48. 老師ヴァルデマール・ヴィルヘルム
レンは信じている。
世界に、理由無き営みが、存在しないことを。
事実に、陳弁の情緒が、存在しないことを。
ヒトに、色彩無き個性は、存在しないことを。
現実に、奇跡は無くとも因果が、存在することを。
レンは疑っている。
複雑性の中の素朴こそが、最も難解ではないか、と。
他者への疑念の心は、何時か自身の存在性を脅かすのではないか、と。
才能すら、印象操作の構成因子の一つにすぎないのではないか、と。
レンは、考える。
そして。
レンは、考えた。
自分が背負うべき業、を。
―――――――
レンはダリウス邸の渡り廊下に立ちながら、山彦庵を眺めた。
木造平屋建ての小ぶりな居住は、これまでレンがアルテカンフに来て以降、毎日見てきた状態と、今も変わりは無い。
只々、静かに其処に存在している。
一歩山彦庵に近付くと、その動きに応じて足元からは木の悲鳴の音が軽く鳴る。
音が何時もよりも、重厚感を増しているように聞こえたのは、リュックサックを背負っているからだろうか。
いや、もしかしたら自身の感情が、平常状態から外れているからかもしれない。
レンはそう思いつつ、ゆっくりと歩みを進める。
ギシ……ギシ……ギシ……ギシ
静かだ。
無音の背景に、木のしなりだけが登場している。
メトロノームのように規則正しく鳴る音は、レンに幾らかの安らぎと、逃避を供した。
(今、自分だけがここに存在している―――いや)
「ヴぃー、今から行くよ。事実を知るために」
【――――――――――】
左手に持ったスマホから返答はない。
ダリウス邸には“誰もいなかった”。
玄関にも、居間にも、客間にも、食堂にも。誰も存在しない。
厨房も、朝見た時と変わりはない。
椅子や長机は横転しており、窓ガラスはバリバリに割れている。
朝から時は動いてはいない。
だが、そこにはもうヒトはいなかった。
まるでダリウス邸で神隠しが起こったかのように、エーベルがアルマが使用人が、ヒトが消失している。
「でも、この状況にも、意思がある」
レンは確信している。
濃い黒色に赤褐色の縞が入ったエボニーの扉が、レンの視界の占有率を増加していった。
(あの扉を開けば―――)
レンが、すぐ先の未来をぼんやりと想像していた時だった。
激しい足音と話し声が、レンの後方から飛び掛かってきた。
「!いたわ!こっちディルク!」
レイの声だ。
彼女の声は何時聞いても、光り輝く閃光のように、煌びやかであり強い芯を感じさせる。
(そういえば、置いてきたんだっけ)
声のした方に振り返ると、レンの視界には、銀色のスマホを右手に持ったレイと、その後方から駆けてくる竜のディルクが映った。
「っおまえ!本当に今日はどうしたんだ!」
二人がレンの方へと駆け寄り、そしてディルクが鼻息荒く詰め寄ってくる。
「あぁ――――うん」
レンはそれに炭酸の抜けたコーラのように、気が無い返事をした。
そうだ。
今日は朝から、怪異化したエーベルに襲われ、
狂科学者であるニコラスと対峙し、
アヒムが死ぬ姿を見て、
エーベル、アルマ、アヒムの現実を予測し、
そして、今此処にいる。
「ねぇ。レイさん」
レンは視線を、山彦庵から逸らさず、近くにいるレイへと声を掛けた。
「――なに?」
そのレンの態度に、レイが訝しげな声を発したのを認識したが、レンは無視した。
「二つの選択肢があってどちらかを必ず選ばないといけない、って時に何を基準に決める?」
「おい、本当に大丈夫かお前?」
ディルクが、レンの様子を流石に危惧したらしい。
「私は、私自身が強く在れる道を選ぶ、けど」
レイが力強くそう答える。
「そっか、強いね、麗さんは」
レンはそう言うと、山彦邸の扉に手を掛けた。
「じゃあ。行こうか。――――現実を確かめるために」
――――――
山彦庵の応接室の匂いが、レンは好きだった。
紙とインク独特の、古書の香り。それは、知識と歴史をレンに想起させる。
「来たか。ベーベ」
部屋の中にある長椅子に腰掛けた、犬老獣人である老師ヴァルデマール・ヴィルヘルムは、黒く長く伸びたローブを纏い、レンを迎えた。
「邸に怪異が現れたらしいな。先ほど、ダリウスの僕の猫属が慌てた様子で説明にきおった。獅子属が負傷したとも聞いたが、ベーベ、お前は大丈夫か?」
犬老獣人である老師が、いつもと変わらない様子で、ゆったりとした口調でレンに問いかけてくる。
(エーベル、じゃなくて――――獅子属、か)
「意義の無い言葉遊びは、時間を浪費するだけです。老師」
