第19話 ティーバッグ 手間をかける淹れ方

 今回のお話は、普通に出回っている『ティーバッグ』、これの淹れ方について解説していきます。かなり面倒な手順を書いて行きますが、その分美味しく淹れられると思います。時間の取れる時にお試し下さい。


 使うのは、普段使いのカップ(マグカップでもティーカップでも)、ふた(小皿で代用出来ますし100均でもシリコンのふたは売ってますね)、キッチンタイマー(スマホのタイマーでO.K.)、ティーバッグを受ける皿(使ったら後でそのままゴミ箱に投入でしたら必要ではないです)、です。


 では、淹れ方の手順を詳しく。


1、沸かした熱湯を少量、カップに入れて揺すり、カップを温めます。その時に使ったお湯は捨てます。


2、改めて熱湯を注ぎ入れ、ティーバッグをソッと差し入れます。


3、ふたを被せ、湯気と香りが逃げないようにして、タイマーで1分計って待ちます。この時、ティーバッグは揺すらなくても大丈夫です。


4、1分経過したらふたを取ります。そうすると、紅茶の成分が底の方に溜まっていますので、ティーバッグを2~3回ほど回しながら成分を行き渡らせます。


5、ティーバッグを取り出しますが、先端部だけを水面に浸けて、10秒待ってから引き上げて下さい。そうすると、ティーバッグ内部の紅茶液が流れ出し、取り出した時に液ダレをしにくくなります。


6、お好みで砂糖・ミルクを入れて召し上がって下さい。




 細かな解説を入れると、熱湯は沸かしたての新鮮なものでなくとも大丈夫、むしろ再沸騰をした電気ポットの熱湯の方が、雑味が飛んで美味しく淹れられるようです。


 1分計って待つ所ですが、これはティーバッグの中の茶葉の大きさによります。中身が細かく砕けている場合は1分ですが、中身が大きめの茶葉の場合は2~3分と長めにして下さい。


 それからティーバッグ1個に対し熱湯150ccという比率が最適なようですから、マグカップが大きめの場合は、2個入れてしまうのもアリです。


 1回使いきりで、スプーンなどで搾ったりしないよう、贅沢に使って下さい。




 といった感じで、ティーバッグの淹れ方を解説して行きました。いかがだったでしょうか。


 意外と面倒な手順ですが、普段よりも手間暇をかけて淹れると、それだけで気持ちのリセットになりますので、是非お試し下さい。

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