第3話

『う〜ん!』


と大きく伸びをしてみる。なかなかリアルな夢だった。全裸の女の人がおかしな事をいって叩き落とされる夢



(まあ夢から覚めてしまえばきにすることもないか)


そう思い目を開け身体を起こす。

ここはベットだ。

しかし俺の部屋ではない。

(あれ、まだ夢の中なのかな?)

などと考えていると声を掛けられた。


『おはようございます』


金色の髪が朝日に触れ輝いている。とても可憐でどこぞの女神より女神らしい凛とした雰囲気がある。好みだ。好みというか超好みだ。あの負債神は顔は整っていたがダメ人間のようなオーラを放っていたからな

などど一瞬考えたが声を掛けられたのでしっかり返しておく。

『おはようございます。泊めてくださったのでしょうか?見ず知らずの私を泊めてくださりありがとうございます。』

いや本当に見ず知らずの人間を泊めるなど危険極まりない。ましてこんな綺麗な女性のベットだ。やばい意識したらすこし興奮、、いやいやそんな邪ではダメだな。さすがに30越えて礼儀をわきまえ無い猿になるわけにもいかない。



『ふふっ気にしなくて大丈夫です。ですがその格好この辺りの服ではなさそうですがどこの国からきたのですか?』


自分の服を見る。ジャージと呼ばれるものだ。ジャージは世界基準ではないのか?いやまて。この流れ負債神のいうことが夢ではないなら本当に別の世界に来てしまったのか?これも夢なのか?夢なら刺激で戻るはずだ。


ベットから起き上がるふりをしてこのストライクゾーンど真ん中の女性のお胸にタッチして刺激を得れば起きるはずだ。などとよく分からない持論を頭で言い聞かせた。結果としては胸にダイブしようとしたところにカウンターをくらった。



うん。これは夢じゃないな。邪な考えをしてしまいすいませんでした。


これはヤバいな。



あの負債神の言葉が蘇る『能力とスキルはスロットで、、、』


そこから意識が断たれてしまった。

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