閑話687・『ほめるのにさけぶ2』
すこしむかつきました、えるふにかまれたのです。
おれのことがだいすきなくせしてかむなんて、ひどい、ほしにくじゃないし、なまにくだし。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい。
――――この子の声は私の卑しだ、悩みすら可愛らしい、食い殺しなぁ。
「ぎゃくにかんでみた」
うまい、さけぶし、でもかむし、うまい。
かまれたからかんだのに、どうしてそんなにさけぶのだろう。
それに、うまいし、まずいといっているわけではない、よろこぶのがふつう。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい。
―――褒めて痛いと泣くよ。
「わけわからん」
いみがわからない。
まずくないよ。
うまいよ。
―――そうかにゃあ。
「なきやめよ」
――食べ終わるまで無理だねェ。
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