第一話 貸借対照表⑥


「さて、そろそろ我々からの依頼を聞いてもらおう」


 鷺が仕切り直した。

 鷺のこれまでの説明から、『我々』が必ずしも『調査室』を意味しているわけではないことは栴檀にもわかった。

 少なくとも鷺は馬酔木を造ったチームとは反目しているか、もしくは苦手としているかのチームに所属しているのだろう。

 そのチームのことを指しているのかもしれない。


「まだ情報はあるんだろうな?」


 蘇合が問いただす。

 馬酔木の背景はわかったものの、今どこにいるか、というのが不明では埒が明かない。


「これから話す」


 鷺はスーツの懐から写真を取り出す。

 三人全員がそれを覗き込んだ。


「この男に見覚えがあるだろう」


 二枚の写真だ。


 一枚は倒れた男、地面はコンクリートのようだ。

 写真の端には水面が見える。

 海岸だろうか、と栴檀は推測した。


 もう一枚はその男らしきものが仰向けにされているものだ。

 それに目を移して、栴檀ははっとする。

 顔中に痣があり、死亡後に撮られた写真であることは間違いない。

 いわゆる『現場』の写真ということだ。

 栴檀の横にいた零陵は一瞬目をそらす。


「ああ」


 でっぷりとはしているが、怠惰なようには見えない背格好。

 狡猾とも思えた瞳は色を亡くしている。


 その写真の男は、古物商である宇佐商会の宇佐だった。


「死んじまったのか」


 蘇合が言葉を漏らす。


 宇佐は馬酔木に関する情報を回収室に与えたあと、姿を消してしまっていた。

 馬酔木と並んで事情を知っているものとして、回収室でも行方を追っていた。


「死亡したのは一週間ほど前だ。ある組織の末端として我々は一ヶ月ほど前からマークをしたのだが、誰かに先手を打たれた形になる」

「ある組織?」

「東京に拠点を置く新興宗教だ」


 新興宗教。


 その言葉を聞いた蘇合が咄嗟に聞く。


「テロか?」


 新興宗教で、内調が調査をしているとなれば、誰もがあの地下鉄のテロ事件を思い浮かべるだろう。


「いいや、直接的な攻撃を考えているような素振りはない。もっと穏当な組織だ。どちらかといえば経済犯罪に近い」

「経済犯罪か。ま、宗教と詐欺は切っても切れない仲だからな」

「宗教が詐欺ということか? それは蘇合の考えか?」

「そうじゃねえよ、宗教を隠れ蓑にして詐欺をしているやつはたくさんいるし、俺も知り合いがいるくらいだってことだ。なにせ詐欺の最上、『騙されていることに死ぬまで気がつかない』をしやすいのが宗教系詐欺だからな」


