは専用のソフトウェアがあって、それで管理をしているから、それの製作者が管理者っていう感じがしないでもないけど』

「その製作者は?」


 栴檀が聞いた。


『わからない。もちろん匿名だよ』

「製作者が馬酔木の可能性はありませんか?」


 零陵が可能性を指摘する。


『んー、ないとは言えない』

「そうですか」

『えっと、仮想通貨には大きく分けて、二つの管理方法があるんだ』


 大鳳が引き継ぐように、ピースサインをする。


「一つは中央集権タイプ。管理する存在が一つあって、すべての取引が一旦そこを経由することになるし、データもそこに累積される。わかりやすいけど、結局『管理する存在』が信頼できるか、にかかっているんだ」


 よくある電子マネー、ウェブマネーやビットキャッシュはこのタイプで、個人間でやり取りをするときは、発行元のサーバーを介することになる。

 もし、その発行元が信頼できない存在であれば、その発行する仮想通貨にも信頼がなくなる。

 最終的に、倒産などしてしまえば、価値はゼロになってしまうからだ。


『もう一つは分散タイプ。仮想通貨の発行と管理をする中央組織は一つもなくて、すべての取引はピアツーピア、それぞれのユーザーの間で行われる。たとえ取引所が一箇所くらい潰れても、全体には影響をしない。とにかくネットユーザーっていうのは、管理者がいるっていうのが気に入らないタイプが多いからね』

「でも、お前らみたいのが使っていれば、偽造するヤツも出てくるだろ。ネットの金なんてコピペでも何でもして増やしたり、手持ちの金を使っていないことにするくらい、わけないんじゃないのか? 管理者がいないっていうのはそういうのがやりたい放題ってことだろ」


 当然の疑問を蘇合が沈水に投げかける。

 所詮電子的な情報に過ぎないのだから、その金銭的なデータをコピーして、複数の支払いに使うこともできるはずではないか。

 沈水はそれはもちろん、という顔をした。


『うん、結局この分散タイプはそこが問題だったんだよね。僕らはそういう抜け道を見つけるのが大好きだから』


 堂々とあら探しが好きだと沈水は白状する。


『それを解決したのが「ブロックチェイン」って技術なんだ。流れはこう。取引記録は送金者と受領者だけじゃなくて、参加者全員に流される。いくつかの取引を塊にして計算する。ブロックからはハッシュと呼ばれるものができる。このハッシュは前のハッシュと今のブロックから作られた唯一無二のもの。次のブロックのハッシュは今のハッシュと次のブロックから作られる。それが鎖みたいに繋がっているから「ブロックチェイン」って呼ばれる。このブロックがみんなに流れているから監視や検証ができるし、ブロックが正しく作成されていたとしたら、このハッシュを途中から偽装してしまうと過去のハッシュをすべて変えなくちゃいけなくなる。だから偽装は難しい』


 沈水はカタカタとキーボードを叩きながら、長文を高速で打ち込んでいく。


「通貨というよりは、取引の台帳を全員で確認しあっているようなものだな」

「そーだねー、それが一番近いかな? そのコインの来歴が書かれているわけだし」

「検算はユーザーに任せるのか?」

『そう。検算もユーザーがやるんだ。別に有志ってわけじゃなくて、これをやるたびに報酬としてビットコインがもらえるんだ。ユーザーに検算を任せることで中央集権システムから脱することができるし、ユーザーは報酬がもらえるし、ウィンウィンの関係ってわけ。ちょっと前まで検算に最適化されたマシンを作って報酬をかっさらおうとする人もいたけど、最近はユーザーが多すぎてほとんど儲けはないみたい。マシンを動かす電気代の方が高くつくって感じ。でも、ユーコインならまだユーザーが少ないから、いけるかな? この行為はマイニング、採掘って呼ばれているよ』


 マイニングをすれば、仮想通貨が手に入るし、通貨内の取引の信頼性を高めることもできる。


「ズルはできないってわけか」


 蘇合の疑問は沈水ではなく大鳳が引き継いで説明した。


「んー、実際はね、全体の計算力の過半数を手に入れれば嘘の情報を流すことも可能なんだけど、結局、それでコインの信頼性が落ちたんじゃ意味がないから、やる価値はそんなにないんだよね」

「悪貨が良貨を駆逐する、とはいかないわけですね」


 零陵が腕を組みつつまとめる。


「そーいうこと、おばさん当たり」


 この辺りは、物体としてある法定通貨も同じだろう。

 偽造通貨は、あくまでも少量流通するから騙せるのであって、大量に嘘の情報や、あるいはガワだけ似せた偽金が紛れてしまうと、その通貨自体の信頼性がなくなってしまい、偽物でも本物でも取引に使えなくなってしまう。


