製作の過程1
「lost」は僕が初めて書いた小説につけた題名だった気がします。
中三だったかな?
当時カゲプロの曲にハマっていて、特に好きな「透明アンサー」という曲と「ヘッドフォンアクター」という曲を聴いた日にそのままの勢いで書き連ねただけの駄文(じゃないと思いたいけど……)がすべてのはじまりでした。
そのたった2,000文字程度の文に「lost」という名前を付けたのです。
当時はカゲプロはただの曲のシリーズに過ぎないと思ってましたが……。
そして、「lost」と名を付けた文章を書き終えたとき思ったのは「短っ!」でした。
応募もクソもない、ということで、時間軸、世界観を同じくする短編集的な形で応募しようと別の話を考え始めました。
「lost」は現在の「LOST」という世界観のほんの些細な一部にすぎませんが、私にとっては始まりの物語なのです。
このころはこの世界に魔法や魔術が絡むとは欠片も思ってませんでしたw
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