 詐欺は金を騙し取る。

 騙し取られたことに気がつけば、多くは警察に駆け込むだろう。

 警察に駆け込めば、詐欺師は逮捕される確率が上がる。


 だが詐欺師は騙しているつもりでも、被害者に騙されている意識がなければ、詐欺師は決して逮捕されない。


「ま、そういう意味では結婚詐欺なんかもそうだな。穏当に、きっぱり別れられれば、相手は騙されたことにも気がつかねえ。そうなるとただの失恋との違いがわからねえ」


 蘇合はそう言ってその場にいた唯一の女性である零陵を一瞥した。

 零陵はその場で、呆れかえったような顔をして口角を少し上げた。


「それで? 宇佐が宗教?」


 蘇合が大いに首を捻る。

 鷺は宇佐を末端と表現していた。

 宗教で末端といえば、信者ということになる。


「信心があったようには思えねえんだがな」


 ふてぶてしい話し方、古物商という職業柄をおいても、金銭的価値を見定めるためにあるような目、これまでのやりとりからも宗教に傾倒するような性格には思えない。


「我々もそう確信している」


 鷺もそれを認めた。


「すると、なんでだよ」

「宇佐が持っていたのがこれだ」


 鷺はアタッシュケースをテーブルに置き、くるりと回して、座っている栴檀と蘇合、それにその背後にいる零陵に中身が見えるように開く。

 懐から出した宇佐の遺体写真よりもよほど重要だということだ。


 ケースの中身のほとんどがスポンジで、そこに一枚の厚紙が収められていた。

 A4サイズに近いが、縦横の長さが若干違う。

 栴檀はそれがアメリカで流通しているレターサイズのものであることに気が付いた。

 厚紙に書かれている文字が英語であることもそれを裏付けていた。

 中央には1とそれに0が並んでいる大きな数字が見える。



 1,000,000,000 dollers



『1、2、3……』


 沈水がディスプレイにキーを打ち込みながら桁数を数えている。


「見えているのか?」


 蘇合が見えない角度のはずなのに数を数えている沈水に問いかける。


『もちー。天井見てみて』


 栴檀以外の三人が天井を見る。

 そこにはただ照明用の蛍光灯があるだけだった。


『マイクつきカメラ。よほど注意しないと見えないけど、この部屋に何個かあるんだよ。僕が操作してて、スマホでリアルタイムで見ることも可能』

「そういうことか」


 会話の合間に栴檀は瞬時に紙の数字を読み取り、さらに上に書かれた『Dept』以下の文章も読み始めていた。


「酷いものですね」


 腕を組んでいた零陵が眉をひそめた。


「やはりそう見えるか」


 鷺も零陵の評価を否定しなかった。


『なにこれ?』


 聞いた沈水に鷺が答えた。


「2000年発行、10億ドルの米国債券だ」


 紙の最下部には2000という数字も見える。

 これが発行年を表しているのだろう。


「偽物だ」


 栴檀が即答した。


「こんなもの存在するわけがない」

「どうしてそんなことが言える?」


 栴檀がきっぱりと断言したことに、蘇合が確認を入れる。

 それに返したのは零陵だった。


「我が国の債券は現行、紙で発行されていません」


 零陵が『我が国』というときはそれは日本ではなく、アメリカを指す。


 零陵の本属はアメリカの財務省情報局だ。

 馬酔木を捕まえるためにアメリカから秘密裏に派遣されてきたスパイだったが、今は正式に日米両政府の承認の元、馬酔木確保要員として回収室に所属している。


 そのため、零陵は他の面々とは違い、回収室の本業よりも馬酔木を追う方が優先度が高い。


 零陵が他人よりも優れているのは語学力だが、所属上、米国の金融事情にも詳しい。

 それに、米国債を発行しているのはアメリカ財務省だ。


「現在は、帳簿記載方式を採用しています。確か、1982年からだったと思います。帳簿記帳方式とは、紙の債券を発行せず、帳簿に所有者と債券額を記入することで債券を管理する方法です。1986年以降は米国に関しては紙の債券は存在しないはずです」


 零陵の説明に、栴檀も頷く。


 債券や経済に多少なりとも興味があれば、周知の事実だ。

 この基礎知識さえあれば、2000年発行の米国債証券など、鑑定するまでもなく偽物だと断定できる。


「ましてや無記名などもってのほかです」


 証券には記名式と無記名式がある。


 記名式はもちろん、購入者が記載されているもので、その本人か代理人、もしくは譲渡した確固たる証拠がなければ、償還も売却もできない。所有者が銀行等で管理されていて、証券そのものに記載がなくても、事実上記名されているのと同じ効果を持つものもある。


 一方の無記名式は証券としては売りっぱなしで、『持っている人間』に所有権があるとみなされる。

 かつては紙で、それも無記名で発行されていた証券も多かったが、当然盗難や紛失にも無防備であるため、今ではほとんどみられない。


「無記名といえば、ワリコーの脱税なんかもあったな」


 脇で会話の流れを追っていた蘇合が参加する。


『ワリコー? なにそれ』


 歳の離れている沈水が文字で聞いた。


「わりぃ、説明はやってくれや」


 言い出した蘇合が、栴檀に水を向ける。


「ワリコーは割引金融債のことだ。日本興業銀行というかつて存在していた銀行が発行していたから、日本興業銀行発行割引金融債の略称で、ワリコーと呼ばれていた。沈水、債券を持っていて、どうやって利益が出ると思う?」

『え、あー定期預金みたいに利子がもらえるんじゃないの?』


 たとえば年1%などの利率があって、100万円分の債券を持っていれば、一年後に100万円の元本と利子の1万円が手に入るという具合だ。


「ああ、一般的にはそれが多い。利子がつくから利付き債と呼ばれる。これは一般的には利子を払う際に、源泉徴収、つまり税金をあらかじめ引かれて受けることになる。これとは違うのが、割引債だ。割引債は、その名前の通り、額面より低い価格で売り出される。額面百万円なら、90万円といったように。利子がつかないかわりに、満期まで持てば百万円で償還される。その差分、10万円が儲けになる」

『あー、ふーん、利子がつかないんだ』


 零陵が横から補足をする。


「利子のことを『クーポン』とも呼ぶので、利付き債をクーポン債、反対に割引債をゼロクーポン債とも呼びます。償還年が未来になれば未来になるほど販売時の価格は下がります。ええと、アメリカのゼロクーポンでの長期国債三十年モノなら、半額ほどで買えるはずですね」

「基本は、この二つ、利付き債か、割引債だ。この組み合わせもあるし、額面よりも割高で売り出して、利子率を高く設定するというパターンもある。これが債券の仕組みだ」

『それで、ワリコーってのにどんな穴があったわけ?』


 脱税のプロセスを穴と表現して、沈水が先を促す。


「今はもう違うが、割引債は、原則購入時に額面との差額を税金として納める仕組みだった。さっきの例なら、差額の10万円に税金がかかって、それを払う。おまけに、無記名の紙証券だった。持ってきた人間が、持ち主とみなされる。沈水ならこの紙切れをどう捉える?」


