人間に飼われる生き物の一生とは生き物にとってどんなものなのだろうとタイムリーに考える機会がありました。
自由が無くて窮屈だろうと感じていましたが、この作品を読んで新しい観点を持つことができました。世界の広さを知ってなお籠の中から見ていたあの人の姿を探す切なさの中に、限りある時間の中で何かを探し求めて生きる尊さを感じました。
作者からの返信
自分も動物側の視点から見た場合、どう思うのだろうと考えて書いてみた部分があります。
野生の中で生きていないため、死という概念が薄いのではないか。
自分の籠の中とそこから見える世界だけが全ての鳥にとって、「あの人」はかけがえのない存在なのではないだろうか。
だからこそ、解き放たれた時にまず最初にするのは見えなくなった「あの人」の下へ行こうとすることなのではないだろうか。
そう思いました。
最後の二行にしびれました!
鳥は、きっと終わりまで飛び続けられますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。鳥の未来に幸を願いたいですね!