緊急事態とはいえ、ここにヒトが訪れることは決してない。
老師に容認されたヒトを除けば、山彦邸には誰も近寄らない。
「遊びの意義をはき違えておるぞ、べーべ」
老師は目を閉じながら、不思議そうな声色を発する。
だが今のレンにとって、その老師の様子に作為性を感じずにはいられなかった。
(この質問ですべてが明確になる)
「老師、お聞かせ願えないでしょうか?――――――どうして、ダリウスさんの時計に“数が描かれていたこと”を知っていたんですか?」
レンが質問した時、一瞬の沈黙と、微細な緊張感をレンは感じた。
窓ガラスから日光が入り込まないため、部屋は全体的に薄暗い。
さらに、源技陣の淡い種々の光がどこか幻想的で不気味さを、醸し出している。
「―――その質問の意図が掴めぬ。ベーベ」
老師が、淡々と機械的に返答した。
「遠征の日。属性怪異を倒した後、時計に仕掛けた源技陣を通して老師は、ダリウスさんを諌めた。その時、老師は自分の質問に対して、“数と陣は相性が良い”って言っていましたけれど、どうして、それを、知ることが出来たのですか?」
レンが更に詳しく追及すると、老師は枯れ木の様な手を、自身の顎鬚に這わせ、口を開いた。
「ふむ。どうやらベーベには、ベーベなりに、何かしらの思惑があるようだな。よかろう。答えてやろうぞ。その問いに対する我の返答は―――――“ダリウスに聞いた”―――それだけだ」
今までとは異なり、力強く圧力を有した、老師の声だ。
「本当に?自分がダリウスさんに時計に描かれている模様のことを聞かれたのは、遠征に行く直前ですよ。その後の僅かな時間の中で、しかも、源技陣を仕掛けた後に、聞いたと主張するんですか?」
「そうだベーベ。遠征へと向かう道中で、我はダリウスに“通源”をおこない、それを聞いた。あの源技陣は、本来であれば声しか乗せることが出来ないものではあったが、数が描かれていることを知り、我のうつしみを発現できたのだ」
苦しい言い訳な筈なのに、老師が言葉を発するだけで説得力がある。
やはり、老師はそれ程の存在なのだ。
レンは心の中で再認識する。
「あくまで“ダリウスさんから時計に数が描かれている”と聞いたと主張するんですね、老師?」
「あぁ」
老師はそう言うと、目の前の応接机に置いてあるカップを手に取り、中身を飲んだ。
「老師、それだけは“絶対”にありえないんですよ」
「何?」
老師が片眉を上げ、訝しげにレンに聞いてくる。
僅かに開かれた瞳の奥に、朱色が視えたようにレンは錯覚した。
「だって、ダリウスさん、時計には動物を記した記号が描かれている、と思っていますから」
そう言った瞬間に、老師が纏う雰囲気がさらに、力強く、鋭いモノに変化する。
「えっ?でも、私は見たわ。ダリウスの時計って普通の時計でしょ?」
山彦庵に入って以来、黙ってレン達の話を聞いていたレイが、疑問に耐えきれなかったのか、聞いてきた。
「うん、自分らの世界ではね。でもね、文字盤に描かれているのは“獣を模した記号”だとダリウスさんに自分はそう、教えた」
「なぜそんなことをしたの?」
「エルデ・クエーレの時刻表示は十二支の獣で表されている。だけど、あの時計はローマ数字表記だ。わざわざ、自分たちの世界の、異国の文字を教えるのも意味がないと思って、獣を表していると教えた」
レンはレイの疑問に対して説明する。
「ダリウスさんは、あれを数だと認識していないのに、老師、あなたはあの記号が数を表すということをダリウスさんに聞いた、と主張するんですね」
レンは座っている老師の表情を窺う。
瞳を閉じてはいるもののまるで観察でもするかのように、顔はレンの方に向いておりピクリとも動かない。
「レン。このやり取りに何の意味があるんだ?」
「――――この世界でローマ数字のことを知っているのは、おそらく、私たち召喚されたニンゲンだけ。そもそも、ローマ数字が数を表していることを、老師はどうやって知ったっていうの?」
ディルクとレイが各々の疑問をレンに投げかけてきた。
僅かに、部屋の中が賑やかになり始めてくる。
「一度だけ。たった、一度だけ、老師がそれを知る機会はある。そして、それを考察した時に導き出される仮説が重要なんだ」
そうレンは言うと、リュックサックを手に持ち、中から水色を基調とする大学ノートを取り出した。
それを、レイとディルクに見せる。
『老師の源技能講義Ⅰ』
「何だ?その本は?見たことも無い文字?が描かれているが。」
ディルクが不思議そうにレンに聞いてきた。題名が日本語で書かれているため、彼には理解できないようだ。
「老師の、源技能講義――――“いち”」
レイが声に出してディルク達にタイトルを伝えた。
だが、その声は明らかに震えている。
まるで知ってはいけない、事実に気が付いてしまったかのように。
「一度だけ、老師の前でこの本を“見せながら”、表題を声に出したことがある。加えて、老師が、ダリウスさんがしている腕時計の文字盤を“見た”ことがあれば、この記号と数の対応付けは容易だ――――ここまで言えば解りますよね、老師?」
レンはそこまで言うと、一度大きく息を吸い、精神を落ち着かせるようにゆっくりと吐き出した。
「盲目である筈の老師。もう今はその瞳に―――光を取り戻している」
パチ………パチ………パチ
部屋の中に、今の状況に似つかわしくない拍手の音が鳴り響く。
老師の両手から発せられたそれは、まるで相手を、撫でつけるように、大きくゆったりであった。
「なるほど、事前にダリウスから時を刻む源具と聞いておったのが、仇となったか」
老師が楽しいことに出くわしたかのように、微笑みながら弾んだ声を発した。
「認めよう。ベーベ。我の視力は回復している。だが、それが、どうだというのだ。――――我の瞳に光が戻った。とても、喜ばしいことではないか」
「その“原因”がまともなら、です。老師」
レンが、老師の意見に対して、即座に切り返す。
「失明になる病気や外的要因は幾つかあります。ただ、何れも完全に神経や網膜が破壊したら、再度視力を手に入れることは、ほぼ不可能です。もちろんこちらの源技能によって再生することができるのかもしれない、けど、それならとうに治しているはずだ」
「だけど、老師は“何故か”回復し、それを隠している。治る筈のないものが回復する。これに良く似た状況を、自分たちはもう二つ、既に見ているんですよ」
「ほぅ。それは何だというのだ、べーべ」
老師が興味深そうに、レンに尋ねてきた。
「一つ目は――――アヒムさん。」
「あの蛇属がか?」
ディルクが不思議そうな声を発する。
「アヒムさんは昔の傷が原因で戦闘が出来ないと言っていた。アヒムさんが之までダリウス邸で過ごしてきた年月を考えると、このことは事実なんだろう。――――――だけど、立ち振る舞いを観察しても、そんな風には見えなかった。さっきの戦闘で自分たちに襲いかかってきた時もだ」
「確かに、そうだ」
先ほどの戦闘のことを思い出したのか、ディルクがレンに同意した。
「じゃあ。何故アヒムさんは癒えるはずの無い傷が治ったのか。自分はこう“仮定”するよ。―――――“怪異化”による効果だと」
その単語を出した瞬間に、ディルクとレイの緊張状態が一気に高まるのを、レンは背中で感じ取った。
「怪異固有の灰色の粒子。あれは他の源粒子と強く結合し、自己会合する性質を持つ。動物やヒトが怪異化させる際の具体的な工程は知らないけど、怪異は、あの源粒子を体の一点、すなわち源流から、全身に巡らせている。言い換えれば、体の中にあの粒子の網を形成しているんだ」
「―――もう少し解り易く、簡潔に説明して」
レンの説明に、レイが苦言を呈する。
「二つ目の事例の方が理解しやすいかな。あの蚯蚓、属性怪異と戦った時、高い自己修復能力に苦戦しただろ?灰色の粒子によって“傷が再生”していた。それと同じことが、ヒトを怪異化する際の副次的効果として生まれ、アヒムさんの腕や足、そして、老師の目が再生したとしたら?」
レンは駆け足で、結論への筋道を話した。
そして、再度、長椅子に座っている、前第7勲“老師”ヴァルデマール・ヴィルヘルムへと、顔を向ける。
「―――老師」
老師の体が震えだす。
抑えきれない感情が表現されたその動きは、レンの意識を惹きつけた。
憤怒か。
絶念か。
哀愁か。
レンは老師の感情を計ろうと、頭を回転させる。
いや。
これは“愉悦”だ。
「ふっ。ふはははははは!!そうか!限られた情報の中で、そこまでの仮説を構築できるか!!!ベーベ!やはり、そなたは素晴らしい!」
老師が、はしゃぐ幼児のように、大きく激しい声を上げ、レンを賞賛してきた。
「あなた、否定しないのね」
レイが、警戒心を露わにし、老師に吐き捨てる。
いつの間にかレンの隣へと移動していたレイの、指無し手袋が嵌められている右手が、グッと握りしめられ、白光の粒子が僅かに集まり出しているのが、レンに視えた。
「言い逃れようと思えば、いくらでもできよう!べーべ。そなたの論理には幾つかの仮定が存在するからな!―――だが!そなたの秀麗な仮説に対する敬意として、我は認めよう!―――――我が“怪異化”していることを!」