 また沈水に説明役が戻る。


『そういう感じで、システムは単純かつ強固で、技術的にも公開されているから、群雄割拠、小さいのから大きいのまで仮想通貨はタケノコみたいに出ているけど、そんなかでもユーコインは結構マイナー、日本くらいでしか聞かないかな』

「そうだ、利用者の大部分は日本人で、人数も多くない」

「つまり、その大半がUSPの信者だということだな」


 鷺がユーコインとUSPを繋げて考えている理由を、栴檀が察する。


「そうだ。その限られた人数の大部分が、USPの信者、あるいはサイト利用者だ」


 セミナーのあと、牛囃と会話をしたことを栴檀が思い出す。


「牛囃が貨幣について言っていた。ユーコインと関連があるのかもしれない」

「あのときか」

「ああ。通貨は実在するのか、という話だった。通貨はシステムであり、現物は存在しない。それについては同意だ」


 栴檀以外は何を言っているのか、という感じで眉を顰めたり、首を傾げたりしている。


「『トークン』という存在がある。トークンは貨幣の代わりに用いられるもので、代用貨幣とも言われる。たとえば、かつて乗り放題を示すためにニューヨークの地下鉄では、コインを買う必要があった。また、日本ではライブ会場で飲み物と交換するためにコインをもらうケースもある。これらのコインがトークンだ。トークンの意味するところは、法定通貨ではないものを含んでいる。仮想通貨もある意味『トークン』でしかないと言えるかもしれない。ただ、すべての貨幣もまた『トークン』でしかないという見方もできる」


 言っている意味が難しいということを、沈水は顔をしかめて表現している。


「沈水、貨幣経済がどのように発展したかわかるか?」


 そのために、栴檀が話題を切り替えた。


『それはあれでしょ、物々交換があって、価値のある金貨とか銀貨とかのお金があって、銀行券みたいな国が保証するお金になった、ってことじゃない?』

「そう、長い間、考えられていた」

『え、違うの?』


 過去形で話す栴檀に、得意げな顔をしかけた沈水が表情筋を元に戻す。


「太平洋に浮かぶ小島にヤップ島というのがある。長い間外界と隔絶された数千人の小さな島では、取引される商品が魚とヤシの実とナマコだけだったにもかかわらず、複雑な貨幣制度が誕生していたことが、二十世紀の初頭に発見される。彼らはフェイと呼ばれる車輪のような形をした大小様々な石の塊を通貨としていた」

『ああ、なんかそれはアニメで見たような気がする』


 原始人や古代人をアニメや漫画で表現するときに出てくる、ゴロゴロと転がす石のお金のことを言っているのだろう。


「そうだ、しかし、彼らはこれを通貨としながらも、実際にフェイを受け渡しすることはほとんどなかった。彼らは、まず、お互いの債務と債権を相殺する。それで帳消しにならなかった分はフェイを受け渡ししたという事実を記しておくことで事足りた。中には海に沈んだまま、一度も引き上げたことがないフェイを『所有』していたとする者もいて、他の人々もそれを信じ、その者はフェイを持っている、ということにしている」


 通貨を持たずして、お互いの承認だけで売買が完成する。

 フェイというトークンがあるという事実があれば、それだけで充分なのだ。

 フェイが移動のないトークンとして利用できるのは、フェイが重すぎるゆえに、わざわざ盗む人間はいないだろう、という合意があるからだ。


「これは現代で言う信用経済だ。三種類しか取引商品がないのであれば、これは物々交換でも成り立ちそうだが、ヤップ島ではそうならなかった。それどころか、物々交換が量的に質的に重要であった文化は古今東西、どこにもなかった、という結論になっている。人類は、相当に初期の段階で、貨幣経済、信用経済が売買において効率的であるという結論にたどり着いている」


 経済を成り立たせるためには、信用があればよく、その信用は利用者間で合意されていれば実物がなくても問題ないのだ。


「つまり、ユーコインを含む仮想通貨は、現実の通貨とそれほど異なるわけじゃない。発行元ではなく、参加者の相互の信頼で成り立っているという点では、むしろ貨幣の本質を表現しているとも言える」

「だが、牛囃はもういないわけなんだろ? 誰がやっているんだ? たまたまじゃないのか?」


 蘇合が鷺に確認する。


「たまたまかもしれない。今はただ、重なっている事実があるという話をしている。だが確認できた利用者の中で、USP関連に接しているものの割合は8割を超えている。これは異常値だ」


 確信はない、ということを鷺は強調する。

 そこに零陵が疑問を挟んだ。


「しかし、仮想通貨を使う側は匿名では? 犯罪に使われているのであれば、てっきり匿名だと思っていましたが」

『あー、うんにゃ、完全じゃないよ』


 零陵の疑問に沈水が指をくるりと回し、鷺が代わりに続ける。


「仮想通貨は、完全には匿名ではない。調べようと思えば調べられる。もちろん、個人がそう簡単にできることではない」

『ただ、ユーザー名はわかるんだよね。それがわかれば、手がかりになる』

「隠蔽する方法はないのか?」

『うーん、完全に匿名にするのは難しい。さっきも言ったみたいに、誰かに検算してもらうのが信頼の証だから、流通した量と、その送受信のアドレスは残ってしまう。けど、それを複雑にしたシステムはあるね』

「シルクロード事件のことだな」


 鷺が言った。


『そう、悲しい事件だったね……』


 事件の名前を聞いて、なぜか沈水は悲しそうな顔をした。


「どんな事件なんだ? 教えてくれ」


 その沈水に蘇合が説明を急かす。


『2011年にシルクロードというサイトが開設されたんだ。個人間の売買サイトで、取り扱うのは、薬とか、武器、ハッキング方法、匿名口座、誘拐方法などなど、要するに怪しいモノすべてってところだね』

「日本で言う闇サイトってやつだな」

『このサイトの支払いには、ビットコインが使われていた。サイトの管理者は手数料としてビットコインを受け取っていた。閉鎖されるまでの二年間で、取引額は950万ビットコイン、運営者は60万ビットコインっていう巨額な手数料を受け取っていた。ビットコインの相場って乱高下が甚だしいんだけど、閉鎖された2013年九月だと、1ビットコインあたり100ドルってところかな』


 二年間で約10億ドル、1ドル100円としても、1千億円規模の闇マーケットだ。


『使っていたのがビットコインだったから逮捕、閉鎖されたわけじゃなくて、扱っている品物が悪かったってことなんだけどね。サイトの運営者はなんとか逮捕することができたけど、実際の利用者はほとんど逮捕することができなかった』

「なんでだ、お前の話じゃ、相手はわかるんだろ?」

『Torっていうネットの接続を匿名化させる方法でしかアクセスを許していなかったっていうのもあるんだけど、ビットコインに関してはぐるぐるをやったんだよ』


 人差し指を上に向けて立て、何度も回す。


「ぐるぐる?」

『一旦、買い手から売り手へ行く段階でシルクロードを通るときに、偽物の取引を大量に混ぜて、どれが本当の取引かわからなくしているんだ』


 取引の記録が残るのはシステム上仕方がない。

 代わりに、偽のデータを大量に混ぜ、調べるのを面倒にしてしまえば、捜査当局も諦めるだろうという目論見があった。


「大体わかった。ってちょっと待て、なんでそれが悲しい事件なんだ?」

「そりゃ、利用者だったからでしょ?」


 代わりに大鳳が答えた。


『そういうこと』

「……そういえば、そういうサイトを運営してるんだったな」


 沈水は情報交換サイト、つまり闇サイトを今でも運営している。

 次に鷺が話し始める。


「利用者がUSPの信者に偏っている他に、もう一つ、関連があると思われる事項がある。表立っては出ていないが、取引所が作られている」

「取引所というのは?」

「銀行のような場所だ。そこにデータとしてユーコインを預けたり、引き出したりすることで、ネットがあればどこからでもユーコインが使えるようになる」

『中でぐるぐるをしているんだ』


 沈水に鷺がうなずく。

 単なる利便性のために取引所を作っているのではない。

 一旦集められたユーコインは、その取引所の中でまとめられ、総額のような形になる。

 そうしたときに、内部で架空の取引を何度もでっち上げることで、限りなく匿名性を高め、それを『犯罪用途』で使うことを推奨しているのだろう。


『そうか、シルクロードを模倣しようとしているのか』

「それが事実だとすると、牛囃でも猫道でもない人間が、何らかの目的でUSPを引き継いでいるか、信者リストを使って別な集団を作っているかだろう。そういえば、工作の方はどうなっている?」


 鷺は牛囃の死を隠蔽すると宣言していた。


「今のところ、工作は順調だと思われる。外部には当然漏れていない。牛囃と直接やり取りをしていた猫道がいない今、信者から牛囃宛に送られてくるメールはすべてこちらで対処している」

「なになに、工作? なんのはなし?」


 大鳳が身を乗り出してきた。


「言うわけないに決まってるじゃないですか」


 手を振り、零陵が大鳳を制止する。


「じゃあ、はい」


 大鳳が手のひらを零陵に差し出した。


「なんですか?」

「情報提供料。USPの活動内容とかを調べたのは私なんだから、代わりにユーコインとかUSPの情報を私にくれたっていいでしょ。結構興味出てきたし」

「……あのですね」

「いいだろう」


 呆れて溜息をつく零陵と大鳳の間にいた栴檀が言う。


「うちは情報が足りていない。それにどうせ彼女が調べればすぐにわかるだろう」

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