リア充になれない女子達2
「あっ加奈帰ってきた!」
「ごめんね〜お待たせ。」
「ちょっとちょっと加奈ちゃん!さっきの男の人誰〜結構かっこいいじゃん!」
「男の人って、私がぶつかっちゃった人?分かんない。」
「もったいない!こんな時こそチャンスでしょ!」
「そうだよ加奈。彼氏いない歴イコール年齢からの脱出のチャンスだったでしょ。」
「友里ちゃんまでそんな事を?えっえっどうしよう、でも名前とか聞いたことないもん。」
「あの〜すいません。さっきの子だよね。これ、落ちてたんだけど違うかな?」
「私のブレスレット…!ありがとうございます!」
「いいえ、どういたしまして。」
「(ほら、加奈ちゃん!名前名前!)」
「(無理だよ…!恥ずかしいし。)」
「(あ〜めんどくさい!あたしが聞いてやる!)」
「ところで、」
『まさかのあっちから⁉︎』
「名前とか、聞いてもいいかな?」
「あっ、加奈…です。」
「未央梨で〜す♡」
「友里です。加奈がお世話になりました。」
「あはは、仲良しだね。優樹です、よろしく。」
「よろしくお願いします…」
「あの〜〜良かったらこれから私達とご飯でも食べませんか⁇」
「えっいいの?丁度良かった、実は俺もあと2人友達と来てて。そいつらも呼んでいいかな?」
『もちろん!』
かくして、非リアにとっては雲の上の存在、合コン(と言っていいのか⁈)なるものが開催される運びとなったのであった…
続く
リア充になれない 安堂 @and0uhibari
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。リア充になれないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます