閑話776・『ゆみやれんあい2』

ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


「おとがするだけいたい」


ゆみや、いぬかれる。


えるふおとくいのぶきだ。


もりにすむし、めもいい、しゃへいぶつのあいだからいぬかれる。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


ひゅんひゅんひゅん。


――――もはや陸のウニ、あっ、栗かァ。


「いたたっっ」


きらわれたものだとしたうちをする。


こんなにもすきなのにころそうとする。


れんあいとにてる、すきなのにきずつけあう。


あ。


「すきなんだぁ」


おれのこと。


いたいいたいいたい。


すきだからきずつけあおう。


ふふふ―――あ、一方的なのは恋じゃないよ。

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