閑話784・『さかなにんげんのさしみ2』

おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


おいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしいおいしい。


まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。


まずい部分の方が多い。


――それはもうまずいだよォ。


「おろろ」


この生き物は外れだ、二足なのに。


二足は大体美味しいはずなのに、俺の理論が崩壊した。


それでも残すのは失礼。


――品の良さだね。


「背中のヒレがまずい」


「魚臭い」


「うぅ」


人魚じゃない。


魚人だ。


「だから足がある」


「だからまずい」


「少しだけ美味しい」


そしてまずい。


――残しちゃえば?他の生き物が食べるよ。

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