「メタルギア」「メタルギア2 ソリッド・スネーク」

任天堂の国民的格闘ゲーム、「大乱闘スマッシュブラザーズ」にも出演し、ゲームはやったことないけど主人公の名前だけなら知ってる人も多いかもしれない名作ゲーム「メタルギアソリッド」


今回はそのメタルギアソリッドシリーズ(以下MGSシリーズ)の原点である2作、「メタルギア」と「メタルギア2 ソリッド・スネーク」について。


「メタルギア」は1987年、コナミが「MSX2」というゲームパソコン用に開発した。今回のwiki情報。


当時、銃をバンバン撃つゲームが主流だった中で、「敵に見つからないように動く」ことをメインにしたこのゲームは革新的で、MSXを代表するゲームとなった。ちなみに、なんでそんなゲームにしたかというと単に容量とかの問題らしい。


ストーリーは。

世界最大の傭兵会社「アウターヘブン」が、「最終兵器」メタルギアを開発したという情報を得た特殊部隊、「フォックスハウンド」。フォックスハウンドの新入隊員、「ソリッド・スネーク」は、メタルギアの秘密と破壊を組織から指令され、アウターヘブンの要塞に一人、入り込んだのだ……


ステルスゲームということで、移動は要塞内にいる敵兵たちの目をかいくぐらなくてはならない。要塞には様々な仕掛けがあり、スネークはそのそれぞれを見抜き、メタルギアまでたどり着かなくてはならない。


シリーズの原点であり、後のシリーズに繋がるシステムがたくさん。監視カメラやレーション、無限バンダナやダンボールなど。


さらに「メタルギア」だけの「捕虜」システムもあり、要塞内に囚われた捕虜たちを解放していくことで、新たな情報を得ることができる。さらに、捕虜を解放することはストーリーにも関係していて……


個人的なオススメはBGMだ。潜入の緊張感をそそる通常BGM、敵に見つかってしまい焦る気持ちを急かすBGM。「メタルギア」のBGMは今でも空で鼻歌することができる。それぐらいキャッチーということなのかも。


シリーズ一作目にして非常にレベルが高い作品だ。短いシナリオの中で、プレイヤーをあっと言わせる伏線も散りばめられており、ラスト間近で明かされる衝撃の事実には開口すること間違いなしであろう。ぼくもすごくビックリした。


さて、あえて悪いところを挙げるとすると……

うーん、せ、セーブとかかなぁ……セーブがちょっと面倒くさかったかな……うん、それぐらいかなぁ……



そんな神ゲー「メタルギア」の続編、「メタルギア2 ソリッド・スネーク」についても少し。

「ソリッド・スネーク」は「メタルギア」の正統続編といえるだろう。ほんと、それだけなんだけど。


実際「ソリッド・スネーク」も出来がいい。

世界中で石油資源が底をつきそうになった中、「オイリクス」というなんか便利な微生物の研究をしてる科学者が、核武装をとげた軍事国家「ザンジバーランド」に拉致されてしまう。事態を重くみた「フォックスハウンド」は、かつてアウターヘブンに潜入した伝説の傭兵、ソリッド・スネークに、ザンジバーランドへの潜入を要請する……


前作との繋がりが大いに反映されたており、前作に登場したキャラクターが意外な形で登場してくることで有名だ。

新キャラとしては、MGSシリーズでもスネークを導く「キャンベル大佐」が有名であろう。ぼくはあのおじさんが結構好きだったりする。


MGSシリーズでも人気の小ネタなんかも、「ソリッド・スネーク」ごろから多くなってくる。「女子トイレ」やメタなネタがたくさん。やはり、メタルギアシリーズは小ネタがなくては。細かいところまで存在する小ネタは必見。


アクションも多様になっており、前作では前方しか見ていなかった敵兵も、視界の範囲が広くなっている。ほふく前進もここから。メタルギアソリッドに繋がるシステムも多く、より臨場感のある潜入が楽しめる。


悪いところは………たしか、詰む場所があったような。ぼくは詰んだと思って一回データ消してしまったけど……用心してプレイして欲しい。


MSXはさすがに古いハードなので今からオリジナル版をやるのは難しいが、メタルギアソリッドのHDエディションかなんかで、「メタルギア」と「メタルギア2 ソリッド・スネーク」が同梱されているものがあるので、そちらがオススメ。



……またコナミの使いとなってしまった。ぼくはコナミからお金もらってません。次回こそはキチンと批評します。


たぶん。

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