4話:父の存在

よし。今日は父のことについて調べていこうと思う。

とりあえず今父について分かっていることをあげてみるか。


サーク・ロビュン

年齢:23歳

性格:?

髪型:ツーブロック

剣術:達人クラス?

一人称:俺

俺の扱い:?


こんな感じだな。とりあえず今日知りたいことは、剣術のクラスについてだな

直接聞くのが早いけどお兄さんみたいな能力は

誰もが持ってるわけじゃなさそうだし。

何とかして作戦を考えないとな・・・





1時間後~

よしこれだな。作戦の内容をまとめると


・お兄さんと協力する

・俺の考えてることをお兄さんに伝える

・お兄さんがお父さんに質問する

結果:俺の情報が増える


完璧だ。

とりあえずお兄さんを呼ぶか。

お兄さん来い!お兄さん来い!


「呼んだ?」


悪いですね。お兄さん ちょっと協力してほしいことがあるんですが。


「なんだい?父さんの情報かな?」


話が早くて助かります。作戦があるんですが


「よし話してみてよ。できる限りのことはするからさ。」


えーとですね。夜の9時頃に、リビングに来てください。

たぶんそのくらいの時間だとお父さんいますよね?


「うん。9時頃は、お母さんと食事でもしてるんじゃないかな」


お兄さんは一緒に食べてないんですか?


「ああ、食べたら俺はすぐ寝ちゃうしね。あまり一緒には食べないかな」

「ルークはお父さんと話してないの?」


あまり俺に興味がなさそうなんですよね。

嫌われてるんでしょうか・・・

 

「ああそうなんだ。心配しないでいいと思うよ。修行中によくルークに剣を教える のが楽しみだって言ってるから」


そうなんですかよかったです。

ああ話を戻しましょうか


「ああそうだね。ごめんごめん。えーと9時ぐらいにリビングに来ればいいんだね」


はい。リビングに行くときに俺も一緒に連れてきてください

部屋にいるので。


「なるほど、つまりルークと一緒にリビングに行くんだね?」


はい。そのあとは俺の考えていることをお父さんに伝えてください


「例えばどういうことを聞くの?」


剣術のクラスとか。達人クラスがどれくらいすごいのか。

あとはどんな仕事をしているのか。こんな感じですね


「了解。じゃあ9時に迎えに行くからね。俺修行があるから」


ありがとうございます。一つ聞きたいことがあるんですが。


「何が聞きたいの?」


お父さんの性格です。性格によって聞き方を変えるので


「性格か~優しいよすごく。でもやるときはやるって感じかな。

 普段は明るいし話してて楽しいね。」


そうなんですか?俺が見てるお父さんは真面目な時が多いので

怖い人かと思ってました。


「ああ~。これいっていいのかわからないんだけど・・・」


何ですか?


「実はねお父さん。ルークが寝ている間によく触ってるんだよルークのこと」


えっ?


「起きてるときに触ると嫌われるかもしれないから、起きてるときは

 触らないんだって。お父さんもルークのこといろいろ考えてるよ。」


そうだったんですね。素直にうれしいです

じゃあまた9時頃に会いましょう。


「うんまた後で」


タタタタッ

ふーやっぱり敬語なれないな

それにしてもお父さん俺のこと結構考えてくれてたのか

育児放棄かと思ってたわ。

それにしても剣教えるの楽しみなのか

完全に魔法使いになろうと思ってたんだけど・・・

まあ剣士でもいいか。まだ魔法があるのかどうかもわかってないし。

それに異世界転生系のアニメだと敵の剣士結構強いしな。

剣を極めてみるのもいいかもしれない。

それでお父さんの情報が。


サーク・ロビュン

年齢:23歳

性格:優しい 明るい やるときは真面目

髪型:ツーブロック

剣術:達人クラス?

一人称:俺

俺の扱い:普段は話してこないが、寝てるときに触ってるらしい。 


これだな。結構分かってきたな。これなら今日中にすべてわかりそうだ

9時まであと、8時間くらいか・・・。寝てまつか





8時間後~

ガチャ

「おい、ルーク起きてるか?」

グガー。ガガー。


「赤ちゃんがするいびきじゃないな・・・」


「おい!ルーク起きて!」


うーん


「ルーク!ルーク!」


あっお兄さん?


「そうだよ!てかルークいびきやばくない?赤ちゃんとは思えないよ・・・」


赤ちゃんですよ。ばぶー


「ほらふざけてないでいこうか。お父さんリビングにいるからさ」


すいません。行きましょうか

あ、抱っこしてください。


「分かったよ。じゃあ作戦開始!」



___________________________________________________________________________


「そういえばセナ。」


「どうしたの?サーク」


「そろそろそのサークって呼ぶのやめない?」


「それいったらサークもセナって呼ぶのやめなよ~」


「俺はいやだよ。」


「何で?」


「そう呼ぶのが好きだからさ」


「もう・・・」


体を寄せ合う二人、次第にサークの手がセナの体を・・・


「お母さん?」


「うおっ!?」


「どどど、どうしたのジュール???」


「もう寝る時間じゃなかった???」


「うん。眠れなくてさ。」


「ああそうだったのか。こっちに来なさい。久しぶりに話そう」


「あっじゃあ私夕飯の片づけしなきゃいけないから。」


「そうか。ごちそうさま。」


「うん。しっかりルークの面倒みてね?」


「任せろ!こんなにかわいいんだからほっておくわけないだろ?」


ポスン


よし!この位置は最高だ。今俺はお父さんの足に座ってる。その向かいに兄さん

完璧の配置だ。あとはお父さんから話を聞くだけだな。


(どうするルーク?もう始める?)

