閑話603・『おいしかわゆし2』

えるふがおいしいいのでえるふをたくさんよんだ。


よべばくるんだ、ばかだから、よべばくるんだ、ばかだから。


にゃあああああああああああああああああああああああああああ。


さけぶとくるんだかわいいやつら。


―――キョウの思考は単純。


単純かつ正解だねェ。


「かわいいかわいいかわいい」


『ほんとは?』


「おいしい」


かわいいんじゃない。


かわいいけどえるふ。


そうじゃないんだ、


おいしい。


びみ。


「うめぇ」


『ね』


「うめえ」


「うめえ」


「うめえ」


「おいしい」


「ぜんぶ」


『だよね、可愛いよりは?』


「おいしい」


かわいくてもはらはふくらまない。


かみくだくんだ、かおも、ぜんぶにくになる。


かんけいないもん―――賢いねェ。


「おいしいのがすき」


『んふふ』


「かわいくておいしいほうがでもいいかも」


『どうしてかなァ』


「おんなのこだもん」


あら、無茶苦茶にしたい。

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