製作の過程2

 こうして考えた物語は、だいたい七人の人を主人公にした話をこの世界観で展開しよう、というものでした。

 そして、この時点で「lost」の題は一度消えました。




 物語の題名は「世界の終わりの物語」


大きな隕石が落下する直前の、つまり地球滅亡直前の物語でした。

そして「lost」はその物語の一章となりました。

しかし、この物語はここから一歩も進まずにエタります。

二章以降を考えるのがだるくなりました。

一応二章のプロットらしきものはありましたが、文章を書くのが苦痛だったんですね。



そうしてこの物語は完結しないまま一度、閉じました。



そして僕は「魔法科高校の劣等生」にハマります。

そしてSAOしか読んでいなかった僕はラノベにのめりこみましたw

ここから僕はSFちっくな魔法、魔術モノを書こうと思い始めます。

そしてこの世界観ができていきました。




まず、魔法を学ぶ高校生の非日常的なバトルものが書きたくなります。

「魔法科」を自分なりに軽くアレンジしたような世界観ができました。


そして次に「とある」にハマります。

そこで学園都市という設定と、科学と魔術の対立構造に惹かれていきます。

(しかし科学の発展に関しては知識の未熟さゆえに嘘っぽくなってしまうので現在は断念していますが)



次に「ストブラ」にハマります。

そこで日本の一部でありながら現在の日本に存在しない本土から離れた島、という設定に惹かれ、これが学園都市と融合しました。

また、「ストブラ」によって吸血鬼にも惹かれるようになります。




そして「デュラララ」にハマりました。

このような歪んでいて複雑な人間関係を書きたいと思いました。

そして、非日常に憧れる主人公に惹かれます。



そして「さくら荘」にハマりました。

青春系の高校生活を描きたいと思い始めました。

また、魅惑の男女共同寮生活への憧れもここで確立したように思います。



そして「ジェノサイド」(これはラノベではありません)にハマりました。

ここから、未来予知、人類滅亡、特殊部隊、秘密ミッション、新人類への興味が湧きました。



そして「ワールドエンドエコノミカ」にはまりました。

月面都市という構想が湧きます。

そして「LOST」世界は地球からさらに外へと広がります。



同時期に「バディコンプレックス」「アルドノアゼロ」などのロボットアニメにはまり、昔少し読んだガンダムへの憧れが再発します。

そして、「ドウルマスターズ」で超能力者×巨大ロボ、の宇宙戦記という設定が完成しました。

そして「LOST」世界は太陽系ほぼ全域へと広がります。

後にアニメから入った「ヘヴィーオブジェクト」でこの巨大兵器に生身で立ち向かう構図にも憧れを抱きます。



そして「ギルクラ」を見てさらにハマりました。

ここでは世界観よりもキャラに愛着が湧きました。

いのり、ガイ、シュウ他……。彼らの死(消滅?)が受け入れられなかった僕は彼らを僕の妄想の世界に転生させることを考えました。

(当時の僕は「同人」という文明の利器を知りませんでした)



そして、「終わりのセラフ」で世界の崩壊、と過去編の存在に惹かれます。

そして「LOST」世界は建前上、現代の延長ということになり、

崩壊後の世界となっていきます。


崩壊する理由を考えた結果、隕石の落下に辿りつきました。



そしてここでついに旧「lost」が合流します。

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