プリウスの見ている情景が白い画用紙の中心から放射状にカラーで描かれていく様にどんどん頭に入って来て衝撃でした。卓越した風景描写と個々の人物像がしっかりと確立されているキャラクター達、ところどころに挟み込まれたくすりと笑える表現に圧倒され、口を開けながら最後まで読んでしまいました。