337 (改稿予定)身も心も ―伊集院大介のアドリブ―
04.08/講談社
07.03/講談社文庫
【評】う
● 矢代俊一、四十代からのジルベールブラウス
有名なサックス奏者の矢代俊一に、謎の脅迫状が届いているというので動き出した伊集院大介でしたが、いろいろあって矢代俊一はヘヴン状態になりました、おわり。
伊集院大介シリーズであり、同時に『キャバレー』から続く矢代俊一シリーズでもある。矢代シリーズがどこの出版社からも出してもらえないので、伊集院大介シリーズに出せさてしまったという強引な技であろうか?
思ったよりは面白かった。話的にはどこかで見たような、具体的に云うと『ぼくらの世界』で見たような気がしないでもないが。
しかしあまりこまかくコメントしたくはない。作中の矢代俊一(四十歳からのジルベールブラウスデビュー)の状況が、栗本薫の自己投影まるわかりで気持ち悪いからだ。
あと昔から思っていたが、薫は曲の名前つけるのホントへたくそよね。この曲は買わねえわ、と直感で思うね。
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