「ドラゴンクエスト8」

8繋がりということで、こっちの方の8も。

言わずと知れたPS2最高傑作にして、ドラゴンクエストシリーズの新機軸を作り出した傑作、「ドラゴンクエスト8」を紹介しよう。


ドラゴンクエスト8は、2004年にスクウェアエニックスがPS2用に発売した、ドラゴンクエストシリーズ久しぶりのナンバリングタイトルである。wiki情報おわり。


ドラゴンクエストといえば国民的なRPGゲーム。だがしかし、シリーズも7までくると、さすがにマンネリ化は避けられない。ドラクエ既存のゲームシステムが少し古臭くなっかたとき、8は現れた。


どこまでも広がる大自然を、3Dグラフィックで表現。果てしなく広がるドラゴンクエストの世界に、多くの冒険者たちが震え上がったことだろう。

従来の俯瞰視点ではなく、TPS視点への移り変わり。戦闘は既存コマンド式を採用しつつ、仲間キャラクターと魔物を同時に映し出し、多彩なモーションを加えることで、とても新鮮な味に仕上げた。

キャラデザはレジェンド鳥山明先生。鳥山先生独特のタッチを、3Dで完全に再現、しかも仲間キャラだけでなく全てのNPCや魔物でパーフェクトに再現してのけた。

そしてあまり注目されにくいが、ドラクエ8はBGMが素晴らしい。どこまでも続く世界への旅立ちを告げるフィールドBGM、熱く燃える戦闘BGM、雄大な大空を耳で感じる空BGM。いずれもダイナミックな印象を、ぼくの中に残し続けている。個人的には、とあるラスボスみたいな中ボスの第二形態の戦闘BGMが好きだ(ネタバレに配慮)


では簡単なあらすじを。

ある因縁から、「ドルマゲス」という道化師を追う主人公。主人の「トロデ」、主人公を兄貴と慕う陽気な山賊「ヤンガス」、そして美しいお馬さん。

一行はドラマゲスを追ううちに、様々な人々と出会い、仲間を得る。果たして、一行とドルマゲスとの因縁は?そして、冒険の果てに主人公は何を見るのか?



ドラクエらしい王道の展開だが、少し大人向けなストーリーでもあるドラクエ8。初めてプレイした時、「リーザス像の塔」が無性に怖かったなぁ……

それ以外にも、政治的な話しや、悲しい話し、広大な8の世界で、主人公は様々なドラマを体験することだろう。


控えめに言って最高の神ゲーなのだが……あえてどこが不満かと言われると……うーん、オセアーノン強くない?序盤にしてはなかなかの敵だと思うけどなぁ……


本当に言うことなしの神ゲーです。やり込み要素盛りだくさん、楽しい会話も盛りだくさん。やはり、RPGの醍醐味はゲームに入り込むこと。ドラクエしかりFFしかり、いいRPGはNPCとの会話が面白いRPGなのだ。



そんなドラクエ8は前述の通りPS2から発売。今なら中古で500円ぐらいだろう。

スマートフォンアプリとしも発売中。ただし、こちらの方は画面が狭く、PS2版の時ほどダイナミックな映像はない。時間が取れない方向け、といった感じだ。

さらに、数年前に3DSでも発売。新たに加わった内容もあるが、何と言っても注目はキャラクターにボイスが付いたことだろう。

豪華声優陣がキャラに命を吹き込んだことでさらに没入感が増すのか、それともドラクエにボイスは要らないのか。

ぼくは3DS版やったことないからわからないけど、興味のある方はどうぞ。



うーん、相変わらず企業の手先になってしまった。次回は、思いっきりdisりまくれる作品にしようかなぁ……

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