第22話 世界の紅茶メーカー
こちらでは、私の味わった事のある、様々な国の紅茶メーカーについて書き連ねて行きます。紅茶を販売しているメーカーはそれこそ様々ですから、出来る限り特徴も上げつつ書いて、手に取りやすいように。
●トワイニング
イギリスの紅茶メーカー。
アールグレイ発祥のメーカーのひとつです。基本のブレンドティーや、最近は『レディグレイ』がお薦めです。ティーバッグもまあまあお手頃な値段ですし、スーパーなどで簡単に入手出来るのも良い点です。茶缶入りの茶葉を購入したい場合は、輸入食料品店でも可能です。
紅茶初心者から上級の方々まで、幅広く対応出来ます。
●リプトン
イギリスの紅茶メーカー。
ティーバッグの『イエローラベル』は定番商品。値段の割りには品質が良く、美味しいです。ストレート・ミルク・アイスと、幅広く応用が出来ます。その他に茶缶入りの茶葉では、『エクストラクオリティ セイロン』が良いのですが、ちょっと渋みが強いかな、と。
こちらも、初心者~上級者まで、人を選びません。
●マリアージュ・フレール
フランスの紅茶メーカー。
フランスらしく、フレーバードティーが多彩で、定番商品は、『マルコ・ポーロ』。茶缶入りの茶葉として販売している事がほとんどで、ティーバッグはあるにはあるようですが、私も見かけたことはありません。基本的に値段がお高めで、1缶2500円程度。輸入食料品店でたまに見かけます。
茶葉から淹れる事が出来、値段を考えれば、ほぼ上級者向きでしょう。
●ジャンナッツ
フランスの紅茶メーカー。
こちらもフレーバードティーが多彩。特にフルーツ系の香り(ストロベリーやマスカットなど)の紅茶が多いです。やはり輸入食料品店で購入が可能で、たまにスーパーでも見かけることも。基本的に見かけるのは、ティーバッグがほとんどのようです。
初心者向きで、あまり紅茶に馴染みの無い方にも良いかと。
●ロンネフェルト
ドイツの紅茶メーカー。
オーソドックスな紅茶(ダージリン、アッサムなど)に定評があります。
日本では、ホテル・ミラコスタなどのディズニー系のホテルや日光・金谷ホテルなどの、ハイクラスなホテルで扱われていますので、飲む事は出来ても茶葉を入手するのは難しい、そんな紅茶メーカー。正式に茶葉を扱っているのは、島根県松江、群馬県高崎、横浜元町、程度。
ティーバッグの種類はありますが、やはりお高め。中級~上級者向けといった所でしょう。
●ルピシア
日本の紅茶メーカー。
現在では、紅茶を始め日本茶・烏龍茶も多彩に扱う。
ダージリンなどは、生産時期がわかるようにロットナンバーが振られた、農園ごとのパッケージになっていまして、なかなか品質が高いです。
その反面、ティーバッグの種類も多彩で値段もお手頃。ちょっとお高めなものですが、『白桃烏龍 極品』のティーバッグは美味しいです。
初心者~上級者まで、人を選ばない幅の広さがあります。
●日東紅茶
日本の紅茶メーカー。
ティーバッグの『デイリークラブ』は、あまりにも有名。あの味であの値段ですので、コストパフォーマンスが高いです。それ以外にもちゃんと茶葉でも販売していて、こちらもベーシックなブレンドティーが多いです。値段もそこそこで味も基本に忠実。
初心者から、ティーポットで淹れるようなってきた中級者くらいの腕試しには最適かと。
その他に、ポンパドール・フォション・陶器メーカーのウェッジウッド、などなど、様々なメーカーが紅茶を扱っています。どのような味わいなのか、そこは販売店などで訪ねてみて下さい。
ただ、半分博打みたいなモノですので、まずは近所で購入出来るものから試してみるのが一番だと思います。最初の一歩は不安ですが、頑張って手を伸ばしてみて下さい。
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