閑話665・『わからないあじ2』

うまそうなものはくう、まずそうなものはくってはんだんする。


でもそれだとけっきょくくうことになる、あれ、なんかおかしいぞ。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


でもどれもくちにする―――相も変わらず狂った思考回路、んふふ。


「おいしい」


「まずい」


「ふつう」


どれがなんのにくだっけ、どれがおいしいんだっけ。


まずいがよいんだっけ、おいしいが、わからなくなる。


―――そう、わからないんだねェ。


「えっと」


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


―――――ふつうはふつう。


「あれ」


「じゃあ、まずいかおいしいかがいいものか」


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


おいしいまずいおいしいまずいおいしいまずいおいしいまずい、、、、、、、、、、ふつう。


―――――味もわからないなら、エルフにしとこうねェ。

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