第32話 とっても簡単。夏にオススメの氷水出しアイスティーの作り方。

 続いての紅茶コラムのテーマですが、夏に向けての新提案、『氷水出しアイスティー』を、レシピも添えて書いて行きます。簡単に作れるアイスティーですので、是非お試し下さい。


 用意するものは、

●1リットルほど入る保温・保冷が出来る魔法瓶の水筒

●茶葉10g~14g。もしくはティーバッグを5~8個

●茶葉を使う場合は、100均などで販売している不織布製の『お茶パック』

●コンビニなどて売っている『ロックアイス』

●水道水

以上です。それでは淹れ方を、細かく解説していきます。


 1、お茶パックに上記の量の茶葉を入れ、封をします。ティーバッグを使う場合は、ヒモとタグは切っておきます。

 2、魔法瓶に先程のパックした茶葉orティーバッグを入れ、上からロックアイスをいっぱいまで入れます。

 3、水道水を氷の隙間に注ぎます。

 4、そのまま一晩放置。

以上です。


 一晩(だいたい5~8時間)放置しておけば大丈夫ですので、かなり手間が省けます。冷蔵庫に入れる必要もありません。前日の就寝前に仕込んでおけば、次の日の午前中には飲み頃になります。茶葉やティーバッグは、飲み終わった後で魔法瓶を洗う時に取り出せば、大丈夫です。


 ここで注意点がみっつ。

 ひとつは、氷はタップリ入れて下さい。飲む頃に氷が溶けてしまうと、だんだんアイスティーの温度が上がってしまって悪くなり、美味しくなくなってしまいます。

 もうひとつは、水道水を使うこと。氷水とはいえ多少は雑菌が入ってしまう可能性がありますので、消毒用のカルキが少し残っている水道水の方が、安全に飲めると思います。

 最後に、アイスティーを作った次の日には、飲みきって下さい。24時間以上置いておくと、さすがにアイスティーがぬるくなって不味くなりますので。





 なお豆知識として、紅茶の場合は一晩漬け込んでおくのが良いですが、緑茶に変えても美味しくなります。その場合は、漬け込む時間を3時間程度と短くしておくと良いです。緑茶の方が抽出が早いので。


 それから、頂き物で大量に余ってしまっている紅茶を消費するにもうってつけです。少し茶葉を多めにしても、水だし紅茶はあまり濃くならず渋味・苦味も抑え目になりますので、ゴクゴク飲めてしまうかと。


 それと使用する茶葉ですが、ほぼ全ての茶葉が使用可能です。渋味の強いアッサムでも濁ったりせず、香りの強いアールグレイでも香りが抑え目になり、多少は飲みやすく淹れる事が出来ます。






 夏場の暑い時期のアイスティー、差し入れに持っていくと非常に喜ばれますね。是非、ご友人などに振る舞ってあげて下さい。

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