 クイズを出すような言い方で、栴檀は沈水に聞いた。

 沈水は、少し思案していたが、思いついたようで、文字を打ち込んだ。


『ただのお金だ』


 換金できる。

 所持者が所有権を持っているとみなされる。

 税金関係が終了している。


 それは銀行券の種別が変わったものと考えても、さほど違いはない。


「そうだ。しかも、額面が高い。持ち運ぶにも適している」


 たとえば一億円のブロックは一万円紙幣が一万枚だ。

 重量は10キログラムもある。

 数億円ならともかく、それ以上になると持ち運ぶだけでも人手が必要になる。

 いざというとき、大量に持ち出せない。それが紙切れ一枚で代用できる。


「以前、闇献金として他人が買った無記名式証券を受け取って、隠していた政治家がいた。それがバレて本人は有罪になったが、それがきっかけで無記名、税金前払い、紙証券というマネーロンダリングの温床だった割引債券にメスが入ることになった」

「とまあ、栴檀たちの言うように、いまや匿名債券は脱税防止でなくなってきたし、ましてや有名どころは紙も発行していない」

「それで正しい。表向きは、だが」


 今まで静かにやりとりを聞いていた鷺が、一部を肯定しつつも、それがすべてではないと表現する。


「え?」


 その言葉を受け零陵が高めの声を上げた。


「数年前、イタリアの国境沿いで偽の米国債を持ち込もうとした日本人が一時拘束された事件を知っているか?」

「ああ、そんなこともあったかもしれない」


 金額の情報を含むニュースならかなりを記憶している栴檀が脳の中からたぐり寄せる。


「キアッソ事件か。総額で1300億超の偽米国債があったという」

『どーいう事件?』

「目の前のパソコンでググれよひきこもり」

『めんどいし、せっかくだし説明してよ。おっさんだって知らないんでしょ』

「ああ、まあ、そうだな」


 蘇合と沈水のやりとりを受けてか、栴檀が話し始める。


「イタリアとの国境を越えてスイスに入国しようとした日本人二名が、スイス当局とイタリア財務警察によって多額の証券の無断持ち込みの疑いで拘束された。だが、大事にはならなかった」

「そうだ、結果的にアメリカの証券取引委員会は発行年から考えて偽物と判断し、彼らは釈放された。金銭的価値があれば罪になるが、偽物の証券を持つことは詐欺等に行使しない限り当地では罪にならない、ということで釈放された。そして二人は、どこかへ消えていった」

『事件っていうか、問題にはならなかったんだ』


 沈水が文字で口を挟む。

 騒ぎにはなったものの、誰も捕まらなかったため、事件というのは違和感があるのだろう。

 蘇合もその話に割り込んできた。


「てかよ、んなもん持ち込んでどうするんだ? 鞄で持ち込もうとして千億ドル? 日本円で十兆円くらいか? 誰かに安値で売ろうっていうのか? 詐欺にしたって話が大きすぎるだろ、そんなもの、たとえ本物だって買うのに躊躇する。一枚、日本円で何十億の紙切れだぞ」

「そうだな、詐欺に使うには金額が大きすぎる」


 蘇合の当たり前の疑問に、栴檀もうなずく。


「確か、その中に10億ドルの米国債があったはずだ」

「それが合計で十枚あった」


 鷺が栴檀の言葉に追加をする。

 二人の話を聞いて、蘇合が鼻で笑った。


「一枚千億円? 誰に売るつもりだったんだよそんなもん。捌けるルートがあるとは思えねえし、捌けるルートがあるやつがそう簡単に捕まるわけないだろ」

「その通りだ」


 鷺もそれは否定しない。


「それが、偽物なら、だ」

「おいおい、十億ドルって、もしかして」


 鷺が置いた紙に蘇合が目を落とす。


「正真正銘、存在しないはずの本物の米国債券だ」


 蘇合の言葉を鷺が認める。

 報道にあったように偽物ではなく、本物の十億ドル米国債券だというのだ。


「どういうことですか?」


 零陵がやや強めの語気で、自分の知らない事実があることが認められない、という感じで聞き返した。


 零陵はアメリカ財務省からの出向だ、情報局だから細かい情報にも精通しているはずだった。

 その零陵が知らないというのだ。


「あなたが知らなくてもおかしくはない。これは、政府高官での密約で、知っているのは極一部の人間だけだ。総理大臣ですら知らないだろう」


 そんな情報を、なぜ鷺が知っているのか、というのは今は聞いても仕方ないのだろう。

 鷺が続ける。


「これは換金目的の債券ではなく、お互いの言質のための書類だ。この債券は、言い換えれば、日本政府がアメリカ政府をそれほどは信用していない、ということだ。彼女の言うように、アメリカが持つ帳簿形式では信じ切れない、という意思を表明していることになる。政府内に存在がバレるというよりは、市場に存在が明らかになることの方が問題だ」