今お兄さんは俺の耳の近くでこっそりしゃべっている。


はい。始めましょう。作戦どうり、私の考えたことをしゃべってください。


(うん。分かった始めようか)


「なにしてるんだ?ジュール ルークはまだ言葉の意味わからないだろう」

ジュールの行動に疑問を抱くサーク。


※これからジュールが話す内容はルークが指示しているものとして見てください。


「今のうちから話しかけたら覚えるのが早いかと思って」


「なるほど。じゃあ俺も話しかけるか。」


「ルーク。パパだぞー」


「ははは。そういう感じだと思うよ。」


「そういえばお父さん。質問があるんだけど。」


「おっ?いいぞなんでも聞いて来い 最愛の息子の願いだからな!」


「えーと。剣術のクラスについて教えてください。」


「おう!いいぞ、そういえば今まで教えてなかったな。

 だけど少しながくなるけどいいか?」


「はい!大丈夫です。お願いします。」


「よし。剣術のクラスっていうのはな、簡単に言うと呼び方でその人がどれだけ

 強いのかがわかるようになってるんだ。こんな感じだな」


剣術クラス表


・見習いクラス

 最初はみんなこれから始まるんだ。俺も最初は見習いだった。

 このぐらいのレベルだと、剣術になってないな。ちなみにこのクラスが

 一番人が多いぞ。少し学んでやめる人が多いからな。


・下級クラス

 剣術を学んで1年くらいでなれる。このレベルでやっと剣術らしくなってくるな

 ジュールは半年でなったから、結構筋がいいな。まあ師匠が達人クラスだから。

 当たり前っちゃ当たり前だが。


・中級クラス

 5年くらいでなれる。中級になる条件は、剣術の必殺技を覚えること。


〇早剣そっけん    通常の2倍の速さで剣がふれる。俺もよく使ってるぞ。

             使いやすい技だな

             ジュールなら3年もあればなれるだろ。

             王国の一般兵くらいだな


・上級クラス

 10年くらいかな?正直ここからは才能が絡んでくるから、

正確な年数は分からない。なる条件は技をあと2つ覚えること。


〇力剣りきけん    通常の5倍の力で剣がふれる。俺はあまり使わないな。

             壁とか剣を折りたいときに使うといいと思うぞ。

 

〇早力剣そうりきけん 2倍の速さで剣をふることができて、

             3倍の力で剣がふることができる。力剣をあまり俺が 

             使わない理由がこの技があるからだ。

             上級クラスの戦いは基本的にこの技をずっと、

             使っているな。

             ジュールはなれるだろうけど、いつかは分からないな

             まあ10年はかからないと思うけど。

             王国の上位兵ぐらいだな


・達人クラス 

 天才しかなれない。30年かかってもなれない人はなれないし、俺みたいに10年で

 なれるやつもいる。なる条件は剣術の奥義を覚えること。


〇烈剣れっけん    自分の半径10m以内にはいったやつを、音速で

             切ることができる。もし達人クラスの奴と

             戦う事があったらこの技には注意しろ。

             どんなに有利に戦えててもこの技でひとつで

             逆転されるからな。

             もちろんデメリットがあって、10分しか使えない

             しかも使ったあと体が全く動かなくなるから

             使うなら敵が一人の時か、全滅させられる奴が

             相手の時だけだ。それ以外は使うな

             ジュールはなれるかもしれないと言っておこう

             なれるといって期待させるのも悪いしな

             こればっかりは完全に才能だから才能が

             あることを祈りなさい。

             王国の戦士長クラス

             ※つまり王国に5人くらいしかいない




「ふーつかれた。こんな感じだな。分かったか?」


「うん。よくわかったよ。ありがとう。」


「ほかに聞きたいことはあるか?」


「ううん。もうないよありがとうね。」


「ああ、お休み。」


「あっルーク寝かせるから」


「ああそうだな。ほら。」


「じゃあお休み~」



_____________________________________

「作戦成功だね。ルーク」


はい。協力ありがとうございます。


「いいよおれもしりたかったしね。でもあのまま言ったら、ほかの話も

 聞けそうだったのに、なんできかなかったの?」


聞いてもよかったんですけど、これ以上は自分で調べようと思ってます。


「そっか。聞いてばっかじゃだめだよね。」


はい。自力で調べてみます。俺眠いのでもう寝ますね。


「うん。お休み~。調べるの頑張ってね。」


あっすいません。


「どうしたの?」


あと一回だけ、手伝ってもらってもいいですか?お母さんのことも知りたいので


「大丈夫だよ。よろしくね、じゃあまた明日~」


はいおやすみなさい


バタン

おわったか。てかお父さんすごかったんだな・・・達人クラスなめてたわ。

それにしても烈剣ってやつ興味があるな。覚えてみたいけど、無理かな?

まあまだまだ先の話だしな。お兄さんは結構才能あるらしいから、

俺にもあるだろ多分・・・。まあとりあえずお父さんの情報は、


サーク・ロビュン

年齢:23歳

性格:優しい 明るい やるときは真面目

髪型:ツーブロック

剣術:達人クラス

一人称:俺

俺の扱い:普段は話してこないが、寝てるときに触ってるらしい。


ほとんどかわってないけど、分からなかった部分がわかったし

十分だな。あとはお母さんだけか・・・

お母さんの情報がわかったらこの世界の国について調べよう

王国の戦士長クラスとか言ってたし。

とりあえず明日に備えて寝るか。










どうも!作者のコーラといいます。

この話のペースだと、タグにある死霊術要素結構後に

なると思います。すいません。

あと一日一回投稿です。




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