第2話
すると、
「秋葉の力で神々に姿を与え、黄泉の
イザナミを止めてほしいの……」
と、いきなり言った。
サッパリ……判らない。
だが、美女(ど真ん中)は切望するか
のように、真剣にに私を見つめている。
祈りのようにも、見える。
純粋に…。
私は、目を細めながら神妙な声で問う。
美女(みこみこ属性w)に。
「最初から、きちんと説明しろ。
逢って早々……そんなハンパない事を、
言われても……困る。
だろ?」
真剣な声で、問ってみた。
正直なキモチだ。
この美女(ミステリアス)が、普通では
ないのは判った。
ただのデンパさんではないだろう。
目を見れば判る。
どれほどの美女であろうと精神がヤんで
いれば、それは目に出る。
絶対に出ている。
この美女(断定)の、両目の奥の定まりと光
これを神と書いて、シンと読むが、神が、
確かに普通と違う。
光り方がちがうのだ。
普通の人と。
この美女(五ツ星)のは、しっかりと定まり、
力強い。
太古より重用されてきたというのは古事記
などで知ってる。
「そ……分かったわ。
秋葉。
とりあえず……
聞く耳は持ってくれるのね?
助かるわ。
あと、たーまに
フフフ…
無駄に佳い声なのね?
顔見なきゃw……
ソコソコ、いい線よ?秋葉♪
声だけはね、…………声だけは」
美女(一発入選)は、初の柔和な微笑みで
真っ直ぐに私を見てる。
いい歳こいた冴えねーおっさんが、妙齢の
美女に、一目惚れだとかよ?
頭おかしいかと思われるぞ?
身の程はわきまえよう(;・∀・)
あと……な?
無駄に、は余計だwwww
そうでしょうとも。
よく、言われるよ…(汗)
「場所を、変えない?秋葉。
ここ、神社だし、都合が悪いもの。
軽く、コーヒーくらいならすぐに出して
あげれるわ。
たぶん。
プーなんだし、別に暇よね?
貴方、この後も、別段?用事なんてない
はずでしょ?
スカスカよね?」
うっ…うっさいわあ////
ずけずけ物いうなwwww
萌えるぞw
だが、美女(私的筆頭w)がな、そう切り
出した途端、駐車場から続く参道の石階段
から、人が、上がってきた( ̄□ ̄;)!!
これが、ラノベとか漫画ならば、黒服とか
イカれたビーメやゴスロリポップな美少女
なのだろうが…………(汗)
そんなわけがない。
ふっつーうのおばさんだ。
参拝者さんですね、わかります。
てかwwwwコーヒーくらいは?ですとw
いきなりww自宅ってコースかよwwww
だが……内心とは、裏腹に
「え……(・・;)
あ……(汗)……はい…」
としか、言えない私(>_<)
ガチで、ヘタレです。
二人でベンチを立ち、普通に、何食わぬ顏
で参道を通り、新宮神社の石階段を降る。
すねに付いたままだった紅葉の落ち葉は、
私が立ち上がると、また、そよ風に吹かれ
飛んでいった。
おばさんとすれ違い、参道を通り、石階段
てくてく(ง ˙ω˙)วと、降りて行く。
駐車場に行くと、私の中古な車しかない。
一番奥に止まっている。
美女(ふりかえれww!)は当たり前のように、私の車へ先に向かっていく。
スタスタと(汗)
「な!なあ?名前を教えてくれ(汗)」
美女(ガチ)は、一言
「いさ子」
と、だけ言う。
振り返らなかった。
え…………。下だけ!?
いきなりはいくらなんでもステディすぎるぜ?
呼びにくい(汗)
いさ子は、私の車の助手席のドアの前で、
待っている。
鍵が掛かってるからだ。
「なーんで、無駄に遠くに止めるの?
それも、一番奥に?
ガラッガラじゃない?」
私は、走って運転席に周り、鍵を開けた。
掃除してて良かったwww
やっばかったああ(汗)
私が、運転席に乗り込むといさ子も、乗った。
「お…!!!?男くさっ!!!!」
骸羅origin 煙草のわかば @wacabatabaco
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