 日本政府でも帳簿があることは間違いないが、それは債権があることの証拠にはならない。

 アメリカにある帳簿がすべてだ。


 不測の事態にアメリカが白を切るとは到底思えないが、昨今の情勢を見ても、次期大統領によっては反故にされる可能性がゼロとは言い切れない。


「キアッソ事件で捕まって、釈放された日本人二名は行方不明と聞いたが」

「我々が確保し、口を割らせようとしたがついに割らなかった」


 過去形で話すのは、もう二人は生きていないからだろう。


「二人は、財務省の職員だった。本来債券の存在を知るべき立場になかった者たちだ。それがなんのために、どうやって持ち出したかはわからない。思想検査をしているわけではないから、何らかの目的を持って入職したか、もしくは入職後に何かがあったかだ」


 鷺にとってみれば、身内が起こした事件だ。


「彼らは陸路で最終的にドイツへ向かおうとしたらしい」


 イタリアからスイスに入り、そしてドイツ。


「流出した債券は全部で十二枚ある。キアッソ事件で回収したのは十枚。宇佐が持っていたので一枚」


 鷺が溜息か魂を出しているのかわからない深い吐息をつく。


「我々からの依頼はこうだ」


 言う前から誰にしも、もうわかっていた。


「残りの一枚を見つけ出してほしい」


 十二から十一を引いた残り、単純な計算だった。


「それにしたって、俺らのところに来るような話じゃないだろ」

「宇佐の遺留品がこれだ」


 写真に写ったメモの切れ端を見せる。


「お前たちに伝えたいことがあったのかもしれない」


 それは、宇佐と栴檀たちが会ったとき、栴檀が書いた回収室の連絡先と振込口座だった。


「我々は引き続き、宇佐殺人の面から流出経路を探ってみる。そちらは新興宗教の方から調べてくれ。犯人捜しをする必要はない。国債が見つかればそれでいい」

「それが、その、新興宗教と関係があると? 確信は?」

「確信はない。米国債を持っていた財務省の二人が信者であったという情報も今のところは得られていない。今回のことでごくごく薄い関連がある可能性があるかもしれない、という見込みが見えてきた、という状況だ」


 持って回った言い回しでほとんど証拠はないことを告げている。


「馬酔木との関連は?」

「そもそもの流出が馬酔木が米国で活動していた時期と重なる。それくらいしか関連はない。業務内容から関わっていたとは思えないが、万が一、ということもある」

「そうか、今は万が一でも情報があるだけありがたいというところだ」

「つまり、お互いの利害が一致する、という解釈でいいか?」

「そうだな。債券が一般に流出した場合のリスクは?」


 栴檀が肯定しつつ、継いだ疑問に鷺は静かに首を振った。

 秘密裏に作られた十億ドルの債券が、容易に換金できるとは思えない。


「どうということはない。あくまで担保として存在しているだけで、誰にも換金することはできない。なあに、ちょっとアメリカとの関係が悪くなって、もしかしすると戦争になるかもしれない程度だ」


 さらりと爆弾発言をして、回収室にプレッシャーめいたものを与える。


「では、失礼する」

「ちょっと待て」


 蘇合が立ち上がった鷺を引き留める。


「資料は後ほど渡すが」

「いや、そうじゃない。その橋を渡るだけの報酬はどこから出るんだ?」


 栴檀も忘れていた問題だった。

 もちろん馬酔木を探すことは回収室の副次的な目的ではあるが、回収室の行動の前提ではない。


「そうだな、前金で1%、発見した場合は5%でどうだ。それくらいなら動かせるだろう」


 十億ドルの1%でおよそ十億円。

 成功報酬なら50億円。


 紙切れを探す報酬としては破格の条件だ。

 事実上調査に無制限に使っていいと言われているのと同じことだ。


「問題ないか?」


 鷺は確認を取るべき相手が栴檀と見抜いているようで、そちらに青白い顔を向ける。


「……ああ、わかった。資料が来次第行動する」


 栴檀が了承すると、鷺は深くうなずいた。


「ああ、そうだ。関係はないが」


 帰りがけ、ドアを半開きにして出て行こうとする鷺が回収室の面々に振り返りこう言った。


「馬酔木を造ったプロジェクトは『次世代の子どもたち』プロジェクトだそうだ。略称はNGC。ネクストジェネレーションチルドレン。まったくお役人が考えそうな名前だな」

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