そう、老師が叫んだ次の瞬間、老師の瞳が見開かれ、充血した眼をレン達に見せてくる。
「エーベルさんやアルマさん達は―――どうしたんですか?」
ここに来る前に覗いた、ダリウス邸。
厨房で倒れていたエーベルも、それを介抱していたアルマや下働きの猫属も、誰もが、邸の中に存在が確かめられなかった。
「あぁ。奴らは邪魔だったのでな。――――消えてもらった。怪異化していたゆえに、“焼却”に多少手間取ったがな!」
老師が、まるで、いつも通りの日常を雑談するかのごとく、事もなげに、そう答える。
「“邪魔”でしたか」
レンがポツリと呟く。
(“焼却”ってことは、二択のうち、こっちだったか)
レンの心を暗澹とした感情が侵食していく。
「どうして!?」
「ふざけるな!!なぜそんなことを?!」
レイとディルクが、老師の非人道的な振る舞いに、怒りの声を上げた。
その怒声は応接室に拡散し窓ガラスをびりびりと震わせ、周りの源技陣から立ち上る淡い蛍光が、ユラユラと揺らめいた。
「黙れ。ニンゲンの小娘と“女帝”のイヌよ。―――我は今ベーベと話しておるのだ」
老師がその充血した真紅の眼差しを、そして、巨大な圧を放つ。
老師の感情の起伏に合わせて、灰色の粒子が僅かに漏れ出てくる。
「あぁ。怪異化は素晴らしい。我の憂いを消した。いや、それどころか更なる高みへと我を昇らせたのだ!全身に源粒子が巡るこの感覚!この充足感!」
「…………」
レンはじっと、悦に浸る老師の様子を観察する。
「どうだ。ベーベ!お前も我と同じ高みへと来るのだ!お前にはその資格がある!その頭脳、源技能、気質!何をとっても一級品だ!我の隣に立ち、我の為に生きよ!!―――そして!ベーベ!そなたと、我と、ダリウスで、この腐りきった世界を再び、創造するのだ!!」
「――――くそがっ!!仮にも、誇り高き勲者として、その地位に就いていた者の発現とは思えん!!妄言が過ぎる!!」
憤怒の中に狂気じみた殺気を放つディルクの様子は、レンを冷静にさせる。
ディルクも、レンの隣まで移動しそして、大きな灰色の両拳を構えた。
「―――老師」
「だが、その前に塵を処分しておく必要があるな。」
そう老師は言いレイとディルクの方を一瞥すると、立ち上がりこちらにゆっくりと歩いてくる。
漆黒のローブが従者のように、引きずられていた。
「っ」
レイは、右手にリカーブボウを創成し備えてはいたが、老師のその視線に僅かながら恐怖が含まれた、息を飲む。
「怪異化した勲者っ。ヤバいな」
緊張の汗を垂らしているディルクが、苦笑いを浮かべながら、そう洩らした。
「どうした。ベーベ。お仲間が我に殺されるのを、黙って見ているのか?」
老師が笑みを浮かべながら、レンを挑発し、そして年月を感じさせる皺に塗れた指先をレンの胸元へと向けた。
(指先から黒い粒子―――闇源技か)
レンの首から伸びている銀色のチェーンと、そこに通った指輪が漆黒の粒子を放ち始める。
「老師、始めに言った筈です。―――――意義の無い言葉遊びは、時間を浪費するだけだと」
レンはゆっくりと深呼吸をする。
「良いんですか?―――ダリウスさんが来てからの方が、やりやすいと思いますよ」
「っ!何を言っておるのだっ。ベーベよ!」
始めて老師が動揺を見せる。
演技ではない本当に虚を突かれた、老師のその反応だった。
老師の体全身が小刻みに震えている。
愉悦から変わった。“驚愕”だ。
「貴方の狙いは怪異化の力による、世界の支配などではない。自分やダリウスさんを怪異化させる気も毛頭ないのでしょう?」
「っどういうこと!?」
レイがリカーブボウの照準を老師へと向けたまま、声を上げる。
「“ニンゲンであるレンに自らを殺させ、その光景をダリウス・デュフナーに目撃させる”――――それが目的じゃないんですか?」
レンが、そう言った瞬間に、老師の朱色に彩られた両目は、かっと見開かれ、瞬きを忘れたかのように不動になった。
「っ!」
気が動転しているのか、言葉が迷子になったかのように、口を開いてはいるものの、言葉にはならない。
顔色はまるで水源技でも当てられたかのように、血の気を失い始める。
「――――まさか、ここまでとは」
老師が苦笑いを浮かべながら、そう呟いた。
レンはその瞬間完全に理解した。
自分が背負うべき業、を。
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