リア充になれない女子達1

人物紹介

・友里…自分で言うのも何だがイケメンである。バスケ部のキャプテンとして試合で大活躍&ファンの女の子にばかりモテモテで、男が寄り付かない。「あたしだって普通の女の子みたいに恋愛したいのに!」


・香奈…バスケ部のマネージャー。ドジっ子系女子。勉強、運動、料理、etc…あらゆる面で残念さを発揮中。「ああっまたやっちゃった…友里ちゃ〜ん!助けて〜」


・未央梨…可愛いしそこそこモテるけど、彼氏は出来ない。重度のジャニヲタだからである。「友里くんほんとにかっこいい〜さすが未央梨の王子様♡」



まとまりが無いように見えて意外と仲良しな女子3人。筆者の意見では、3人で団子になってる女子はモテない。



今回はそんなリア充になれない彼女達に運命の転機が訪れる…



「はぁっ、はぁっ、ごめん未央梨!待たせたね!」

「ううん、全然いいよ!部活お疲れ様、友里くん。あれ?加奈ちゃんは一緒じゃないの?」

「そう言えばいない!」

「お〜〜い友里ちゃん達〜待って待って〜!」

「あっあんな所に!」

「置いてきちゃってたみたいね。」


「はぁっ…ふう〜友里ちゃん、速いよぅ。全然追いつかないし、知らない犬に追いかけられるし、大変だった〜」

「ごめんごめん!待ち合わせ遅れちゃうって思ったら必死でさ、」

「さてと、今日はどこに行くんだっけ?」

「未央梨ちゃんがお洋服を見に行こうって言ってなかったかな⁇」

「そうだった!じゃ、早速行こっか!」



「や〜ん友里くんどんな服でも似合っちゃうのね〜!」

「み…未央梨…!あんたの服を買いに来たんじゃなかったの?」

「それもあるけど、私が楽しみにしてたのはこっち!ほんとイケメンね〜かっこいい!大好き!加奈ちゃーん!さっきの服も持って来て〜」


「は〜い。…きゃっ。」


ドタバタ!


「わわっごめんなさい!すいません!前見てなくて…」

「いや、大丈夫だよ。こっちこそ不注意でごめんね。怪我は無い?」

「あっ平気です!ほんとにすいませんでしたっ、それじゃ!」

「ああ、…行っちゃった。結構可愛い女の子だったなあ。」



続く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る