閑話740・『いみなしなし2』

おなかがなってものどがなってもえさはくるので。


りょうほうならないときはおなかがすいていないとき。


それはこまるな、ゆゆしきじたいだ、おなかがすいてなくてもくいたい。


―――我儘だなァ。


「こまる」


こまるのだがならないので。


おなかをきりさいてずるずるとないぞうをすてる、いをすてる。


するといがなくなる。


「これでおなかがなる」


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


「ほらね」


がくしゅうしたので。


これでいつでも、あれ、おなかへった。


さっきまでおなかいっぱいだったのに。


くるしいし、いたいし、おなかへるし、さいあく。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


ぐるるるるるるるるるるるる。


――駄目じゃん。


「これはだめだな」


しっぱい。


―――吐き出した内臓食べれば?

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